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三浦半島(横須賀市や三浦市)は、農業の盛んな地域です。中でも三浦市は、(平成7年)生産額で大根全国1位、カボチャ3位、キャベツ5位、スイカ13位です。
 続けて作物をつくるために土がやせてきたり、病害虫の被害(ひがい)など地域全体に共通する問題にも取り組んでいます。
 農薬や、化学肥料を少なくして、良質な有機質肥料(ゆうきしつひりょう)を多く使用したり、様々
な工夫をして、新鮮(しんせん)で安全な野菜作りをめざしているそうです。
 
 1年間(1997年7月18日〜1998年7月20)三浦市上宮田での取材が終わりました。農家の人たちは、作物を天候の変化や病害虫から守りながら大事に育てていて、大変な仕事だと思いました。

 市場を見ながら収穫する時期を畑ごとに変えながら、畑を効率(こうりつ)よく使って、大根、スイカ、カボチャ、メロンをつくっていることもわかりました。暖かい三浦半島の農業の特色です。
 畑の仕事中にたずねてもこころよく教えていただきました。大根をもっていきなさいと持ちきれないほどいただいたこともありました。三浦の農家の皆様に感謝(かんしゃ)いたします。

取材開始1997年8月8日↓

マリーゴールドの花が植えられていました。花の根には、作物の根をいためる線虫をたいじするはたらきがあります。「すばらしい大根ができるよ」とおじさんが話していました。最近では、マリーゴールドは少なくなり、種をまく前に土の中に農薬をまいています。
「ネグサレセンチュウ、ネコブセンチュウ」
取材日

1997.8.8
すいかの収穫(しゅうかく)の最盛期(さいせいき)、 となりの畑は、終わっていました。
すいかに農薬をまく作業中。
すいかが終わると9月に秋キャベツを植えるそうです。  
取材日

1997.7.18
広々とした畑の一角に白い網(あみ)のシートをかぶせた畑を見つけました。強い日差しをさけるためなのか?土の温度を上げて成長をたすける?
その下には、3本ずつ芽(め)が出てきていました。三浦半島では、白首の三浦大根が有名でしたが、病気に強く、大根を土から引きぬくのが楽で、ちょっと甘い「青首大根」にかわってきて、白首のちょっとからい三浦大根は、めずらしくなってきています。
取材日

1997.9.2
畑は、同じ作物をつくり続けると病気や害虫(がいちゅう)に弱くなります。そのため夏の作物が終わると、ネコブセンチュウやネグサレセンチュウをたいじするするために農薬をトラックターで土の中にまきます。
堆肥(たいひ)が畑の上に置かれ、大根の種(たね)がまかれるのを待っていました。
取材日

1997.9.2
大根の芽が出ると網(あみ)のシートを畑にかぶせます。それは、日差しをさけるためではなく、強い雨や風から芽(め)を守るためでした。網の下には、大根がすくすくとのびてきていました。おじさんの話、「150坪(つぼ)の畑に種をまくと7000円以上かかります。種や芽が強い雨にいためられると大変です。」
12月の終わりごろ大根は収穫(しゅうかく)されます。
取材日

1997.9.1
キャベツがうえられていました。キャベツは、となりの畑の苗床(なえどこ)から持ってきて畑に植えられてい
ました。雨が降り始めるこれからが作業の始まりです。
手作業で1本ずつ植えていて大変です。最近は、機械(きかい)で植えることももできるそうですが、苗をいためないためでしょうか?
取材日

1997.9.14
暑かった夏も終わり、雨が降るようになると、畑がにぎやかになっていました。トラックターで堆肥(たいひ)を土に混ぜながら種をまくための準備(じゅんび)をしていました。おじさんの話、「大根の種は、種まき機でうねの上を転がしながらまいたり、種やさんに種を持っていき、テープ(土の中でとける)に3粒(つぶ)ずつおなじ間をあけてつけてもらって、畑にテープをはりながらまく方法も最近行われています。」、大根は、ある程度大きくなるとよく育っている1本を残し、間引きをしなくてはなりません。それは、広い畑を手作業で行うそうです。テープを使うとその作業がやりやすくなるると思いました。いろいろ工夫されていることがわかりました。 取材日

1997.9.14
9月2日に三本の大根の芽が出ていましたが、もうこんなに大きくなり
網からはみ出しそうでした。
取材日

1997.9.28
大根の芽が出ている畑や、キャベツの苗を植えた畑が多くなってきている中で、畑をたがやして、これから種をまく準備(じゅんび)をしている畑もありました。出荷時期をずらすために畑によってまく時期を変えているのでしょう。 取材日

1997.9.29
大根が強い雨や風でおれてしまうことがなくなるくらい大きくなったころ、3〜6本出ていた中から1本だけ成長の良い大根だけ残し、あとはぬいてしまいます。広い畑で大変な仕事だと思いました。 取材日

1997.9.29
キャベツを植えてまもない写真です。しおれていて、このままではかれてしまいそうです。
早く雨が降ってくれないかなと思いました。全部手で植えられていました。
取材日

1997.9.29
となりの畑は、昨日の雨でしっかり根付いて
いました。もうだいじょうぶでしょう。
取材日

1997.9.29
芽(め)が出た畑を耕耘機(こううんき)でうねを作っていました。畑のうねは、水はけを良くして土の中に空気が良く入るようにするためでしょうか。良い畑の土は空気のたくさん入ったふわふわの土です。どのように土作りをするのでしょうか? 取材日

1997.9.29
9月初旬に植えられたキャベツはこんなに大きくなっています。
これから外側の葉が巻いてキャベツのたまができていきます。
取材日

1997.9.29
一ヶ月過ぎると、畑は一面緑のジュータンに生まれ変わっていました。よく見ると、三浦の畑は、大根が多く、キャベツは、少ないことが分かります。三浦のだいこんを全国一の出荷量にして守り育てています。
取材日

1997.10.25
9月29日に植えたばかりで早く雨がふってほしいと思っていたキャベツは、一ヶ月過ぎるとこんなに大きく成長していました。
雨の少ない時期は、どのように水をやっているのでしょうか。
取材日

1997.10.25
9月2日一番最初に大根の芽(め)が出ていた畑は、収穫(しゅうかく)が終わり、その後、畑を休ませる間もなくキャベツが植(う)えられていました。 取材日

1997.12.7
となりの青首大根畑、これから年末までに出荷を待っています。青首大根は、畑の土から出ている部分が長く葉っぱの下が青くなっています。三浦大根のように、長くて大きな大根を腰(こし)を曲げて土から引きぬくのは大変つらい仕事だったでしょう。その点、この青首大根は、楽にぬくことができます。それでも大変だと思いました。 取材日

1997.12.7
10月25日の写真と同じキャベツ畑です。
9月29日ごろ苗(なえ)が植えられたキャベツは、12月末の出荷を待っています。
取材日

1997.12.25
収穫(しゅうかく)を終えた大根は、市場に出荷されるだけでなく、
漬け物(つけもの)にするために天日に干(ほ)されていました。
1月の頃まで三浦海岸の風物詩(ゆうぶつし)です。
取材日

1997.12.25
大根は、収穫(しゅうかく)された後、きれいに洗(あら)われ段ボールにつめられ明日の朝、市場に出荷されます。 取材日

1997.12.25
大根の収穫(しゅうかく)の後を見ると、大きくキャベツが育っていました。12月7日の取材の時、大根の葉を採(と)っていましたが、その時、だいこんの間にキャベツの苗を植えていたのでした。聞いてみると、「収穫(しゅうかく)の後植えると、10日出荷が遅れ、キャベツの値段(ねだん)が下がるために早く植える。これは三浦だけでないか。」ということでした。
畑を効率(こうりつ)よく利用して、収穫(しゅうかく)の時期にあわせて植えていることもわかりました。
取材日

1997.12.25
ビニールハウスに育っているのは、なんでしょうか?
取材日

1997.12.25
上のビニールハウスには、大根が育っていました。一番寒いこの季節でも、ビニールハウスの中であれば
大根が育つのですね。
三浦半島は暖(あたた)かいところですね。
取材日

1998.2.7
上の大根畑は、20日後、ビニールが取られ、大根が大きく育っていました。 取材日

1998.3.26
「三浦市農協早春キャベツ」と段ボールに書いてあります。段ボールの中に8個のキャベツが入っています。
「市場では1箱500円で段ボール代にもならない時もある。今は、800円〜900円です。」
 野菜(やさい)は、その時の出荷量で大きく値段(ねだん)が変わります。農家の人たちは、市場の値段を見て野菜の出荷時期を変えながら収穫(しゅうかく)しています。お店では、キャベツ1個230円でした。
取材日

1998.2.7
キャベツは、収穫(しゅうかく)してそのまま段ボールにつめます。外側の葉をとり、どこでキャベツを切り取るか、なれないとむずかしい作業です。こしを曲げたままの作業で大変だと思います。
大根は、洗わなくてはならないので家にもって帰ります。
取材日

1998.2.7
12月の下旬から始まった大根の収穫(しゅうかく)は、まだ、続いています。市場の値段(ねだん)も高くなっています。お店で1本160円。三浦の農家の人は、気象(きしょう)のデータを調べたり、天気のようすを見ながら、「春一番」の風がいつごろふくかを予想(よそう)します。それは、春のおとずれをつげるとともに、大根が花を咲かせる準備(じゅんび)をするからです。また、とうが立つ(花を咲かせるくきがのびる)と、花に栄養(えいよう)がとられ大根はおいしくなくなり売れなくなるからです。 取材日

1998.2.7
となりの畑は、大根の収穫(しゅうかく)が終わり、5月収穫のキャベツが植えられていました。 取材日

1998.2.7
大きくつまれた堆肥(たいひ)です。4月からは、すいかを植える準備(じゅんび)が始まります。化学肥料(かがくひりょう)でなく、有機肥料(堆肥等)を使うことで、空気がたくさん入ったふわふわして土がこえ、おいしい野菜が育ちます。 取材日

1998.3.26
かぼちゃの苗は、家の近くのビニールハウスで育てられていました。 取材日

1998.3.26
上のビニールハウスの中にかぼちゃが育っていました。 取材日

1998.3.26
畑には、ビニールハウスがところどころ見られました。 取材日

1998.3.26
キャベツを収穫(しゅうかく)していました。昨日の市場は、1箱(8個入り)1500円だったそうです。今、一番高くなっています。畑の中にビニールハウスがありカボチャが植えられていました。 取材日

1998.3.26
2月7日に植えられたキャベツが、今、収穫(しゅうかく)されていました。 取材日

1998.4.30
上のビニールハウスの中に植えられたばかりのスイカの苗です。土をビニールでおおっているのは、何のためでしょうか。
雑草(ざっそう)の生えるのをふせぐ?土の温度を上げて成長を助けてあげているのかな?
取材日

1998.4.30
キャベツの収穫(しゅうかく)が終わったばかりの畑には、5メートルほど、間を開けて、スイカのビニールハウスが作られ、その中にスイカが植えられていました。スイカの植えつけが始まりました 取材日

1998.4.30
下のビニールハウスの苗がこんなに大きくなりました。ハウスは、スイカのつるの先の方に移されていました。農家の人に聞いてみると、「今花が咲いている時期で雨にあたると、め花が受粉(じゅふん)ができなくなるからビニールでおおっている。」ということでした。梅雨(つゆ)の雨がたくさんふる今、スイカの実がたくさんつくように工夫してありました。 取材日

1998.6.18
かぼちゃの葉っぱににていますね。メロンが収穫(しゅうかく)をむかえていました。メロンは、雨や寒さに弱いので、ビニールハウスの中で育っていました。メロンの露地(ろじ)栽培(さいばい)では、日によくあたることであまくおいしくなるです。
すいかとともに三浦の名産です。収穫の後ビニールハウスを閉じて、真夏の太陽の熱によって土を消毒(しょうどく)してしています。
取材日

1998.6.18
畑一面にマリーゴールドの花が植えられていました。この花の根は、土壌線虫(どじょうせんちゅう)・・野菜の根をいためる害虫・・をたいじするはたらきがあります。農薬をできるだけ使わない工夫がなされていました。 取材日

1998.6.18
上の畑は、今一面にマリーゴールドの花が咲いていました。
最近は、手間のかからないエン麦も利用されています。
取材日

1998.7.20
スイカの収穫(しゅうかく)が始まっていました。4月30日ごろ苗を植えて、6月18日ごろ花が咲き、今から収穫期になります。 取材日

1998.7.20
スイカの実が大きくなってくるとスイカに養分がとられ、スイカの茎や葉が弱くなり病気にかかりやすくなります。病気にかからないようにするために農薬をまいています。 取材日

1998.7.20
1年間の取材を終えました。昨年スイカを植えてあった畑は
9月の大根の種まきまで休ませてありました。
取材日

1998.7.20

取材終了1998年7月20日