山鹿市中心市街地活性化基本計画報告書

∨.中心市街地活性化の目標

●中心市街地活性化の目標は、これまでの「山鹿協同隊」における作業の中からあぶりだされた6っのテーマの目指すべき方向性を基に設定する。
●テーマは「@温泉へ行こう」「A歴史に浸ろう」「B歩きたくなるまちの交通環境をしっかり」「C八千代座から発進しよう」「D商売を考え直そう」「E暮らしを自慢しよう」の6つである。
●これら6つのテーマは次頁に示すようなそれぞれの目指すべき方向性を定め、それに基づいた施策の展開を進めることとなるが、それらの方向性を目標の全体像として示すと右図のような構造となる。

【資源の再構築】
●「温泉」と「歴史」と「八千代座」の3っは、それぞれが【資源の再構築】という大きな目標を持っている。
●「温泉」では、もう一度温泉がある喜びを再確認し、それを中心市街地の中で再構築しようというものである。
●「歴史」では、単に資料や文献の上でのものでなく、市民自らが知り、語ることで活き活きとした歴史に再構築しようというものである。
●「八千代座」では、芝居を通じた文化をもう一度市民の心の拠りどころとして再構築しようというものである。
●つまり、資源の再構築とは、山鹿の宝を市民自らが自分のものにする場として中心市街地を蘇らせようというものである。
●そして、それが基礎となって外へ発信していくこととなる。

【価値の再構築】
●「商売」と「交通」については【価値の再構築】という大きな目標を持つている。
●「商売」は、効率という価値判断から「手作りの温かさと質」という価値基準への再構築である。
●「交通」は、車中心の価値判断から「歩くことの良さ」という価値基準への再構築である。
●時代の大きな転換点の渦中にあって、将来を見据えた価値の再構築を中心市街地で実践していこうというものである。

【暮らしの再構築】
●そして、それらすべてを受けて自慢すべき【暮らしの再構築】を図ることを目標にしている。
●資源や価値の再構築は、そのすべてが中心市街地を舞台とするこれからの新しい豊かな暮らしを再構築するためのものである。
●そして、広い意味では観光客さえもこの新しく再構築される暮らしを体験しに来ることに他ならない。

■目標の全体像

【テーマ別の目指すべき方向性】

詳細はデータはここ

■中心市街地活性化構想図

詳細データはここ


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