2003年9月7日(日)
 
今日の朝日新聞の中で「小林慶一郎の経済早わかり 総裁選と経済政策」の記事が面白かった。自民党の総裁選が明日告示されることに関連して小泉政権の経済政策の是非が主要な争点の一つになるという訳だ。

 小林氏は、総裁選の経済政策の違いを「自由主義」対「合理主義」と表現している。小泉首相は自由主義で、亀井静香氏は合理主義ということになるのだろう。

 自由主義は市場メカニズムを重視し、合理主義は「経済運営は、合理的な計画によって科学的に実行できるはずだ」という信念とのこと。ただし、この信念そのものは、必ずしも合理的な根拠があるわけではない。これに続く小林氏の説明をそのまま引用する。

 18、19世紀の科学万能の時代に、自然科学からの類推で人間社会も科学的な手法でコントロールできるはずだ、と考えるようになった。これが起源だ。  
 
 こういった説明を聞いたのは、初めてだし、興味深い。同じ今日の朝日新聞には森永卓郎氏が「小泉さんが首相に再選されたら、来年は恐慌になると思う」とコラムに書いていた。何で経済学者は、こんなに意見のぶれが大きいんだろう。

 森永氏の著書は4年前に1冊読んだことがある。快楽は、刺激の水準変化であるという説明が面白かった。最近はテレビにもよく出ているようだ。しかし、自分としては、現在の状況を見て財政再建を重視しない経済学者は信用できない、という気持ちの方が強い。

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