2年後の二人


第1話


真と結婚してから二年過ぎた。
幸せなくらい仲良く過ごしている。
そんなある日・・・・・

「だーーーー!忘れてた!!!まこ!まじやばい!」
糸は黒い髪で長く伸ばしてる。今日は朝ぱっからバタバタしてたのだ。
「糸さん?どうしたの?何がやばい?」
もちろん!その声は糸のだんな様・・・・真である。
相変わらず二人は毎日忙しく役者しているのである。
真は今身長180センチ越えていた。糸は今178センチ。

「まこぉ〜!!!どうしよーーーー!!!」
「だから、何がどうしよう?」
「今日、十時頃桜丘体育館で演劇部集まるんだろーがーー!!」
「糸さん・・・今日じゃないよ。」
真は飽きれた顔してた。
「え?!だって、今日では・・・」
「カレンダー見て御覧」
真は台所に指あてると。。。確かに今日じゃなく、明日だったのだ。
「あ、本当だ・・・」
糸は安心して、ソファーに座っていた。
「ちゃんと確かめないとね。」
そういいながら、真は糸とキスした・・・・。
「まこ・・・バイト行くんだろ?遅刻するよ!」
「あ、本当だ、じゃ、着替えてくるねvvvv」
まこは隣室へ行き、糸は少し真っ赤な顔してた。
「とにかく、まこが帰ってくる前に確かめなきゃ・・・」
と、小さな声で一人で言った。
「じゃ、行ってくるよ。糸さんちゃんとお留守番しててねvvvv」
「はいはい・・・行ってらっしゃい!マコ」
「キスは?」
と、糸が急に赤くなった。
「分かったよ。・・・チュ」
「チュvvvvじゃ、行ってきます!」・・・バタン。
「ふーーーやっと言った・・・・」
糸はぐったりとしながら居間へ行った。
「着替えなきゃ・・・・」
と不安になっていた。
何故、不安なのか・・もちろん!アレが来ないのだ!!!!!
「とにかく、急いで病院へ行って・・・」
糸は着替え終わって、バック持って、鍵閉めて行った。
病院まで歩きながらドキドキしていた。
「今日、どうなんだろう・・・」
糸は不安しながら、病院までたどり着いた。
もちろん、病院は産婦人科だ!!
家から十分なのだ。
「ここか・・・・よし!行くぞ!」
病院に入ると受付の所に行った。
「あの〜初めてなんですけど・・・」
「保険証持ってますか?それと、これを記入して下さい。」
「あ、ハイ・・・」
糸はソファーに座りながら、一生懸命書いた。
「終わりました・・・これでいいんですか?」
「はい。それと尿を取って下さい。トイレはあそこにありますので、終わったらここに持って来て下さい。」
そういいながら、糸は真っ赤になった・・・・。
一分後・・・トイレから出ていき受付へ持って渡した。
「では、名前が呼ぶまでソファーで待ってて下さい。」

ソファーに座ると周りからは妊娠しているお母さんばっかりだった。
急に糸の隣から、妊婦さんが声かけて来た。
「あなた、初めて?」
「え?!は////ハイ・・・//////」
「そうなの?私今妊娠8か月なのよ。大きいでしょ?」
「大きいですね・・・初めて産むんですか?」
「いいえ、2回目よ。初めて産んだ時、すっごい痛かったわ。でも、痛みなんかすっごい忘れちゃうのよね。」
「(すごいなぁ・・・)あの、ここの病院では立ち会い出産できるんですか?」
「え!?さぁ、私分かんないけど先生に聞いてみたら?」
「そうですか・・・」
妊婦さんと話している内に看護婦さんから呼ばれた。
「成田さーん!成田糸さーん!」
「は・・はい!それじゃ、失礼します・・。」
「緊張しないでリラックスしてね!」
「ハイ。有り難うございます。」
診察室にて・・・
「成田さんですね?」
女の先生だった。
「ハイ」
「初めてですね・・今からいろいろ検査しますので、向こうへ行って下さい。」
「あ・・ハイ。」
「こちらへどうぞ。」

ーーーーーー二十分後ーーーーーーーー
糸はドキドキしながら、先生の結果を待っていた。
ついにーーー!!
「おめでとうございます。」
「え!?/////]
「妊娠三か月入った所ですね。ここで、産みますか?できれば2週間前後、だんなさんと一緒に来て下さい。」
「あ・・・はい・・先生有り難うございました。」
先生はにっこりしながら、
「お大事に」
と失礼した。

病院から出て家へ帰る中、糸は嬉しく泣いていた。
「やった・・・やったぞぉーーーーーーー!!!マコ驚くだろうなぁ・・・」

ーーーー夕方ーーーー
「ただいま〜!糸さーん!?」
まこはアレ?と気付き始めた。
「おかしいなぁ、いつもなら玄関に来るのに・・・」
トボトボと歩きながら、居間へ行った。
「まこ!お帰り〜〜〜〜〜vvvvvv]
「わ〜〜〜〜〜!?」
急に糸がまこにぎゅっと抱き締めていた。
「ど・・どうしたの?糸さん・・」
「ま・こ・・聞いて!」
二人は落ち着いてソファーに座った。
「どうしたの?何かいいことあった?」
「うん!」
「じゃ、何!?教えてよ!」
「実はさ、赤ちゃんで・き・たvvvvv」

まこの反応は!?
次回お楽しみに!