2003年 Wednesdays 航海記

2003年3月のシーズンインからの活動記録です。最新情報がトップに掲載されています。過去情報は下にスクロールして下さい。最終更新2003.10.29

12月6日 番外編・・昔の3人娘????

北野町で開かれた須磨ヨットクラブクリスマスパーティーはシアトルヨットクラブを見習って、年に一度の正装のパーティーなのです。
上の写真の3人のおばさ・・おっと、3人のおねえさんたちは、いつものヨットハーバーではちょっとお目にかかれない姿形で登場しました。
右からセントエルモ川添夫人、ノープロブレム松本夫人、そして我らが、アネロン洋子でした。

12月7日 岩屋の一寿司(いちずし)のへんこつ大将

12月6日、神戸北野でおしゃれな須磨ヨットクラブクリスマスパーティーがありました。
夜10時くらいにお開きになったのですが、写真のヤマケンさん、そのまま酔った勢いで2軒、3軒とはしごして、翌朝二日酔いを物ともせず2時間のセーリングの末やってきたのがここ、岩屋の一寿司(いちずし)さんです。御機嫌の熱燗でむかい酒中の氏です。
岩屋港から徒歩2分のこのお店、昔は須磨ヨットクラブの連中のたまり場だったそうです。採れたてのさざえやあなごでにぎってくれます。
お値段は超破格の安値です。ただし、へんこつ大将の機嫌を損ねないようにしてください。

セーリングの方は、今日から吹き出した本格的な西風(10m/s〜12m/s)に、行きはかなりきつかったのですが、帰りは50分くらいで須磨に到着してしまいました。

        

     帰りのしんどいヘルムス担当 矢木氏      NTT西日本勢とケンサン、手前はアネロン洋子でした。

おそらく、2003年最後の航海が淡路岩屋のデイクルーズです。

今年もwednesdaysやupwindでよく遊びました。家内もバースお隣のファンタジアンの見習いクルーとして一年間大いに楽しませていただきました。
2004年も一生懸命遊びます。2004年航海記を御期待下さい。

10月29日 今年3度目の上架です。

完璧に仕上がったペラとシャフト

田尻クルーズの前に今年2回目の上架をしました。
クルージング中の機走スピードは、目的地までの時間を考えるたいへん重要な要素です。
春から掃除をしていないので、上げてみるとペラとシャフト一面に約2cmの厚みの「フジツボコーティング」が施されていました。
どうりでエンジンの回転を上げてもいっこうに進まないはずです。
とりあえず、10月11日はその「フジツボコーティング」をとるだけとって田尻に出かけた訳です。
そのままにはできないので、今回10月の26日、船底塗装をかねて気合いをいれて、ペラクリン塗りを行いました。
どれくらい気合いを入れたのかは、ヘミングウェイトレスに聞いてみて下さい。
26日にプライマーを二度塗り(5時間以上あけて)27日、28日と2日に分けてバイオクリンDX塗料だけを塗りにわざわざハーバーに出かけました。お昼の貴重な休憩時間をWednesdaysの為にフイにしたのですからせめて半年ぐらいはペラクリンの威力を発揮してほしいものです。次に上架した時に『おー』と驚くことが出来るでしょうか。楽しみです。
「我が艇ではこのように塗って、これぐらい効いてます」というペラクリンの達人がいらっしゃいましたら、どうか秘技を御伝授ください。Wednesdaysのぺラ担当へミングウェイトレスが連絡をお待ちしています。

いねむり慎太郎も参加した今年3回目の上架塗装も無事終わり、まずまずの出来映えで10月29日に下架しました。

今回はロック産業の岩田氏からフジツボの根っこの除去方法も教わりました。少しずつですが、夫婦そろって「船底の達人」になれるよう頑張りたいと思います・・・。








10月12日 大阪田尻漁港へ

10月11日からの3連休、12日以外の海上は大荒れの天候でした。ラッキーにもWednesdaysはその12日に往復30マイルのデイクルーズに出掛けました。行き先の田尻漁港はマリーナと漁港が仲良く共存するモデルケースとして全国的にも有名です。同じく漁港とハーバーが隣接するわれわれ須磨ヨットハーバーは漁協とは残念ながら不仲です。介在する行政の神戸市の存在が問題を根深くしているような気がします。

さてさて、Wedesdaysは前日から和歌山マリーナシティーヨットクラブを公式訪問した須磨ヨットクラブの5艇とはここ田尻で合流しました。田尻ヨットクラブとの交流は今回で2度目となります。新鮮な魚介類のバーベキューの提供などすばらしい田尻YCのみなさまのホスピタリティーに感謝します。

  

            CAY-HOのますおさんは朝から「へべれけ」です。        1人前¥2500のバーベキューセットです。これに穴子のテンプラが付きます。

少人数のWednesdaysではめずらしく10名の大人数のクルーズになりました。

9月28日 須磨北ハーバーでマグロと三田牛のバーベキュー

       

9月最終週は艇の整備予定でしたが、ディンギー仲間の中村さんのマグロに誘われて北ハーバーに漁りに来ているところです。マグロ好きの慎太郎は胸焼けするほど「とろ」を平らげて満足げです。市場価格10万円強の大量のマグロを50人ほどで一気に食べてしまいました。それにしてもマーブルの幸せ太りのおなかが気になるところです。

8月15日16日17日 念願の南四国、牟岐大島へ


「とど」が寝ているようですが、wadnesdaysのno.2クルー「水夫」がクルージング中のヘルムを交代しちょっと眠ってしまったところのワンショットです。今年の8月は異常気象のオンパレードで恒例となりました「お盆クルージング」も終始涼しい航海となりました。3日間で160マイルくらい走りました。須磨-椿泊-牟岐-日和佐-沼島-須磨と大平洋を満喫してきました。特に牟岐大島の入り江は感動もので「来年はここだけ来よう!」とクルージング嫌いの慎太郎が気に入ってしまいました。今回の夏クルージングは第6回目になります。4人と1匹の珍道中でしたが、それぞれ仕事の分担が明確になり艇長の私としましては気楽に大平洋に出かけれるようになったのがなによりうれしいです。

   

マックも眠っています。彼にとってはクルージングはある意味「修行」のようなものです。当然「いねむり慎太郎」はzzzz・・・・・。



7月27日 子供達と淡路島鵜崎の海水浴に行ってきました。

 

 7月27日になってもいまだ梅雨明け宣言の出ない冷夏の2003年ですが、この日はやっと「夏が来た!」という感じの天候でした。息子の中学のバスケット部の同級生6人がやって来ました。「クラブ引退のおつかれさまクルージング」とでも言いましょうか、須磨を出港してから淡路島の岩屋沖までわいわいがやがや、目的地の海水浴場沖に錨泊して泳ぎだしてからもわいわいがやがや、とにかく楽しい一日でした。岩屋沖はクラゲが異常発生していまして、泳いでいる途中で噛まれたとか、海草のぬるぬるが「きしょい」とか、今の中学生たちは自然にふれる機会が我々に比べて格段に少なくなって来ている事を実感しました。この日の明石海峡の潮流は最強時4.1kntとかなり強かったので、海峡に近いこの海水浴場も潮の流れが強く、全員が浜から艇に乗り込もうと泳いで来た時に、危うく流されそうになりました。近所の海水浴場経営の漁師さんがあわてて漁船を出してくれましたがwednesdaysの救出が一足早く大事にはいたりませんでした。子供達は潮の流れと自然の力の大きさを実感してくれたと思います。(岩屋の漁師さんすみませんでした。)


鴨のが〜子

6月の中ごろから須磨ヨットハーバー内に居着いた鴨の「が〜子」(か「が〜坊」)は7月の下旬になる今でもwednesdaysの桟橋のあたりをうろうろしています。パンくずを見せるとまるで犬のように、があ〜があ〜鳴きながら寄って来ます。お昼ごはんのサンドイッチの残りをヘミングウェイトレスの手からダイレクトに食べています。こんなに人に慣れているのは誰かにペットとしてかわいがられていたからなのでしょうか。そのうち神戸市から須磨区の住民票が送られてくるのではと、楽しみにしているところです。


6月29日 リューマのウインチ分解はゲームMYST並みの難易度のなのです。

 5月、6月とJ/24のレース活動が忙しく、wednesdaysのメンテナンスが溜まりに溜まって6月29日は一挙にメンテナンスを行いました。主な項目はボトムとハルの掃除と給配水管のチェック、そしてスターボ側のプライマリーウインチの分解掃除でした。ハリヤードウインチは調子よくカリカリ廻るのですが、プライマリーの方は少し廻すのに抵抗を感じるのです。まず、岡崎造船から取り寄せたウインチの分解図をよく頭に入れてから分解掃除にかかりました。パーツに分けると30ヶくらいになるのですが掃除が終わってグリスを塗っていざ組み立てるとなると難解パズルとよく似た部分がありました。それはそれでパズル解きを夫婦で楽しんだわけですが、緊張のひとときでした。私達夫婦はパソコンゲームは興味ありませんが、唯一はまっているゲームがあります。ミスト、リブン、エグザイルと3作続いているUSA製のゲームです。ウインチ分解組み立てはまさにこのゲーム感覚で楽しみました。



はい、みなさんこれ見て下さい。

ペラに異物が付着していますね。これ全部海中生物です。ボトムにはそれほど付着していないのですが、ペラとシャフトにはいっぱい生物が付いてきます。ペラとシャフトは真鍮製でして表面に塗装する塗料がT社の「ペラ○リン」という代物です。半年で生物がいっぱい育つように作られているのか、それともヘミングウェイトレスの塗り方が悪いのか、とにかく機走時のスピードに関わる問題ですので念入りに掃除をしました。


4月13日 岩屋の林屋はやたら若者客が多いのです。

                 岩屋港 波の入る岸壁に四苦八苦で舫いも終わって記念撮影

今日のゲストはヘミングウェイトレスがいつもお世話になっているファンタジアンの橋本夫人と次男のソウクンと長女のサキチャン。9:30須磨出港。最初は微風でジブ、メインも全開。塩屋沖で西のブローが強くなりジブをファーリング。機走で11:30岩屋着。いつもの舫う場所が漁船でいっぱいなので連絡船マリーンブリッジの桟橋北側の岸壁へ。連絡船の入出港のときは大きな波がはいるのであんまり良い場所ではありません。さっそく地元漁師が通う寿司屋「林屋」へ予約の連絡をしますがすでに予約いっぱい。しかたなく昼食を求めて岩屋のまちなかにぞろぞろ繰り出しました。が、当初の目的の「林屋」が諦めきれず「お持ち帰り」の注文をしてヨットで食べることにしました。ここ林屋はグルメ情報誌に最近よく掲載されているので若いお客様でいっぱいでした。にぎりができるのが12:30ということなので徒歩15分の「鳥山展望台」まで食前の運動。途中「渡哲也」の生家あとをたずねたり(生家は今は存在しない)たのしいひとときでした。13:00には艇に帰り一人前1260円のにぎり盛り合わせに舌鼓を打ちました。

  

          林屋 魚屋店前で「焼きあなご」も買いました        鳥山展望台で 桜が散りはじめ

3月23日 今日は寝てません!!

いねむり慎太郎も本格始動???。

父親と二人で須磨 - 海釣り公園 - 神戸空港 - 神戸港 - 帰港

のショートハンドリングコース。途中大阪の練習用帆船「あこがれ」の見学もしました。

やっぱり彼は出入港の時だけ起きているふりをしていましたが、大半はいねむり慎太郎でした。いねむりには訳があります。船酔い体質の彼は出港前に必ず「アネロン・ニスキャップ」を服用するのです。そうしますとみごとに出航後1時間で眠たくなるようです。5時間くらいして目覚めるとその日のデイクルーズは終わってしまっているのです。

いつも眠っている慎太郎ですが、彼も中学3年生になりました。身長は175cmに達し父親を抜く勢いです。そろそろ親の子離れ、子の親離れの時期が近付いてきました。この先いつまで両親と一緒にヨットハーバーに来てくれるかわかりませんが、「ヨット」というものが彼の生活の一部分になるような人生を送ってもらいたいものです。

3月2日 オイルチェンジャーが調子悪いのです!!

本格的始動を前に朝から艇内の掃除と整備にかかりっきり。特にエンジンオイルの交換は3回目なのに、日頃やり慣れていないので整備マニュアルをみながら四苦八苦。オイルチェンジャーの調子が悪くヒューズを交換したりの大苦戦でした。

 1997年の舵誌のヤンマー2GMの整備のページを参考にしました。

 オイル交換は何とか完了。エレメントも交換せなあかん・・・・。

 と、頭をかかえるヘミングウェイバーでした。


 整備後のコーヒーブレイク。

 今日は西風も強いし、出港は取り止め。

 これからお昼寝モードのヘミングウェイトレス。



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