トップ

デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(2006)

メガテン・マニクロバージョンでライドウさんにはまってしまい、苦手なアクション(と言ってもアクションRPG)ゲームを始めました。
脱力する程笑えるシーンもあったし、途中までは軽い(アクション以外w)萌えゲーだと思っていたのですが(薦めた人もそんなこと言ってたし)、中盤からちょっとやられました。
人間が、モブの人なんかもすごく丁寧に描かれていたり(時が経つごとに、話すとどんどんその人の人生が見えてくるみたいな、それがまた、結構いい感じ…)、ライドウさんの上役の人も最初は「ああ、チャラチャラしてるけど実はやり手ってキャラね」くらいに思っていたら、きちんと「大人」だったり。
同時に、笑えるところも満載で、この、泣けて笑える感じって「ヘラクレス3」に通じるところがある気がする。つまり、私個人の中では超名作という認定ですねw

この後はもう萌え入り思い込みの話ですが、
メガテン3ノクターンの主人公は、もう、完全に、一方的に巻き込まれちゃったという人ですから、そりゃどういう道を選ぶのも自由にさせて欲しいでしょうな、って感じですが(大体のメガテンのキャラはそんな感じですね)、
ライドウさんは、自分で「葛葉ライドウ(十四代目)」になることを志願した人なので、自分が一介の道具であることに殉ずる潔さを持ってる。
こちらに敵対する側の気持ちがわかっても、今帝都に生きる人たちを護るためなら戦うしかないんです。
そのあたりのストイック感が切なくて、とてもよろしいですw

自力でどこまで進められるのかねえと怪しみつつ進めていましたが、なんとかエンディングが見られました。
まあ、「アクションRPG」で、RPG比率が高くて、ガチなアクション(ジャンプして叩くとか)が必要無いんでなんとかなった、って感じですね。
LV上がると力も上がるし、HP増えるし(これ大事)。
ガードしつつ(これも序盤過ぎまではちゃんと出来なかった…いや、最後まできっちりとは出来ませんでした…叩かれてから構えるなっつーの)、チクチクと叩いては、でかい攻撃が来そうになると逃げる。
回復出来る仲魔を呼んでおくこと必須(バトル中呼べるのは一人だけ。どんどん入れ替えは出来ます←これも気がついたのは中盤くらい…)。
後はもう根性だけです。
本当は、自分はかわしつつ銃で敵を足止めして、弱点を突ける仲魔を召喚して攻撃させてテンションを上げさせて合体技、というのが、こっちのダメージも少なく、美しい戦い方のようですが、ヘボはそんなんしてる余裕ないんですなあ…
こんなプレイヤーでもクリア出来るゲームにしてくれてアトラスさん、本当にありがとう。

ずっと、「もうちょっとアクションが普通に出来る人だったらなあ…」と思いながらやっていました。
別に上手くはなくていいから、クリアだけはしたい。
マリオやゼルダやトゥームレイダー3なんかは、ラスボスがどうしてもダメで人に見せてもらったり、バロックやキングダムハーツとか途中で止まったりしてますけど、別に気になってません。
でも、これだけはまったライドウさんのゲームは、出来れば自分の力で最後までやりたくて。
人生でこんなに真剣に、自分が出来ないことが悲しく口惜しかったのは生まれて初めてです。
もうちょっと他の事で口惜しがる人間だったらよかったのではとか思いましたがしょうがありませんw
とにかく終われて、神様(何の)に感謝です。

でもやっぱりゲームオーバーシーンはいつ見てもキッツイっす^^;
(説教部屋と言うらしいけど、あれは罵倒部屋ですやん…)
オロオロするライドウさん可愛いけど(コラw

05/05/09
しょーもない超力漫画(ちょっとネタバレ&マニクロも入ってます^^;)

to GAME PAGE