シモレン煉瓦窯


シモレン煉瓦窯の写真
正面から見たシモレン煉瓦窯

名 称 シモレン煉瓦窯 (重要文化財指定)
駐車場 ロイヤルホースライディングクラブの駐車場を利用 100台位
ご案内  明治のはじめ、文明開化の始まりと共に、相次いで赤煉瓦(赤レンガ)の建物が建てられました。
煉瓦増産の為、下野煉瓦製造株式会社(現:シモレン株式会社)が、ホフマン式窯(ドイツのホフマン技師が発明)を作りました。
この窯は、周囲100m高さ25mの16角形の建物で、内部は16室に区切られた輪状になっています。
窯詰,余熱,焼成,冷却,窯出の各サイクルを順次連続して行うのに効率的な形状になっています。
当時、敷地内には東窯・西窯の2つの窯がありましたが、この東窯のみ現存しています。)
昭和54年に国の重要文化財の指定を受けました。

 渡良瀬遊水地は、煉瓦の材料となる良質な粘土と川砂に恵まれ、運送に必要な水運,鉄道が完備されており、最適な立地条件を備えていました。
最盛期には、月産40万本の煉瓦が生産され、昭和46年まで現役として煉瓦を作っていました。

余 談  この窯は、「ロイヤルホース・ライディングクラブ」の施設内にあります。
つまり、この窯を見るためには、施設のゲートを入る必要があり、「入って良いのかな?」と戸惑ってしまいます。
取材時、クラブハウスでは、正装した人が大勢集まっており、煉瓦窯をバックに生バンドの演奏とディナー?が行なわれていました。
ラフなスタイルで訪れた私達は、場違いな雰囲気を感じ、写真を取り終わると、そそくさと退散してしました。
 それでも白馬を背景にした窯はとても印象的でした。

アクセス



@ ドライブルートのコマ地図7番の三国橋を渡った直後の交差点を左折する。
A 本町2丁目のT字路突き当たりを左折する。
B 国道4号線と合流する野木交差点の手前を左折する。(案内版あり)
C ロイヤルホース・ライディングクラブの中に入る。



シモレン煉瓦窯裏側の写真  乗馬クラブの白馬の写真
    裏側からみた煉瓦窯        乗馬クラブの白馬と煉瓦窯



説明看板の写真  窯の入り口の写真
                説明看板                    窯の入り口



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