飼育

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・ケース内はマツムシの環境に合わせ、ススキを配置します。もちろん長くて入らないので先端を切ります。
・餌はスズムシと変わらずナス、キュウリと市販のスズムシの餌です。ケースを登る事が出来、またジャンプ力が強くケースを飛び越えてしまう場合も
 ありますので餌の交換時は注意しましょう。逃げても焦らず、トイレットペーパーの芯やペットボトルをかぶせると、上に昇る習性で捕えられます。
 とにかく驚くとジャンプするのでゆっくり落ち着いて対処しましょう。
・水分の補給は必要です。毎日、または2日に1回は霧吹きでケースに吹き付けます。(水道水よりは浄水器を通した方が良いでしょう)
・洋室に置く場合は響いてうるさいと感じます。外に置く場合はアリの進入に注意しましょう。私の場合、昼間は部屋の中、夜はベランダに置いています。
・10月終わり〜11月初め頃にはメスが草に産卵します。枯れているほうが良いです。
 草類が少ないと産み切れない卵はケースの床に直接卵を落とし孵化出来なくなってしまいました。(床にへばり付いてしまっている)
 市販のスズムシマット(赤玉土)を少しでも敷いた方が良いかもしれません。
注意:直射日光や暑くなる場所、雨が当たる場所は避けます。

卵の管理

・春になったら1週間に1回は霧吹きで吹き付けます。

幼虫飼育の注意

・5月終わり〜6月頃には孵化します。茶色で小さい(2mm位)ので見逃さないようにチェックします。
 また小さいのでふたの隙間から逃げてしまうので孵化前にケースとふたの間に目の細かいガーゼ等を挟むと良いでしょう。
・1〜2週間に1回(未確認)脱皮するので、脱皮中はケースを揺らしたり、霧吹きを吹き付ける事は避けましょう。

Q&A

Q:何度くらいのところで飼育されてましたか?
A:エアコンの無い2階部屋に窓を少し開けて置いており、直射日光は必ず避けております。
 (ケース内は特に暑くなり、全滅の苦い経験があります)日没後にいつも鳴いています。
 温度管理はしていませんが30℃前後だと思います。

Q:スズムシマットを5cmほど敷いて、そこに川原から取ってきたススキを10〜15cm程度に切って
 根付きのモノ、そうでないものプスプス刺して草むらのようにしました。飼育環境はこんなものでよいのでしょうか?
A:スズムシマットを1cm程敷いています。スズムシは地中に産卵しますがマツムシは枯れたススキ等の中に
 産卵するので少量で良いと思います。但し、産卵の場所が不足の場合は卵をケース底に落とし孵化出来なくなってしまいました。
 (床にへばり付いて死んでいる)なので今年からスズムシマットを敷いています。
 ススキは根が無くても良いと思います。枯れた方が産卵しやすい。

Q:えさはナスとキュウリを輪切りにして、素焼きの皿に置きました。飼育環境はこんなものでよいのでしょうか?
A:餌はスズムシと同じでナス、きゅうり、にんじんにキョーリンのスズムシ、コオロギのエサをふりかけています。
 スズムシのエサはカルシウム強化配合なので共食いを防ぐと思います。なすが一番食べてくれるようです。
 きゅうりは腐りやすく、にんじんは腐りにくいです。

Q:ケースはプラスチックの中ケースなんですが、3ペア全部この中に入れてます。飼育環境はこんなものでよいのでしょうか?
A:ケースは長さ40,奥行20,高さ20位のサイズに5〜6ペア入れています。今の所それで共食い等はありません。
 それを超えるとケースを複数にするか、大きい衣装ケースに移すかを考えています。
 ・マツムシは狭いところに何ペアもいると鳴きが重なりチンチロリンとは聞こえず。響く部屋だとうるさいかも知れません。
 (野生は一箇所に固まっておらず、いろんな方向から聞こえるので、きれいに聞こえます)

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