2004年3月の日記

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耳鼻咽喉科受診
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2004年3月25日(耳鼻咽喉科受診)
前から気になっていた声のトーンをどうにかならないか病院へ行くことにした。
朝7時くらいの電車に乗って病院へ…受付時刻は8時からだが、10分ほど早く着いた。
全くの初診扱いなので、診察券を作ることになった。
初診受付に必要事項を書いた申込書を提出してしばらくすると診察券をもらえた。
耳鼻咽喉科は2階にあるらしい…階段を使って2階へ行く。
耳鼻咽喉科の受付に行くと、アンケートを渡されたが、なんと書いたらよいものか…
結局、受診理由に「声のトーンが高い」旨を書いた。
しばらく待っていると、9時ちょい前くらいから診察開始になったらしいが、なかなか呼ばれない…
自分の方が早く来たのに…と思いながらも仕方がないので待っていると、中待合室へ呼ばれた。
で、そこから待つこと5分くらいして「しゅっちさん、2番どうぞ。」と呼ばれた。

診察開始。
中学生くらいの時に声が出しにくい時期があったけど、歌とかで無理矢理声を出させられていたら、
高いままで終わってしまったこと、電話等でも女性と間違えられることなどを話す。
先生は聞く限りだと女性の声ではないと言われた。
3月8日頃手術した高校生なんかはもっと高くて、目をつぶると女性の声に聞こえたという話も教えてくれた。
で、声帯を検査するため、ファイバースコープを鼻から入れる…
胃カメラとかだと苦しいイメージがあるのだが、するすると入っていく感じで全く苦しい感じはない。
「アー」「藪の中からウサギがぴょこんと出てきました。」等いろいろ発声して声帯の状態を見るようだ。
時々咳払いをするように言われて、軽く数回咳払いをした。
途中、「OneからTenまで言って下さい。」と言われたが、前日までの疲れのためか頭が働かず、ポケッとしてしまった(汗)
他には低いド〜高いドの音階を歌うように言われたりして歌った。
大体の検査が終わったようで、ファイバースコープを抜く。
抜くときは潤滑油でも塗ってあったようでムズムズして変な感じ…
で、先生が僕の座っているイスを90度くらい回転させてモニターを見るように言われた。
ちょっと小さめの12か13インチくらいのモニターを見ると、先生がリモコンを操作している…
「あ、TOSHIBAのハードディスクレコーダーだ!」と内心叫びつつもモニターに注目。
そこには今検査した僕の声帯が映っていた。
これが声帯…こっちが前で…等々説明を受ける。声帯自体には特別異常はないらしい…
「ただ、気になるのが声帯が振動したときに出る、この泡なんだよね。」
「この泡みたいなヤツは咳払いをすると取れるから、時々咳払いをしてもらったんだ。」
「これが一部にだけ出ると(ここは忘れてしまいました^^;)なんだよね。」
など言われたが、僕には具体的にどうこうわかるわけない訳で…(笑)
自分の声帯の映像を見終わった後、別の映像を見せてもらえた。
そこには20代くらいの子が映っていて、さっき僕が検査で言った事と同じ事を言っていた。
「この人の声は普通の声でしょ?」
「はい。」
「この人はもっと低くしたいからってここに来たんだけど。」
そして、手術の映像も見せてもらうことができた。
首の所を切って中が…糸が数本見える。その状態で声を出したりしてるのには驚いた。
手術の映像を見ながら説明を受けるが、関心しまくりでよく覚えていない(笑)
とりあえず、首のしわにあわせて皮膚を5〜6cmくらい切って、甲状軟骨を切って声帯を緩めた後固定、
皮膚を縫って終わりということらしい…
それと、この人の場合は保険は利かないようだ。
「この人は、もっと低くしたくて来たから保険は利かないけど、しゅっちさんは使えます。
手術は大体10万くらいですが、高額医療の対象になるのである程度返ってきますよ。」と言われた。
「高額医療費は他の県では申請しないと駄目ですが、千葉県は申請しなくても下ります。
高額医療とホームページで検索すれば出てきますから。」とも言われた。

そしていよいよ…「で、どうしますか?手術受けますか?」と言われて、まだ悩んでいた僕は、
手術しなくてもトレーニングとかでできる話も聞いたがどうなのか等を聞いた。
先生は、発声練習とかは「僕の専門外なので具体的にはわからないけど」と前置きして、
時間がかかること、通う必要があること、必ず良くなるとは限らないこと等を教えてくれた。
また、言語指導してくれる所が千葉県内には茂原にあるが通うのに大変なので、
都内の方が現実的なこと、それでも言語訓練でやりたい場合は紹介してくれる事を約束してくれた。
少しだけだが、トレーニング方法も教えてくれた。
甲状軟骨切痕部(いわゆる喉仏のところ)を後ろに押して発声する方法だ。
実際に先生が僕の喉の所を押さえてくれて発声してみると、確かに声が低くなった。
そして、すぐに結論を出せなかった僕は、もう少し考える時間をもらえるように話した。
それから手術するとしたら仕事が休み(夏休み)に入ってからになる可能性が高い事を伝えたら、
手術する気になったら、電話でもメールでもいいので連絡下さいと言ってくれた。
手術したい1ヶ月くらい前には連絡をくれれば調整してくれるらしい…
そして、今日の診察は終わった。

診察が終わって会計窓口へ行って支払い。
特定診療費と画像診断があったためか、ちょっと高めだったが気持ちはすっきり。

病院から駅まで歩いて行って、浅草橋まで遊びに行くことにした。
今日の日記はここまで。


2004年3月31日
職場が春休みの間に親と相談して、手術を受けようと決心。
職場の方に喉の手術を受けようという旨を伝えた。
(変声障害のためとは言えず、喉の調子が悪いから…と伝えた。)
とりあえず、行事が無いときならばいいと許可が下りたので、病院に連絡することに…

連絡はメールでもよいと言われていたので、メールで連絡することにした。

都合が悪い日を伝えて、先生に手術の日時を決めてもらうことに…
(手術の予約が入ってたら困るので、お任せしたほうが…)
ついでに手術に関する疑問点などを聞くことにしてメールを送信。

あとは返事を待つだけだ…