


筑波線鉄道 筑波駅跡
「ドライブルートのコマ地図」7番の先に、謎の駅があります。 筑波駅と書いてあるけれど、バスとタクシーしか止まっていないし、第一線路がないぞ! 実はこれは、廃線となった筑波線鉄道の「筑波駅」跡なのです。 筑波鉄道はかつて、国鉄常磐線の土浦駅から筑波山の麓を通り、国鉄水戸線の岩瀬駅まで の間約40qを、小さなディーゼルカーが1時間15分かけてトコトコと走っていました。 関東鉄道時代は、国鉄が筑波駅まで乗入れ(上野からの直通列車があった)関東鉄道のメイ ン路線となっていた時もありました。 しかし、次第にマイカーに利用者を奪われ昭和62年3月をもって廃線となってしまいまし た。(但し、関東鉄道自体は、他の路線で現在でも活躍しています。) 現在はバスターミナルとして、第二の人生を送っています。 筑波鉄道の歴史について ・大正7年 「筑波鉄道」として開業 ・昭和20年 「常総鉄道」と合併し「常総筑波鉄道 筑波線」となる ・昭和40年 「鹿島参宮鉄道」合併し「関東鉄道 筑波線」となる ・昭和54年 合理化のため、「関東鉄道から」分離し、再び「筑波鉄道」となる ・昭和62年 廃止