エスニック

特派員報告
Correspondent's Reportsイラスト

Scandinavia

第一回


そもそも私が北欧を選んだ理由は何もない。ただ何となくである。特にオーロラを見たかったわけでもなく、北の果てに行ってみないなぁ、とふと考えたからである。

 最初に着いたのはストックホルムである。「北欧」と聞いただけでめちゃめちゃ寒いところや、って思っていたんでどんだけ寒いんやらと内心恐怖していたが、以外と寒くはなかった。
 とりあえず、お金を両替した。ガイドブックで「FOREX」という両替商は割と良心的だと書いてあったのを思い出して、そこで両替することにした。実際、悪くはなかった。
 町まででの行き方をinfomationで聞いた。対応は丁寧だった。町まではバスを使った。だいたい30分ぐらいだったのではないかと思う。ちょっと自信がないが。YHに予約を取っていたのでバスを降りるとそのまま宿に直行した。毎回YHを探すのに迷子になってしまうので、今回は分かり易い場所にあり、かつ建物が変わっているところを選んだ。船が宿泊施設になっているというところである。(ストックホルムにはYHが何件かある。)そのおかげか、今回は迷うことなく順調に宿にたどり着くことができた。
 それにしても、YHってのはどうしてあんなにわかりにくいところに建っているんやろ?そうそう、町に最初に着いた感想なんだが、かなり治安が良いなと思った。私が着いたのは夜の9時過ぎなのだが、それからふらふらと町を歩き出してYHに行ったが、全然怖いという感じがしなかった。
 YHはなぜか日本人ばっかやった。4人部屋やったけど他の3人とも日本人やった。せっかくYHに泊まるんやから日本以外の国の人と同室になりたかったのに。なんや遠くまで来た感じがぜんぜんせえへんかった。それでも部屋自体はこぎれいな感じがしたし、シャワーのお湯はすぐにお湯がでたし、まぁいいかな。そう思いいつつ、寝ることにした。

一日目終了。


(Takuro.T)

Buck

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