Yosemite National Park

ヨセミテ国立公園


LAST UPDATE 2000.03.26



ヨセミテの基礎知識

  日本での人気も高く、パックツアーでもオプショナルツアーとして用意されているため、訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。サンフランシスコから車で3時間、公園近くの町に飛行場もあるため、交通アクセスは非常に良い公園です。
  公園内は,木々の緑と川や池の水の色が見事に調和して、アメリカ北部らしい景観を楽しめます。トレイルも容易なものから手強いものまで各種ありますので、体力にあわせてチャレンジしてみてください。面積302Ha、東京との1.5倍の広さのため、2、3日をかけてゆっくりと見て回りたいです。






ヨセミテに行くためには?

周辺の道路

  西側にある町MantecaからHwy.120。
  西側にある町MercedからHwy.140。
  南にある町FresnoからHwy.40。園内でHwy.40はHwy.140と交わり、ループ状になっています。
  東側を走るU.S.395からHwy.140(冬季閉鎖)。

周辺の町

  マーセド(Merced)・・・飛行機、アムトラック、長距離バス
  フレズノ(Fresno)・・・飛行機、アムトラック、長距離バス






ヨセミテの主な見どころ

ハーフドーム
Half Dome

  ヨセミテの象徴的な存在。ヨセミテを紹介する写真には必ずと言ってもいいくらい登場します。ドーム上の岩を大きな刃物でまっぷたつに切り落としたような形状で、公園内ではあらゆるところから見ることが出来ます。国立公園制度設立に多大の貢献を果たしたセオドア・ルーズベルト大統領もハーフドームの頂上まで登り、「我が人生最良の日だ。」とおっしゃったそうです。

ヨセミテフォール
Yosemite Falls

  ヨセミテを代表する観光ポイントの一つ。個人的には一番のお気に入りです。
  Upper Yosemite FallとLower Yosemite Fallに分かれており、その両者を足した滝全体の落差は世界で第3位(900m)というとても大きな滝。Lower Yosemite Fallの滝壺のすぐ傍まで舗装道路が整備されており、近づくことができます。また、上まで登って水が落ちるすぐそばまで寄れるトレイルがあります。このトレイルの途中まで(Upper Yosemite Fallを正面から見られるポイント)は行ったんですが、その先は路肩が不安定との理由で通行禁止になっていたため、確認はしてません(笑)。時間に余裕があって、体力に自信のある方は是非!

エル・キャピタン
El Capitan

  西側の入り口から公園内に入り、ヨセミテビレッジに向かうと、最初に出迎えてくれる世界最大の花崗岩の一枚岩です。そりゃーもう、でかいでかい。本当に一枚というのが信じられません。世界中のロッククライマーにとっては憧れの的で、夏になると、壁にへばりついているクライマーを多数見られるそうです。

ブライダルベールフォール
Bridalveil Fall

  水しぶきが落ちてくる様子が、花嫁がウェディングベールを身にまとっている姿に見えることから名前が付けられています。Yosemite Fallsに比べると、水量はそれほどではないのですが、滝の下に行くとやはりずぶ濡れになります(笑)。駐車場から舗装された道路がありますので、体力に自信のない方も心配ありません。

ヴァーナルフォール
Vernal Fall

  ヨセミテ公園内を流れるマーセド川沿いのトレイルを1時間ほど進むとヴァーナル滝に到着します。滝の横にある急な階段(?)を水しぶきを浴びながら登り水が落ちる傍まで寄ると、水しぶきによってできるきれいな虹を見られます。そのからさらに1時間ほどトレイルを進むとネバダ滝(Nevada Fall)があります。

インスピレーションポイント
Inspiration Point

  エルキャピタン、ハーフドームを一望できるトンネルビュー(Tunnel View)がある駐車場から山道のトレイルを1時間ほど歩くとインスピレーションポイントに到着します。ここからはエルキャピタンとハーフドーム、ブライダルベールフォールを含むヨセミテ全景を見下ろすことができます。ここから撮影されたヨセミテを紹介する写真を見られた方もいると思います。
  ヨセミテが発見される前、シェラネバダ山脈を探検していた軍隊がこの場所に到着したとき、あまりの景色の美しさに天国に到着したと勘違いし、皆で銃を地面に置き祈りを捧げたそうです。
  山道のトレイルなので少々きついですが、チャレンジしてみてください。



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