彫金をされているc@rihoさんのご好意で、
頂いた甲冑リングの画像を紹介させて頂きます。(その4ですv)
c@rihoさんは、一つのワックスの塊から作品となるリングを彫り出しで原形を作り、
銀を流してリングを製作されています。


 
◆甲冑リング◆
(????)
ムカデ兜ring

前回の問題にあった謎の甲冑リング。
誰の甲冑なのか、気付いた人もいたと思います。
ワックスの時でも面頬の重なりの細かさに驚いたりしたのですが、それがシルバーになっても リアルに重なりあってるように見えるのですごいです。シャープなエッヂと見た目の重なりのバランスが ちゃんととれてないと、そういう錯角しそうにはならないだろうなあと。 
面頬の隙間を何かの先で持ち上げようとすると、澄んだ金属音がして中が覗けそうな気がしてきます。
(ビスの部分や、後ろの部分などもワックスペン製作されていると思いますが、ここまでリアルにできるものなんだと改めて感動)
複雑そうな部分もありそうな甲冑と思うのですが、それをモチーフにしたいと選べられるのは、c@rihoさんのしっかりとした技術があるからだと思います。 
指輪の装着した感じは、デザインが前面にボリュームがあるので思ったより迫力あります。 装着すると目を惹くのは間違いないです。
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◆アイテム?リング◆
(髑髏の騎士)
喚び水の腕輪

あの「喚び水の剣」のベッチー達(のパーツ)がすずなりになってる形状を、モチーフにしようと注目したc@rihoさんの着眼点には意表つかれてしまいました!! 
甲冑や烙印などのマークはアクセサリーのモチーフとして一番に思い選べるのですが、喚び水の剣のベベリット達?はアクセサリーにアレンジする場合、丸くも四角にもしようとしてもどう扱っていいのか.....というより、 作り手もそれを何かにしようと考える範疇の外になってるんじゃないかと思ってました。
作品を見せて頂いてから、「あ〜!!、そういう手があったか!」と人に思わせられる創作物って、作り手の遊び心のある粋な発想だと思うのです。 
1つ1つのパーツならシンプルかもしれませんが、結構な数があの腕輪の中に入ってると思うとc@rihoさんの職人根性には参るばかり!!。
拡大の画像を見ると、瞳孔や鼻の穴がまでも、きっちり作り込まれています。目をこらしてみると、それぞれのパーツに微妙な表情もあるのでつい興味深く見つめてしまいます。
装着図は2アングル。一見、細かいテクスチャのある腕輪にも見えますが、上のリングとは対照的に気がついた人は、きっとびっくりするでしょうね〜(笑)
しかも、どうやらc@rihoさんは、次なるバージョンも考え中とか!? 
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拡大写真........c@rihoさん曰く

「目の数55コ、口24コ、鼻22コ、
総重量55グラムの凶器ができあがりました。」