■1990.1.28 高野、佐々木
1月28日(晴れ) 前夜21時に高野氏の車で和光を発つ。1時ごろに八丁沢にかかる落合橋着。すぐ下流には金山沢右俣が注ぐ。車の中で4時30分まで酒を飲んでしまい、なんとか7時30分起床。
少し上流の上落合橋から沢におりてアイゼンをはく。水流はあるが、ナメは凍っている。10m
滝は凍っているがツララ状なので、敬遠して左岸から入る氷のナメから巻く。15m、8mの氷のナメを快適に越すと、完全に氷結した2段12mに出会う。
今回の実質的な氷瀑登りはここだけで、ザイルをつけて高野氏トップで取り付く(写真)。3、4mと小滝を越すと稜線も間近に見え、左岸の枝沢には快適そうな氷床が続いていた。本流らしい左の沢に入るが70mの大ナメは雪の下。
左の尾根に上がり、そのまま稜線へ出ることにする。東岳への雪のついた岩稜には少し緊張させられた。両神山・剣ヶ峰から展望を楽しみ、落合橋へ向け下山にかかる。アイゼンははずしてしまったので、斜面をトラバースしながらの下山は怖い思いをしたところも。
斜面左下の金山沢右俣左沢は、数十m連続する手頃な氷瀑が間近に見えた。かつて高野氏が登ったそうだが、なかなか楽しめるということだ。
【コースタイム】 (1/28)落合橋8:30 上落合橋8:35〜50 2段12m下9:30〜40 東岳12:00〜25 剣ケ峰13:05〜20 落合橋14:45
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