山鹿市中心市街地活性化基本計画報告書
7.中心市街地に対する市民意識 ●本計画の策定にあたっては、ワーキンググループメンバー(山鹿協同隊)を中心として、多くの住民・商業者等の民間の関係者が自らが計画を作り上げていくというプロセスをワークショップという手法を用いながら実践した。 ●従って、基本的には今回の計画そのものが市民意識を示したものであるともいえる。 ●ワーキングの会議を進めるに際しては、より多くの市民からの意見を反映させる(より多くの住民を巻き込む)ために、1)各種団体のヒヤリング、2)高校生アンケート 、3)中心市街地活性化フォーラム及び映画「故郷」試写会の開催(参加者から「まちへの想いカード」と称した活性化に対しての意見を収集)、を行った。 ●ここでは1)、2)の結果の概略を示すこととする。 1)中心市街地活性化についての 各種団体ヒヤリング (平成10年10月〜12月) ●各団体ごとに、@中心市街地に対する問題認識、A中心市街地に対する期待(要望・アイディア・突破口)、B役割認識(自分たちにできること)についてのヒヤリングを行った【計 17団体(約250名)】。
●意見は全てカード化し、その場でKJ法的な整理を行いながら内容を確認してもらうことで、発言を記録として残し、言い残しや無責任な発言がないような方法で行った。 ●以降には「問題認識」の際に述べられた意見の概要を掲載するが、「中心市街地はど こなのか」という問題から、温泉、歴史、交通、商業などの問題について数多くの課題が述べられている。 2)中心市街地活性化についての高校生アンケート ●高校生へのヒヤリングを行う中で、次のまちづくりの担い手となる高校生の意見は非常に重要になるという認識から、山鹿市の高校(城北高校、鹿本高校、鹿本商工高校、鹿本農業高校)に通学している全校生徒に付してアンケート調査を実施し、高校生の全般的な傾向、若者ならではの斬新なアイディアなどを得た。
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