―――――もう飲めない・・・・・・


白い粘ついた液体を口に頬張っていた糸の目から、つぅーーーと涙がこぼれた。
























―――――だめ 全部飲んで 



絶対に抗えない  甘く

愛しい声が耳に刺さる。





―――――どうして逆らえないのか?


―――――そんなことは わからない



それくらいに糸は真のことが好きだった。

それくらいに糸は真のことを欲していた。






真は、糸が満足するどころか、「もうやめて」と心とは裏腹に叫びたくなる程にいつも存分に愛してくれていた。


それは体の繋がりと肌への快楽を与えてくれることは勿論

心までも満たしてくれる程に行き届いた愛撫による性の営みであった。



だからこそ、この日の糸は真が望む通りに彼のペニスをくわえ、彼の絶頂を促したのだ。





だが。



彼の全てを体で受け入れることは出来ても
彼から溢れた愛液の全てを口で受け止めることは想像を越える体験だった。


絶頂を迎える前の少しずつ噴き出される程度の量なら、糸にも飲み込み続けることが出来た。


これまでに味わったことの無い不思議な感触と味に戸惑いながらも
これまで知らなかった真の一部を受け入れる自分に酔っていたのかもしれない。


そんな糸に浴びせられた絶頂に達した真の精液は、半端な量では無かった。



糸の予想を越える量が、その発射を構えていた小さな口の中に一気に放出されたのだ。

覚悟は出来ていたが、一気に飲み込んでしまうことはどう考えても不可能に近かった。


口の中の異物をどうしていいのかわからない糸からは、堪えきれずに涙が溢れる。

糸の口の中で絶頂を迎えた真は、気持ち良くなりながらも糸にそっと目を配る。





しばらくの間、涙目で堪え続ける糸をいとおしく見つめた後、



―――――もういいよ


と糸の口から自分をぐっと引き抜いた。


それと同時に、飲み込みきれなかった白い液体が糸の口からどばっと溢れ出した。



「・・・・・・ぁふぅっ・・・・・・」


涙を流しながら白い粘った液で顔を汚し口から吐き出し流す糸は

これまで真が見つめ続けて来たどんな糸とも異なる雰囲気をかもし出していた。



真の一度はしなった筈の肉棒に、改めて新たな力がみなぎり始める。



今の糸を自分が支配しているという実感と快感を感じ続けていたいという欲求が

新たに真の中に生まれ始めていたのかもしれなかった。



「あ・・・・・ぁふっ・・・・・・・」



真から吐き出されたモノを飲み込みきれなかった罪悪感からか

糸は再び真のさっきより小さくなったペニスをもう一度くわえ込んだ。


糸の思いがけない嬉しい行動に真の欲求が新たに大きく膨れ上がる。



「全部飲み込めるまで何度でも・・・・・」



「・・・・・いいね・・・?・・・」




真の言葉が静かに確かに呪文のように糸の脳内に沈み込む。




「・・・・・うん・・・・・」



何度も何度も繰り返し真から噴射される白い液に侵される糸の顔は

いつしかその生温い液体に快感を覚えながら、これまでとは全く違う快楽に溺れつつあった。





―――――――何度でも





―――――――いつまでも





―――――――真に求め続けられる限り





―――――――真が求め続けてくれる限り
















真は自分のまだ濡れているペニスを糸の胸に這わせた。
白い粘った液体が、生温く糸の乳房をてからせて行く。
自分の体液で濡れて光る、赤く立ち上がった乳首を軽くペニスの先で触れてみると
・・・・・・びくんっ!
と糸の体が反応して小さくのけぞった。



糸の体の全てが真に侵され続けて行く・・・・・・。




















<えき>



















===== あとがき ======


毎度ご来訪ありがとうございます。管理人です<(_ _)>


ど〜〜しても書きたかったらしい、糸さん渾身のリッ○サービスですな。
↑ちっとは遠慮して説明せんかい(汗)。

何の設定も状況説明も体位の紹介(←お?)も、ありません。

ご自由に想像妄想で肉付けてやってください(笑)。


私は自分の読めない漢字は使わないので、
非常にひらがなの多い幼稚なエロ文章になっております。
(だってエロ語は難しくて、フリ仮名がないと読めないもんっ!←お馬鹿な威張っぷり)
ソコを補うように精一杯のエロ表現で頑張って行くつもりですので、
許せる方だけお付き合いください。

・・・・・・マンネリについては広いお心で受け止めてやってくださいませ。



糸さんのお誕生日記念がこんな話ですみません。

そんなつもりは無かったのですが、即行で書けたので出しました。


ごめんなさい、糸さん。

お誕生日おめでとう。



(2005.07.23)