再び今では廃線となってしまった広島縣の可部線の安野駅跡を訪れました。

「花の駅」で親しまれてきたこの駅に、ここ数年多くの猫が住みつき、

「猫の駅」としても知られるようになりました。

もう廃線で汽車がやってくることはありませんが、多くの花に包まれて猫たちは健在でした。

金曜土曜と訪れたのですが、汽車が来なくても、

両日ともものすごい数のカメラマンと観光客で賑わっていました。

他にも沿線跡には桜の綺麗な駅もありました。

まだ各駅や線路などがそのまま残っているので不思議に思っていたのですが、

地元では、「太田川鉄道復活プロジェクト」(正確な名前を忘れました)みたいな活動があって、

復活の日を夢見て、まだ線路や踏切をはずさないで残してあるとのことです。

寄付金も何百万円か溜まっているようです。

一方、抜き打ちで強引に踏切を撤去するお役所などもあり、地元は騒然としているようです。

( 2004/04/02-03訪問 )


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