「藤田嗣治」展  2006/05/13
館内の「クイーンアリス・アクア」 
国立近代美術館に「藤田嗣治」展を観に行きました。

五月にしては冷たい雨の中、所要で都内に。用事は午前中に済ませ、あと一週間で終わってしまうこの企画展に駆けつけました。

パリを魅了した異邦人・レオナール藤田。
期待通り、いえ期待以上の感動でした。

このような高名な画家の個展を観る時、うなずいたり、意外性に足を止められたりそんなことはしばしばありますが、ほほ笑んだり笑ってしまったりうきうきした気持ちにさせられる、そんな感動はまれな気がします。

乳白色の裸婦から動物の寓話、戦争画と、少なくても三人の藤田を感じました。明治から昭和にかけてのパリと日本を愛し「私の体は日本で成長し、私の絵はフランスで成長した」という、まさに藤田の人生そのものです。

また、第二次世界大戦中に日本軍の指令で描いたという数点の戦争画。所有は国立近代美術館で「無期限貸与作品」となっていたのが印象的でした。

時間が許すならもう一度行きたいです。

クリンソウ  2006/05/11
奥日光千手が浜の仙人こと伊藤氏から三年前の秋に訪ねた時にクリンソウの種を頂きました。

頂いた種はフィルムケースに1/4位でしたが、今育っているのはたった10株ほどです。
年々株も大きく育ち、今年はこんなに立派な花を咲かせました。
クリンソウの名の由来にある寺の九輪には程遠くまだ一輪です。

もちろんクリンソウは千手が浜で見るに限りますが、丹精込めて管理なさっている伊藤さんが下さった種なので、是非宇都宮でも咲かせたいと思ったのです。

後一か月もしないうちに千手が浜もクリンソウを見に行く観光客で賑わうことでしょう。
私のハイキングも6月に入ってからです。
伊藤さんの茶屋でまた伊藤節を聞くことができるかもしれないので、出かける時はこの写真を持参しようと思っています。

菜種梅雨とか言われていますが、はっきりしないお天気が続きますね。そこかしこの家の庭でモッコウバラが彩を添えています。

この連休でほとんどの田んぼが田植えを終えたようです。カエルの大合唱も間もなく始まるでしょう。

右の石垣の下の緑がジャガイモ畑です。無事に収穫ができて写真でお知らせできるといいのですが。

今朝も雨音で目が覚めました。暑かったり寒かったり、体調を崩さぬように脱ぎ着のできる上着は手放せません。
雨にぬれた新緑とモッコウバラの淡い黄色が心を和ませてくれます。
−ジャンのひとりごと−
最近のかあさんのブーム
それは黒豆納豆
しかも大粒黒豆
何でもTデパートでしか買えないって
この前もいっぱい買ってきた
でも僕は苦手なんだあの匂いが
かあさんもとうさんもうまそうに食べている
毎日食べてたら
糸引いちゃうよ