上信・根子岳山スキー


1989.2.5 佐々木(単独)

 2月5日(晴れ) 上田駅から早朝6時発のJRのスキーバスに便乗する。定期バスより1時間も早いので助かる。予約していなくても欠員があれば大丈夫とのことだ。山スキーヤーも2、3人同乗した。菅平高原から見る根子岳は、8合目以上がガスの中で相当風が強そう。

 ダボス第一リフト下で準備する。リフト運転までまだ時間があり奥ダボスまで車道を歩いていくことにする。リフト脇で簡単に朝飯代わりのパンを食っていると、根子岳のガスもとれはじめ絶好のツアー日和になってきた。シールをつけて奥ダボス第一トリプルリフトの右脇に沿って登り始める。終点までくると、6、7人の山スキーヤーがリフトで上がってきた。緩やかで快適な登高で避難小屋に着く。9時45分。

 北アルプス方面も晴れあがり、連なる後立山連峰の銀屏風が輝いている。スキーヤーを乗せたヘリが根子岳往復に忙しい。早くも最初のスキーヤーが滑降してきた。すこし傾斜が増したがシール登高に影響なく頂上直下のヘリ発着陸場に着く。着陸係のおじさんが「ごくろうさん」と言ってくれる。ここから頂上へは樹林帯を5分くらいだが(11時10分着)、右寄りのほうが開けていて楽だったようだ。頂上祠の脇で腹ごしらえしながら展望に見入る。四阿山へ向けてトレースが続いており、つい行きたくなるのをグッと抑える。草津から苗場方面はまだガスに覆われており、天候回復が遅れているようだ。

 11時40分、今シーズン初の滑降に移る。雪質が良く、最終リフトまで15分で滑り終えた。物足りないので2000円の回数券を買い、奥、表、裏ダボス、シュナイダー、裏太郎と滑りまくって練習して帰った。

 【コースタイム】 (2/5) 菅平高原7:00 奥ダボススキー場最終リフト終点9:00 避難小屋9:45〜10:00 根子岳11:00〜40 奥ダボススキー場最終リフト11:55(スキー練習) 菅平高原14:20


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