石の百年館



石の百年館の外観写真


名 称 石の百年館
所在地 茨城県笠間市稲田4303
問合せ先 電話:0296−74−2901
入館料金 大人:300円 高・中学生:200円 小学生以下:無料
開館時間 午前10時より午後4時
休館日 月曜日(祝・祭日の場合は翌日)
 年末年始(12月28日〜1月4日)
 お盆休み(8月13日〜8月17日)
駐車場 数台 (株)タカタさんの駐車場を利用?
ご案内  石の百年館では、ここ稲田地区で取れる「稲田石」(白い花崗岩)の歴史や採掘技術を展示しています。
また、採掘に使用する道具や、鉱物の標本も数多く展示されています。
名前の由来は、稲田石を利用し有名な建物が造られてから約100年が経過したのを記念し、名付けられました。

コーナーは4つに分かれています。
調査研究コーナー
 稲田石や各種鉱物石材についての書籍を閲覧できます。
 壁面では100年に及ぶ採石の歴史を一覧できます。

資料コーナー
 石材の採掘、加工の100年間の現場写真や帳簿等が見られます。

岩石鉱物展示室
 この地区の花崗岩に含まれる鉱物や、笠間市周辺の鉱物の展示を行っています。


採掘・加工具展示室
 19世紀末から現代に至るまでの、採石・加工に利用した道具が展示されています。
 壁面には世界約32ヶ所から集められた約400種に及ぶ石材サンプルが展示されています。
 (この数は、世界一とのことです。)

 尚、資料館では約20分程の資料映像を見ることが出来ます。


 館内案内図
 館内案内図(パンフレットより)


<稲田石とは>
 稲田石とは、「笠間」で採掘・加工されている黒雲母花崗岩のことです。
笠間は国内最大の稲田石の産地で、年間約1万2千トンの石を採掘しています。
また、稲田石は笠間市稲田を中心に、東西8キロ南北6キロにわたる、通称『石切山脈』とよばれる一帯から産出されます。

石切山脈

石切山脈

採掘現場写真  稲田石(花崗岩)

稲田石採掘現場)         稲田石(花崗岩)
(共にパンフレットより)



 稲田石を利用した建物の代表的なものは、三井銀行本店(明治35年)、日本橋の橋桁(明治40年)、明治神宮、最高裁判所などが挙げられます。
そのほか、神社や墓石にも数多く使われています。
現在でも安定して供給出来る国産唯一の石材として、大型建築には使用される事が多いそうです。
また、平成10年竣工の茨城県庁舎にも多くの稲田石が使われています。

広島 平和都市記念碑  三井銀行本社

  平和都市記念碑(広島)        三井銀行本店(現さくら銀行)
(共にパンフレットより)




アクセス ドライブルートのコマ地図15番を右折し、約5キロ先を右折する。



石の百年館の銘板  資料館の様子
石の百年館の銘板               資料館の様子

鉱物の展示1  鉱物の展示2
展示されている鉱物の様子





石の家1  石の家2
展示館の裏にある石の家             左の写真の反対側




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