イグナツ・ブリュル(1846−1907)
 没後100年にちなんで

2007年12月14日(金)
19:00開演
アクア文化ホール2階 音楽室

 
 イグナツ・ブリュル(1846-1907)はモラヴィアに生まれウィーンで活躍した作曲家、ピアニストである。15歳で作曲されたピアノ協奏曲1番は初演されるや大きな反響を得、アントン・ルビンシュタインにその才能を認められたという神童であった。ブラームス、ハンスクリックと親交があり、マーラーとも交友があった。名実共に恵まれた音楽家であったがその作品の大半がピアノのサロン小品であったこと、更にその死後ユダヤ人であったがためにナチスによって音楽の表舞台から葬られてしまったため現在ではその名を知る人は少ない。今年没後100年をむかえるブリュルのピアノソロ作品を一端ではあるが紹介してみたい。
 
三つのピアノ曲 作品11
 1ロマンツァ 2即興曲 3マズルカ
三つのピアノ曲 作品28より
 2ロマンツァ 3練習曲
三つのピアノ曲 作品34
 1マズルカ 2舟歌 3奇想曲
二つのピアノ曲 作品35
 1主題と変奏 2マズルカ
即興円舞曲 作品44−1
二つのピアノ曲 作品50
 1円舞曲 2オクターヴ練習曲
三つのピアノ曲 作品53
 1奇想的円舞曲 2メロディ 3ガヴォット
三つのピアノ曲 作品69
 1マズルカ 2マズルカ 3レントラー
輪舞 作品93−3
二つのピアノ曲 作品94
 1ゴンドレイラ 2日本風の行進曲
三つのピアノ曲 作品96より
 1舟歌とタランテラ
三つのピアノ曲 作品101
 1メヌエット 2ガヴォット 3ノヴェレッテ

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