![]() JR青海駅から車で約15分、徒歩で約50分、 旧松本街道から諏訪神社の前を通り、須沢生コンの工場を過ぎると、 左側の雑木林の中に青海町指定天然記念物「須沢・水芭蕉群生地」 がある。水芭蕉は本州中部以北の高山の湿原に多く自生するサトイモ科 の多年草で、早春に純白の包葉に包まれた黄緑色の花を一斉につける。 当地の水芭蕉は、低地・温暖の影響で3月下旬に咲き始める。 花の見ごろは、4月上旬である。 低地のためか花や包は、高山の湿原のものに比べ小ぶりであるが、 雪解けと共に約1,000株の群生が咲き始める様子は、まるで一眼の絵を 見るようである。 水芭蕉は、環境の変化に敏感な植生であるから、 湿原内には立ち入らず周囲の散策路から観察しよう。 ☆☆☆☆☆ お勧め・観察時期 ☆☆☆☆☆ 冬の積雪の増減にもよるが、毎年3月下旬〜4月上旬である。 参考資料・・・・・青海町自然史博物館 発行 野紫木 洋 著 「青海町ふるさと探訪」より引用 |