2002年 3月


2002/03/27 (水)

天気 最高気温 最低気温
12.2 9.3
『おめでとうございます。』
連日の記帳ははじめてかなあ?。でも、今日は書いときましょう。
今日はtopページに紹介してある(
4/14プロフィールに引っ越しました)、第31回日本農業賞の山梨県内表彰式が午前9時から甲府のJA会館で行われました。昼から夜のニュースで報道されると、お祝いの電話やら直接いらっしゃる方で、もー大変でした。関係機関で、この賞に推薦してくれた方は「今までの功績が評価される」と言っていましたが、賞状の文面に「担い手として…」なんて書いてあるのには笑いました(70才のおじいさんがですか?)。
まあ、とりあえずおめでとうございます。

2002/03/26 (火)

天気 最高気温 最低気温
16.8 5.8
駒田さん『東雲(しののめ)流』に挑戦!

今日は、山梨県果樹園芸会モモ部の事業である、『優良農園視察』に参加した。この事業は、昨年度の果樹共進会にて表彰された方の圃場を見学させていただく事業です。今回は6ヶ所に行って来ました。その中で4ヶ所目、勝沼町東雲の駒田さん。名前を初めて知ったのですが、私の園にご夫婦で度々見学に来る人だったんです。ビックリしました。雪害によりハウスを撤去し、残った樹をそのまま育てているようです。大草をヒントに樹型改造に成功したとのことでした。駒田さんは私の父ほどのお年だと思いますが、今日の視察園園主様の中では駒田さん夫婦が一番楽しそうに仕事していましたよ。『大草流』はお年寄り(失礼)を元気にする!を確信しました。ご夫妻には大変感謝されましたが、私の方こそ大草をしのぐ“樹高の低さ”大変勉強になりました。明日からまたがんばれそうです。ありがとうございました。

2002/03/24 (日)

天気 最高気温 最低気温
14.2 2.0
試験走行(6:30〜9:00)
先日、大変ご機嫌ナナメだったSS653F、今日はバッチリ。葡萄の今年度初防除(トラサイドA乳剤200倍)、試験走行を実施しました。
葡萄園はたくさんの柱がありますね。大きい柱で棚を吊るお宅もありますが、我が家ではカラスの止まり木になるのでこれを嫌います。柱の間隔は7尺5寸(2m25cm)、愛車のプロポーションは3,170×1,330×h=1,200、柱の間をセナのように?時速2km/hの超スロースピードでさっそうと駆け抜けます。今年も抜群のコース設計が出来ているようです。


ちょっと見づらいですが、桃園は写真のような状況。明日か明後日には葯収集が出来そうです。詳しくは農家の広場で。

小野寺 浩(Ko Onodera)
3/20 大学時代の悪友『M&A』からmailが届いた。
「小野寺浩君のHPにアクセスせよ!」だった。 懐かしい名前だなあ。15年ぶり。同期生150人弱の中では、4年間、挨拶程度で会話もしたことのない人が多い。彼もその中の一人だった。自分は特に内向的でもないし、それなりに友人も多かったと思う。研究室に一緒に寝泊まりした友もいた。そんな友人でも今となればフルネームが出てこない。歳とったのかなあ?。それでも、私の中では今でも小野寺(Onodera)といったら浩(Ko)しかない!。彼はそんな学生でした。建築学科=小野寺浩みたいな感じで…。18歳の頃から本物の建築家でした。HPに行ってみたら、あのころのまま…スゴイ!!。小野寺君は学籍『ア行』。私は『ヤ行』の学籍番号133番。学生時代は北海道と九州ぐらい遠かったけど、Webのおかげで19年分の交流が出来そうです。中野君、連絡ありがとう!。


2002/03/21 (木)
春分の日

天気 最高気温 最低気温

午後突風!
21.5 3.2
愛車はご機嫌ななめ
今日は、桃の開花前最後の殺菌消毒の日。ボルドー液の散布が順調に行われるはずだった。順調でなかったのは・・・。
7時、愛車(前出:SS653F)にさっそうと乗り込んだものの「アレッ?」動かない。いろいろ原因を探りブースター引っ張って、やっと動いたから600リットル水を張ったら、またダウン。結局、なんだかんだでご機嫌を回復してくれたのが9時近く。本当に疲れました。まあ、ポジティブに考えれば、最盛期じゃなくて今でよかった。今日の反省は、点検の甘さかな?

午後は長野から 『 くにか桃園 』 ご夫妻がおみえになりました。

来月の 『 現代農業5月号 』 に、『 大草流、福島で挑戦!(連載?) 』が掲載されます。これで視察も分散していただけそうですが、今年も来園者は多そうですね。いつか、愛媛の菊池先生(農家の広場)に「矢崎さんの仕立ては “奇をてらっていない” ところがすごい。」と言われましたが、その通りかもしれません。圃場を訪れた人は省力化とはかけ離れた『苦労!』を実践していることに驚くのだと思います。ショックで翌日は仕事が手に付かない人もいるようですが、しばらくすると百姓のDNAが仕事師の本能に火を付けリピーターになるようです。
以外なのは、若い人が二の足を踏むのに対し、60代以上の人(もう止めてもいい・・・失礼)が来園するたびに若返ることです。このDNAが『勤勉な農耕民族、日本人なんだなあ』と痛感します。

でも、私は商売下手・仕事不器用な百姓です。皆さんにこそ、販売その他たくさん教えてもらいたいんですよ。今後とも、ご指導よろしくお願いします。

2002/03/18 (月)

天気 最高気温 最低気温
19.0 5.7
『タンポポ』
足下に『タンポポ』が可愛らしく咲いています。開いてから外は「3月だ!」と気づいたのか、ほとんど茎のない、首の短ーい『タンポポ』です。4月は『タンポポの絨毯(じゅうたん)』の上での作業になります。楽しみ (^。^) 。 『彼岸桜』もかなり開いてきて、周辺の景色もいよいよカラーになってきました。 『ソメイヨシノ』はチラホラと言ったところでしょうか。『ソメイヨシノ』が5分〜満開になったころ、交配用の花粉を集める作業になります。昨年より、10日以上速いペースだと感じています。作業の方は、親戚のおばちゃんの応援もあって、やっと桃のペースに追いつきました。今は、長いマラソンレースのスタートの号令を待っている気分です。

今日は、午後から加納岩果実農協さんが25名ほど視察にみえました。『天下の・・・』なんて前に付けたら、ちょっとイヤミでしょうか? 事実、山梨を代表するエリート果樹農家の集まりですけどね。畑の集積化について視察に見えたみたいですけど、ちょっと手違いで『仕立てについて』説明してしまいました。まあ、集積された農地に向いた仕立てだからいいのかなあー。山梨の大産地にはありがちですけど、実績が大きすぎて変化を好まないで来てしまったような気がします。さて、『樹を造るこだわり』 を楽しめる人が現れるでしょうか。果実を育てるのは人じゃなくて、樹なんですけど・・・。   (ちょっと辛口)

2002/03/12 (火)

天気 最高気温 最低気温
20.2 2.0
「異常気象だ!」なんて言っても、最近は毎年変な?年ですよね。
2月に高温の時期が長かったため、モモの休眠が早く開けました。 3月はどうだろうと思ったら、やっぱり暑いですね。 満開の小梅が、もう散り始めています。 4年前(平成10年)にもこんな年があって、この年は、4月5月がものすごい高温でしたが何かにつけ『史上最速』と言う文字が紙面をにぎわせましたっけ。 今年はどんな年になるんだろう? こりゃ大変だ。 2週間ぐらい前進で作業を進めないとだめかなー。 がんばろ。
そうそう、こういう年は桜も桃も、花がながーく楽しめると思いますよ。皆さん花を楽しんでください。
モモの開花予報を大幅の変更しないと・・・

2002/03/07 (木)

天気 最高気温 最低気温
13.4 2.1
ちょっぴり寒のもどり。
まあ、これくらい寒くないと・・・桜の開花が7〜10日も早く予測されています。
今日は午後から県内、一宮町から『女性果樹セミナー』を受講するお母さん達が100人も視察に来たんです。もータジタジです。一宮町と言えば過去も現在も県内屈指の大産地。そのお父さんは経験豊かな皆さん大先生なんですけど、大産地ほど新しい技術を取り入れるのは勇気のいることなんですね。まあ、お母さんたちはすごいパワーですから、今日のしどろもどろの説明?を聞いて、お父さんと協力してより良い生産方式を発見すると思います。

2002/03/02 (土)

天気 最高気温 最低気温
17.4 8.7
どーなっているんでしょう?
 このごろの陽気って? 3月下旬、4月上旬の気温だって・・・ (?_?) 。 桃は完全に休眠があけたようです。蕾もふっくらしたし、ちょっと割ってみたら既に雄しべも雌しべも形成中でした。 あー心配。心配。 平成11年もこんな年だったかなーって。今年も同じかなって予測しています。 摘蕾作業は最初からムチが入っています。
2月26日に山形から鈴木先生(農家の広場)・金田先生がお出でになりました。 鈴木先生は12月の剪定の時以来でしたね。今回はビデオ持参で、かなり長時間のロケのようでしたが、ご苦労様でした。良い取材が出来ましたか?編集が終わったら1本ください。先生のお話はずっしりと重く、とても勉強になります。 またご指導ください。
そうそう、12月に大草地区の仕立て法を支持してくださる鈴木先生、畠先生、藤島さんを迎えての剪定勉強会は私にとって夢のように楽しい一日でした。今まで個々にお会いしていた先生方が偶然一同に揃って、皆さんには失礼かもしれませんが兄弟会のようでした。私は生産者への説明で必死でしたが・・・。 いつか、一杯飲みながらゆっくり、こんな兄弟会をしたいものだと思いました。 

2002年2月 1月 2001年日誌

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