■2003.6.22 佐々木（単独）
6月22日（曇り）
 気軽に行ける足慣らしの沢ということで熊倉沢右俣右沢を選んだ。左沢を下降することでちょっぴり充実。五日市駅７時５分発の数馬行一番バスに乗るため早起きしたおかげで、午後２時すぎには自宅に戻れた。
南郷から熊倉林道終点まで35分。二俣まではクモの巣がまとわりついてうっとおしい。右俣に入るとすぐ陸軍滝で、18ｍの落差は結構立派だ（写真）。左から巻いて陸軍滝上のナメ滝落ち口に下りる。すぐトヤド沢が左岸から流入している。
自然環境保全地域の看板があり、緑に覆われた好ましい沢となる。ちょっとしたゴルジュとなって、トイ状のナメに続く５ｍＣＳ滝は、左を残置ハーケンのシュリンゲを利用してずり上がる。Ａ０でないとちょっと厳しい。気持ちのいい10ｍのナメ滝を越えると二俣。
10ｍ滝は右から取り付き、落ち口下で水流を横切って左壁に移り、灌木に助けられながら登る。３ｍ滝を登ると、もはや詰めの様相となり、ゆるやかに浅間峠へヤブこぎもなく抜けた。
熊倉山方面へ15分ほど歩いて見当をつけ、左沢へ下降する。ナメ滝ばかりで問題ないが、右沢出合間近の４ｍ滝は立っていて、左岸からずりずりと滑り下りた。
南郷に戻ると、まさにバスが発車しようとするところで、追いかけて飛び乗った。バス停に上がるところにある食糧雑貨屋には、前に来たとき大きな猫がいたので楽しみにしていたが、残念ながら店は閉まっていた。
【コースタイム】 （6/22）南郷７:35 林道終点8:10〜25 二俣（熊倉沢右俣左沢出合）８:35 陸軍滝上８:45 10ｍ滝上９:15〜25 浅間峠９:48 熊倉沢右俣左沢下降点10:05 ４ｍ滝下10:50 林道終点11:07〜20 南郷11:50
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