丹沢・四十八瀬川勘七ノ沢


1974.6.27 佐々木、山中

 6月27日(曇りのち雨) 大倉から大倉尾根末端を巻くように進み、四十八瀬川沿いの道に出る。川のせせらぎを聞き、鍋割山稜を眺めながらてくてく歩くのはなかなか気持ちが良い。二俣には神奈川県立登山訓練所がある。11時40分、腹ごしらえして河原に下り遡る。

 堰堤を一つ越えゴーロを過ぎるとF1の5m滝である。左側を快適に登れる。F2は左側を慎重にへずる。勘七堰堤を越え小滝を超えてF3・7mに取り付く。釜が青々と深さを物語り、一瞬身の引き締まる思いである。やはり左側を登る。二段のF4・10mは見た目よりは難しくなく、右側クラックに沿っていけば何のことはない。

 堰堤を五つほど越すとF5・12m。直登は難しいので右岸を高巻く。このあたりから雨が降りだしてきた。やがて小滝をかけた廊下となるが、次々と快適に越えられ楽しい。増水してきたので、途中の小沢から大倉尾根に逃げることにする。踏み跡を辿ると小草平というところに出た。15時5分。滑りやすい大倉尾根を一時間ほどで駆け下り、大倉に到着。16時30分。雨はますます激しくなった。
 
 【コースタイム】 (6/27)大倉9:45 二俣11:00〜40 F5手前12:40〜55 F5下13:05〜10 小草平15:05〜15 大倉16:30


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