もう一つの日光−
宇都宮市から西に40Km に位置する(旧)日光市
日光と言えば世界文化遺産にも制定されすでに有名であるが

冬は寒く、市内にはさほど雪も降らないが凍てつくような底冷えがする
道路はなだらかな坂道で自転車はほとんど見かけない
人口は先ごろの市町村合併以前は市の制定の人口数の2万人を割っていた
工場地帯があるわけでもなく農村でもなくかといって商業の街でもなく

でもそんな日光が好き
豊かな自然が育む
空気がいい、風がいい、水がいい
そして何より
人がいい

霧降高原の一角にこんな素敵な家がある
名を「幾何楽堂」と言う
私が訪ねたときはあいにくお堂の主は留守で会うことが出来なかったが
木に彫られた「ご自由にご覧ください」
と言うお言葉に甘えて拝見してきた
国内でも珍しい扉作家・小坂氏

会わずしてお人柄がうかがえるような佇まいだった
こんな人が移り住む日光も捨てたもんじゃないと思った

そして
自らの場所を提供しこれから何やら催しが行われるらしい
詳しくはこちらからどうぞ

日光で催される伝統行事は「流鏑馬」はじめ「強飯式」「弥生祭り」・・・数多い
今、このお堂の辺りから
伝統と現代が、自然と人間が融合された
新しい風の気配を感じることが出来そうだ

そして もう一つの日光−
日光植物園」冬の間閉園していましたが4月15日に開園しました。
高山植物や湿生植物が自然の地形を利用して栽培されています。
手入れが行き届き名札も立っていますから勉強にもなります。
ゆっくり観察しながら歩くと2時間では足りないくらいです。
宇都宮よりも遅く、奥日光よりも早い野の花がたくさん見られました。
ミヤマカタバミ
アズマシャクナゲの路
アメリカミズバショウ
ヒカゲツツジ
ハルトラノオ
のどかなたたずまい
トキワイカリソウ
湿性花園
ニガイチゴ
タチツボスミレ
フデリンドウ・小さくて踏まれそうです
対岸にはお地蔵様が
ヤマブキもまだ蕾
リョクガクザクラ
サクラも見ごろです
ヒトリシズカ
ウマノアシガタ
ワラビ
エイザンスミレ
ゼンマイ
夕方、市内に向かう車は
すでに渋滞
アズマシャクナゲ
ニッコウザクラ