七社神社  北区西ケ原2丁目11−1




御祭神:伊弉諾尊、伊弉冉尊、天兒屋根命、伊斯許理度比賣命、市寸島比賣命、応神天皇、仲哀天皇
末社:神明社(天照大神)、稲荷社、菅原神社、三峯神社、熊野神社、疱瘡社

当社縁起の案内板によれば、江戸時代では七所明神社と呼ばれて、ここから南東700mほどの無量寺内にありました。
紀伊の高野山の四社明神社を勧請し、これに天照大神、春日、八幡を加えて七所としていましたが、1793年に火災で焼け記録が失われたそうです。
現在地に移ったのは明治の神仏分離によるもので、ここには一本杉神明宮と呼ばれる社がありましたが当社の移転によって地主神の神明社として摂社となり神明社(天祖神社)と呼ばれました。
神明社のご神木の杉は樹齢千年以上で旅人の目印になっていましたが、枯れたために明治44年に切られて現在は根本だけが残されています。

参道の鳥居は西ヶ原一里塚の位置にあります(将軍の日光東照宮参詣のための日光御成道の2里目)
境内の裏手に七社神社裏貝塚の遺跡があります。