山鹿市中心市街地活性化基本計画報告書

6.関連計画における中心市街地に係わる方針

●山鹿市では平成11年を目標年次とする第6次山鹿市基本構想が平成2年11月に策定されており、「緑と光の湯トピア」を基本テーマに掲げている。


●現在は第7次基本構想の策定作業中であるので、ここでは近年策定された関連計画のうち主要なものを整理することとする。


●まず以下に各計画の趣旨告示し、その後、中心市街地に係わる各計画の方針の概略を示ず。

l)都市計画マスタープラン(平成10年9月、山鹿市)

●山鹿市が独自に定める都市計画の基本方針。

●将来のあるべき都心像、地域像を明らかにし、その実現に向けた都市整備の方針を定め、土地利用及び基盤整備を計画的に推進するための指針。

2)商業ビジョン(平成7年3月、山鹿市)

●魅力ある、個性ある個店や商店街を目指し、商業集積地別の機能、役割の明確化、整備方針など長期的展望に立った商業のあり方を示した指針。

3)都市景観形成基本計画

               (平成10年3月、山鹿市)

●山鹿らしい都市景覿を守り、育て、創り出していくための指針。


●各種まちづくり事業の相互の効果的な連携を図っていくことを念頭に置きながら、山鹿市における都市景観の形成に必要な基本事項を定め、これを総合的かつ積極的に進めていくための指針。

4)歴史的地区環境整備街路事業(歴みち事業)

               (平成8年3月、山鹿市)


●歴史を活かしたまちづくりのための地区全体の整備方針。


●貴重な歴史的資源、及び建造物等を有する地区において、歴史的市街地に特有な交通量の集中や複雑な地区内道路網のために引き起こされている交通環境、生活環境の悪化等を改善し、整備を図っていくことによって、安全で快適なうるおいあるまちづくりを実現していくと共に、地区にとって貴重な財産である歴史的、文化的ストックを保全し、積極的にまちづくりへの活用を図っていくことによって、良好かつ個性的な地区居住環境の形成、創出を目指していく事業。


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