山谷 熱田神社  台東区今戸2−13−6



工事中

御祭神:日本武尊、橘姫命
境内社:厳島神社(素盞鳴尊、田霧姫命、淵津姫命、市杵島姫命、倭姫命)
    稲荷神社(大物主命、豊受姫命)
 他に疫神、麻疹神、霊神を祀る祠

創建は元亀二年(1571)とされますが、「御府内寺社帳」では元鳥越と同年であると書かれているそうで、はるかに古いことになります。

元鳥越には熱田大明神、鳥越大明神、第六天の3社があり鳥越三所明神と呼ばれていました。
(鳥越神社、榊神社、参照)
当社は三味線堀付近にあったようですが(現:台東区小島1)、正保年間(1643-1647)に幕府御用地となったために、山谷村に移転することとなり、正保二年(1645)に新社殿が建立され、元鳥越の氏子とともに当地に遷座し、当地を新鳥越と呼ぶようになります。

大正12年に関東大震災で焼失し、昭和2年に区画整理によって現在地に鉄筋コンクリートによる社殿を建立して遷座しています。
現在地には地主神として厳島神社と稲荷神社があり当社の境内社となっています。