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【どうでもいい製作裏話】

これまで生きて来た中で最長と思われる何の課題も無いお休み中に
色んなコトを病院のベッドの上でしながら、ふっと思いついて描いてました。
時間があるってスゴイかも!
いや時間があったって描かない時は描かないです。
病床で一気にぐわっと描いて、おうちでなんとなく仕上げました。
いくらなんでもホワイトまで持って入院しなかったのでね。
ミリペンとコピー用紙は持って行ってました。なんという入院患者でしょう(笑)。
でも、肝心の定規を持って行ってませんでした。・・・どっか抜けてるぞ。

おうちに帰ってからケント紙とかに描き直す気力は全く無かったので
(そんなヒマがあったら来年のお年賀イラスト描きますともさ)
ちょっと薄黒い感じがしますがご勘弁くださいませ。
なんとか思いっきり手書きのセリフが読めれば本望でございます。


糸さんと真くん(見かけ真琴さん)はいつからともなくお付き合いをしている
清く正しい(そこの人、笑わないのよっ!)恋人同士な訳ですが
恋人同士と言えるのかっ!?という危うい期間も結構あったと思うのですよ。
なので本編ではあまり描かれなかったような
きっとこんな側面もふたりの日常にあったかもしれないな〜と考えるのが好きだったりします。
同人誌にも描きましたが些細な出来事にお互い違うところでドキドキしたりしてたんじゃないかしら?
と、密かに想像したりするのがとっても楽しいのですvv

本編では特に糸さんばっかりハラハラドキドキしているような気がするので
真くんにももっとヤキモキして欲しくってたまらないのですよっ!
そんなコトより真くんの秘密を守るコトでいっぱいいっぱいだったのかもしれない
と、思うのが本音だったりしますが(笑)。

さて、糸さんは連載当初は料理は出来るはず(1巻参照)だったのに
いつしかタマゴも割れないという恐ろしい不器用さんになってしまっていて
話の展開上止むを得ないにしても「あんまりじゃないっ!?」と嘆き続けております。

なので、うちの糸さんはごらんの通り編み物もできます。えへん。(笑)
誰に教わったのっ!?という疑問は置いといて(きっと悠斗兄なんだろうけど)
このくらいのコトは出来て欲しいっ!という私の願望の表れです。
私は糸まこを描く時には割と6巻辺りまでのふたりを念頭においているので
それ以降の著しい成長(肉体的にも精神的にも)を遂げるふたりは
見守るのが精一杯でとてもこのようにチャチャを入れる心の余裕はありません。
連載終了後のふたりに関しては思いっきり遊んでますが、それはそれ。
だってやっぱりくっつくのか?くっつかないのか?という状態の頃が
見ている方もわくわくしませんか?いやん、私だけ?(笑)
そんな擦れ違いの中でちょっとだけ心が通じ合うような場面を見ると
きゃ〜〜〜〜っvvv
と、撃ち抜かれてしまうのですよっ!
勿論、くっついてからのいちゃいちゃぶりもこのふたりの場合はたまりませんがね。
そうして結局いつものように【Wジュリばんざいっ!!】となってしまうのです。


長々と語ってみましたがココまでお付き合いありがとうございましたvv
珍しくこんなマンガを公開です。初めてかな??
それなりに仕上げたのも久しぶりなので面白がっていただけると嬉しいです。
では、また*^ ^*



(猫井かおる 2003.12.25)


【どうでもいい使用画材】
A4コピー用紙1枚に2ページずつなので3枚(しょぼいな〜)
○年間愛用のシャーペン(0.5HB)
COPIC MULTI LINER (黒 0.05・0.1・0.3・0.5)
Pigment Liner (黒 0.05・0.1)
HI-TEC-C (黒 0.3)
色鉛筆(銀色)
SAILOR ふでペン(中字・細字)
漫画修正インク
微細筆
消しクズが散らない消しゴム(100円均一)
CP-10 (色鉛筆&軟らかい鉛筆専用消しゴム)
先の折れた危ない30センチ定規(ちゃんとしたのもあるのよ)

いつもはマンガを描く時には付けペンを使用してます。
が、今回は病院だったのでそんなモノ持って行く気にもなりませんでした。
当たり前か(笑)。