越後・神楽ヶ峰〜小松原湿原〜津南スキー場山スキー


1991.4.21 吉田(幸)、佐々木
 4月21日(晴れ)  越後湯沢駅の待合室が閉鎖されてしまい、外のベンチで寝るはめに。朝一番のバスでかぐらスキー場ロープウエー乗り場へ行き、順調に中ノ芝まで上がった。天気もよく神楽ヶ峰には一時間もかからずに到着。かつて一人で来たときに、ガスで見えなかった苗場山のどっしりとした姿に見ほれる。

 シールをはずし、緩やかながらスピードの出る斜面を飛ばす。1977m峰から樹林の中を滑り、清八沢ノ頭の急登では汗をかかせられる。霧ノ塔の急斜面を難なくこなし、釜ヶ峰の気持ち良いピークに立つ。羽を広げたような鳥甲山が手招きしているようだ。

日陰山 日陰山(写真=左奥)の頂上では、スノモの集団ハイクの連中が弁当を広げているところだった。違和感を覚え、早々に出発。小松原小屋めざしながら、シラビソの森を抜ける。

 三角屋根の小松原小屋はがっちりしているが、位置がやや分かりづらい。スノモの音が気になる。ここからスキーはあまり滑らずスケーティングで進む。淡々と進んだせいか、このあたりのことは良く覚えていない。

 物見尾根との分岐からだいぶ左寄りにルートを取ったらしい。ブナ林を抜けて物見尾根との間の沢を滑り、1070m付近で尾根に上がると広い畑の雪原の向こうにスキー場のリフトが見えた。あとは、ゲレンデに合流し、あっという間にグリーンピア津南前に滑り込んだ。ホテルの送迎バスに便乗させてもらい、越後湯沢に出て、駅前の江神温泉で汗を流した。

 【コースタイム】 中ノ芝(第五ロマンスリフト終点)8:30 神楽ヶ峰9:03〜20 清八ノ頭10:10〜35 日陰山11:18〜20 小松原小屋11:35〜12:00 グリーンピアスキー場(笹葉峰)13:40 ゲレンデ下13:45


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