奥多摩・多摩川志田倉沢


1988.10.2 橋本、川添、佐々木、滝沢

 10月2日(曇りときどき雨) 前夜は奥多摩駅前のヤキトリ屋で零時すぎまで山談義で盛り上がり、駅前のビル非常階段下でビバークした。夜中に首のあたりがモゾモゾしているので手で払ってみたら5〜6センチもあるムカデだった。

 始発バスで惣岳で下車し、増水した多摩川の吊り橋を渡って志田倉沢出合へ。6時27分。結構水量があり立派な5m滝がすぐかかっている。小滝が適当に現れあきさせない。10mナメ滝を過ぎ、CSのつまった4m滝は左から巻く。大岩を見てやがてゴルジュの中の5m、3m滝を快適に通過する。源頭近く現れた10m滝(普段は涸れているというが水流あり)は岩がもろく左から慎重に越す。右岸に覆い被さるように岩尾根を見るが、ガイドにあるガリー状は詰めず、そのまま本流通しに行く。

 詰めは水をたっぷり含んだ斜面なので滑りやすい。あえぎながら登る稜線直下で川添氏が足をつる。11時45分、御前山(1405m)に着いて冷えた体にウイスキーやらおしるこの差し入れを腹に詰め込む。月夜見沢パーティーとともに境橋へ下山し、奥多摩に出て再び昨夜のヤキトリ屋で大宴会をしてしまった。

 【コースタイム】 (10/2)惣岳6:15 志田倉沢出合6:27〜55 10mナメ滝上8:07〜25 稜線10:55〜11:05 惣岳山11:27 御前山11:45〜13:55 境橋15:25


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