ママコノシリヌグイ

野草のポケット図鑑を見ていて、ふき出してしまった。

小さな淡紅色の花がかわいいが、茎にトゲがたくさん有り、
名前が ママコノシリヌグイ (継子の尻拭い) というそうな。
通称 赤マンマ、そこら辺にある。

つまり、継子の尻をこれで拭いたら さぞ痛かろうなぁ・・・・・
などと、つい良からぬ想像をしてしまいそうな まるで落語みたいなネーミングに
つい、ふき出してしまったのだった。

ママコノシリヌグイ なんて名前の野草があるってことは
昔から 親が子供に意地悪する行為が有ったんだろうなぁ〜。

ところで、これより強烈な名前の よく見かける野草が ヘクソカズラである。
夏に白い小さな花を 指でもんで鼻に近づけると  ウンゲェ〜ッ ・・・・・・ ウンコの匂いだびぃ〜
ごていねいに ウンコに屁まで付けられちゃって、本人達には気の毒だ。
たぶん ウンコ好きな虫達に 受粉させてもらう魂胆でしょうから、結構 頭いいですよ、この人たち

私の一番好きな名前の野草は ヒトリシズカ だ。
五月の頃だったか 秩父の近くの大霧山に登った時
山道の脇の木洩れ陽のなかに ひっそりと 白い稲穂状の花点々と咲いていて
風流だったねぇ〜。


 
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