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蝶(ちょう)の幼虫は、種類(しゅるい)によって食べる草や木の葉がちがいます。それを、食草(しょくそう)といいます。
なぜ、幼虫は、食べる葉っぱがきまっているのでしょうか。
NHK「ふしぎ大自然」より、ちょうは、花のみつをもらって、花は花粉(かふん)をはこんで
もらって、ともにたすけあっているが、幼虫(ようちゅう)は、葉っぱを食べてしまう、草や木にとっては、やくにたつどころかやっかいな、がい虫です。そこで、草や木は、ちょうの幼虫をよせつけないようにからだに毒(どく)をもつようになり、ちょうの幼虫は、その毒(どく)をけすはたらきをからだの中にもつようになったが、それぞれのしょくぶつの毒(どく)をけすはたらきまではつくれなかったので、毒(どく)をけすことができる葉っぱだけを食べているそうです。
ほかの昆虫(こんちゅうにくらべて、ちょうは後になって地球上にあらわれてきたので、ほかの昆虫(こんちゅう)が食べないような、毒(どく)のある草や木の葉まで食べるようになったともいわれています。
まだまだ、わからない、ふしぎなことがいっぱいですね。
どんな草や木の葉を食べているのでしょうか。これから調べてみましょう。
蝶(ちょう)の名前は、調べればわかりますが、葉っぱについている幼虫は、どんな蝶(ちょう)
になるのかたのしみですね。
みかん、さんしょう、カラスザンショウの木、前田川ぞいの道路(どうろ)わきのウマノスズ
クサ、サルトリイバラのようなつるのある植物(しょくぶつ)の葉(は)の裏(うら)に卵(たまご)や幼虫(ようちゅう)を見つけました。
どんな蝶(ちょう)になるのでしょうか。?
00.5月
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カラスザンショウの木 に卵をうみに やってきたクロアゲハ。 カラスザンショウの木のみきには、トゲ があり鳥などが近よってこないのを知っ ているのでしょうか。鳥が庭に種を運ん できて自然に大きく育った木です。 この木には、モンキアゲハもやって きます。 |
カラスザンショウの木の葉 クロアゲハの幼虫 1回脱皮(だっぴ)した 幼虫 約8mm 鳥のふんににていて みつかりにくい。 拡大画像あり 1024×745 |
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モンキアゲハの幼虫 白のもようが、鳥のふんにそっくり です。 カラスザンショウの木の葉に 三匹見つけました。 この木はとげがあるため 切られてしまいました。 拡大画像あり 1024× |
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モンキアゲハは、赤い花 のみつ が大好きです。おすは、蝶道 (ちょうどう)「いつも通る道」 があり、おなじコースを回ってきます。 |
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オオバウマノスズクサ このつるのある植物は、ヤマイモの葉 ににていますが、大きい葉をしてい ます。 毒のある草であるため、この葉を食べて 大きくなる蝶(ちょう)には鳥たちは、 近づきません。 |
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上のオオバウマノスズクサの葉の裏に ジャコウアゲハの卵を見つけました。 アゲハの卵は白ですが、きれいなオレ ンジ色をしています。2こずつうみつけ てあります。 拡大画像あり 1024× |
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ウツギの花のみつをすっているジャコウアゲハ です。ジャコウアゲハにカメラを近づけてもにげ ません。どく草を食べてきた幼虫時代を鳥たち は知っていて、つかまえようとしないから でしょうか。 拡大画像有り 1024× |
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サルトリイバラの葉のうらをあけて みると、こんな幼虫がいました。 びっくりしてまるくなっています。 どんなちょうになるのでしょうか。 博物館にたずねてみます。 拡大画像有り 1024× |
寒くなってくると、さなぎで冬をこします。 |
前田川の近くでカワトンボをみつけました。どこにいるかみつけてみましょう。
カワトンボ 5月〜6月 前田川 めすと若いオスは 黄色い色をしている。 大人になると黒い色に変わる。 拡大画像有り 1024× |
名前を教えてください。図鑑で調べてみましょう。 |
隣の庭に一重と八重の花が同じ木に咲 くという珍しい山桜があります。その木は、 今、セミの楽園です。ミンミンゼミは、ミ ーンミンミンミーンと鳴くところから名がつ けられました。幼虫は、7年間も土の中 にいます。大きな写真あり 8/9 |
一番多いのがアブラゼミです。ジージージ ーという油をいる音から名付けられました。 幼虫は、7年目に土から出てきて木に登り 羽化します。大きな写真あり 8/8 8/30外はだいぶ静かになってきました。 |
くぬぎの木の虫たち
くぬぎの木の汁は、虫たちの大好物です。 大きなムカデ、スズメバチ、チョウ、クワ ガタがいました。夜、出かけた時にも見か けたムカデはくぬぎの木の主でしょうか。 もう一匹スズメバチがきたら追い出してし まいました。異種間では仲が良いのが不 思議です。8/24大きな写真あり |