神戸元町WINDWARD「店主のOFF」2011年7月から9月まで

 

2011年9月24日  南淡路で「はも料理」

 

 

食後の記念撮影。みなさん満腹笑顔です。

 

今週末は淡路島土生(はぶ)で「はも料理」。

SOC(須磨オーナーズクラブ)の年次行事に組み込まれたイベントですが
今回は私たち夫婦がパーティーマネージャー(幹事役)。

海からの参加が9艇、
陸上から車の参加(実は私も陸路組でした)が5組。
合計29名のにぎやかな食事会となりました。

台風の季節であること、
「はも料理」が少々季節遅れであること・・・等々
予約を入れる段階から少し難しい幹事役でしたが
予想の25名を上回る参加があり
ヨット談議と今年最終の「はも」をみなさん楽しんでいただけたようです。

沼島対岸の「土生」の港は大平洋に面しています。
私たちの遊び場である「大阪湾」や「瀬戸内海」とは違った
雄大な海を眺めながらの食事会
日頃のストレスも大いに解消されました。

神戸から陸路1時間30分。
意外に大平洋は近いのです。

 

 

2011年9月18日、19日  シアトルカップ2011

 

クラス優勝のわがチームには優勝カップとシアトルヨットクラブ銀盆、そして高級シャンパンが授与されました。

 

今週末はお店を連休にしてヨットレース三昧。

初日はレース運営のお手伝い、
2日目は「大阪湾横断ヨットレース」に愛艇upwindで参加しました。

本来なら2日目も運営サイドにかり出される予定でしたが
今年はスタッフが潤沢で
レース委員会より
わがチームのみ(2日目のロングコースだけですが)レース出場の許可が下りました。

須磨J/24チームの皆みなさま、
そして小寺レース委員長さま、
わがチームの「わがまま」をきいていただきありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

さてさてレース結果ですが
上の写真のとおり優勝です。

わがチームにとって今月はレースが少なく
「艇に乗り馴れる」という意味での
ウォーミングアップのための軽い気持ちのレース参加でした。

・・・ところが
沖のブイを回航する頃には
南から大きなうねりが入る順風海面となり
なかなかの真剣モード。
今年の全日本選手権が開かれる「相模湾」のコンディションに近かったのです。

レーティングレース(ハンディキャップレース)のおかげもあって
(わが艇は最小サイズに位置し)優勝することが出来ましたが
仲間と内容の濃い練習ができたことが
なによりの収穫でした。

来週末は南淡路に季節遅れの「はも料理」を楽しんできます。

 

 

南からのうねりと波を利用してサーフィングの練習を繰り返しました。滑り落ちる間は「至福の時」なのです。

 

最近の日曜日早朝マイブームは「ビーナスブリッジでサンライズ」

 

 

 

2011年9月3日  台風12号

 

9月3日午後7時。風雨は思ったよりも弱かったのです。

 

9月3日に本州に上陸した「台風12号」。 
各地に甚大な雨被害をもたらして日本海へ去って行きました。

発生から本州上陸までのコースを確認しながら
私は今回の12号にある不安を抱いていました。
それは「南風」。
台風の中心が大阪湾よりもずっと西にある場合(今回はわりと近くの岡山県だった)
台風の北上する力と相まって
強烈な南風が吹き荒れます。
わがホームポートである「須磨ヨットハーバー」施設は(もちろん保管艇もですが)
過去幾度となくこの南風で大きな被害を出しています。

3年前の大規模改修工事で
神戸市はある程度の南風と波対策を講じました。

今回はその工事が不十分ではないかと心配になり
仕事が終わった3日の晩、
この目で確かめに行って来ました。

結果は予想に反して「東風」。
思ったよりも静かな夜のハーバーでした。
良かった。良かった。

今回は「風台風」ではなく「雨台風」。
upwind艇内のビルジ溜まりはキャビン床を濡らすほど。

・・・・アカクミ作業はバケツ8杯でした。 

 

あくる日は練習予定日でしたが終日雨のためキャンセル。アネロン洋子と東急ハンズに買物で〜す。

 

 

2011年8月28日  KYCポイントレース

 

レース終了直後の記念撮影。ジェームス小林(左2人目)のサインどおり成績は1位-1位と二重丸でした。

 

8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続きます。

さきほどまでピーカンの空がいきなり突風雷雨となる
「ゲリラ豪雨」が昨日も全国各地で出現しました。
高校生セーラーを中心とした「海の甲子園」開催中の西宮沖も、
レース途中に沈艇が続出し
救助活動に大わらわだったということです。

てなわけで、
須磨から西宮までの行き帰りの「ゲリラ豪雨」を気にしながら挑んだKYCポイントレースでしたが
予想に反し終始おだやかな夏の海を(2m/s〜4m/s)楽しんで来ました。

今年はじめての西宮遠征でしたが
最近のKYCポイントレースは参加艇が揃わず
J/24クラスはたったの4艇(ドラゴンクラスは8艇)。

この日のわが艇は
強豪クラリスとのスピードチェックと、
いつものメンバー5人のコンビネーションの再確認を中心に
2レースを全力で戦って来ました。(3レース目は須磨の門限にかかるのでキャンセル。)

結果は上出来。
特に5人のコンビネーションは2レース目中盤から
めきめき「こなれてきた」感じです。
2レース目最終下マークのラウンディングも
きれいにジェロニモのインに滑り込みトップを奪取しました。

心残りは今年もいい走りの「KOBE MD」とスピードチェックできなかったことくらい。

それでも私にとってはとっても楽しいKYCでした。

 

 

 

2011年8月21日  須磨ポイントレースコミッティー 

 

珍しく北よりの風のなか、途中雨が降り出したりで、すずしいレース運営でした。マークボート「シアトル」艇上にて。

 

今週末は年一回のコミッティー当番。
わがupwindチーム一丸となってレース運営を行ないました。

レーサークラス10艇、
ホワイトクラス4艇。
夏シーズンにしては参加艇数が少なかったのですが
北西から北よりに振れる軽風のなか
マーク打ち替えも含め
いつもよりシビアな運営を心掛けました。

心残りは、
1艇だけタイムリミット内にフィニッシュさせられなかったこと。
せっかく高額の出艇料を払って参加していただいたのに
なんとも申し訳なかったと反省しています。
ヨットレースは「フィニッシュしてなんぼ」のもの。
全艇がゴールできるように
そして不公平がないようにするのが
レース運営者の務めと思います。

さてさて、
5艇参加のJ/24クラスですが
西宮から3人で参加の「クラリス」
ひそかにスマキング年間優勝をねらっていますが(中野談)
第2レースは左海面を選択し撃沈。
J/24クラスではトップとケベという結果となりました。
8月を終わって「スマキング」結果も渾沌としてきました。

来週のわがチームは今年はじめてのKYC遠征。
早朝から気合いを入れて行ってきま〜す。

 

第2レース2上でのJ/24の混戦。右からカウベル、クラリス、ファンタジアンと続きます。

 

 

2011年8月14日 お盆です。

 

左は幼馴染みの3才年下の従兄弟。お互いヨシキちゃん、ノーちゃんなんて子供呼称で呼び合っていますが彼は今では立派な眼科医です。

 

「お盆は休みをとって里帰り」
と言いますが、
私の父は神戸元町生まれ。
私も同じく神戸生まれなので、
50年以上神戸の実家に暮らしている私はお盆の里帰りを知りません。

私にとってはお盆に母方の実家を訪れることが
正式な(?)里帰りと幼少の頃からすり込まれていました。

・・・ということで、
今週末は兵庫県神崎郡神河町にある母親の実家に「里帰り」してきました。

母親は6人兄弟。
その子供達や孫たちが集まるとなかなかのにぎやかな集いとなります。
この日は総勢26名。
こんな猛暑に
遠くは神奈川や福岡からお盆目指してここ兵庫県まで帰ってくるのですから
「血縁」という力は恐ろしいものです。

14日は子供達のために「川遊び」
15日は近くのゴルフ場で「従兄弟コンペ」(・・・わたしはゴルフ下戸ですので不参加ですが。)
毎年の恒例の2行事ですが

親戚連中との年1回のふれあいはリフレッシュに最適。
盆明けからの今年後半戦の活力になりますね。

 

 

築120年を超える毋方実家の前庭で記念撮影。兵庫県市川の源流となる清流のせせらぎが一日中聞こえてきます。

 

 

2011年7月24日 暑いですが、整備です。

 

ガンネル部のチークをシッケンスで塗り終わり、マスキングを取り除いたところです。

 

今週末はメンテナンス。
11月の全日本選手権出場を見据え
細かい整備に励みます。

乾いた金属音が出始めたウインチの掃除。
部分部分に木肌が見えるチークガンネルの上塗り。
古くなった船首部のライフラインのラ二ヤード張り替え。

この日の整備項目は
どちらかといえば「掃除」。
直接スピードアップするためのメンテナンスではありませんが
「艇を美しくシンプルに保つことが速く走らせる秘けつである。」
という、わがチームの共通認識に基づくものなのです。

 

それにしても
1年に1回ののウインチ分解作業(下の写真)
機械寿命が来ているだけに(・・すなわち代替部品がないのですが)
・・・・緊張しますね。 

 

 今はどこにも売っていない「バリアント製」ウインチです。

  

 

 

2011年7月17日 須磨ポイントレースです。

 

 

今月のコミッティーボートは「カウベル」。田中ヘルムス(写真)自作の日よけオーニングで快適な運営でした。

 

今週末は、いつものポイントレース。

年寄りセーラーにはこたえる「炎天下のレース開催」でしたが
レースクラス11艇(そのうちJ/24クラスが5艇)、ホワイトクラス4艇と
まずまずの参加となりました。

暑さにはめっぽう弱い私としましては(寒さには鈍感なのですが)
「酷寒の1月2月のレース開催を復活して、酷暑の7月8月のレースを中止してくれたらなぁ・・・」
なんて思っています。

さてさてレースですが
スタート時「いちもくさん」(MUMM-30 己斐オーナー)をやり過ごして
少し出遅れぎみで本部船側から飛び出したわが艇ですが
すばやいスピン展開が功を奏して
6マイル先の沖のマークでは2位の「ハングオーバー」(J/24 永信オーナー)を約40艇身ほど離し
J/24フリートのなかでは「ダントツ」回航。
帰りはジェノアを使ったリーチングのレグ。
1本調子の競馬レースで楽勝ムードがわが艇には漂っていたのですが、
「まむしの永信」艇がひたひたと近づき
フィニッシュ前にはハングオーバーの波を切る音がすぐ後ろに聞こえるほど。

フィニッシュ前にはわがクルー全員がばたばた動揺してしまいましたが
かろうじて(10秒差)逃げきり
Jクラストップを死守しました。

ヨットレースはメンタルな競技です。
「守り」に入った時の強い精神力・・・私には「まだまだ」です。 

 

なんとか逃げ切ったレース・・・・疲れた4人で記念撮影です。(写真撮影 永信氏)

 

 

2011年7月3日 J/24「がちんこ」8本勝負

 

午前の練習を終えたところのいつもの4人。これからお昼休憩。いつもの「鬼瓦」で昼食です。

毎月第一日曜日は練習日。

「ヨット上達の秘けつは乗り馴れること」を合言葉に
わがチームでは
レース日程に重ならない日曜日は
できるだけ「練習」するよう心掛けています。

さてさて今週末、
須磨のJ仲間であるCROSS、HANGOVER連合軍と
午前、午後計8本の「がちんこ勝負」を行ないました。

風向270度、3〜5m/s
上下0.5マイルのショートコース。
無線機でスタート時間を決めながら(3分前からのカウント)
本部船よりマークからスタートする方式。

8本やって5勝。
相手は永信、福富、飯塚の3人のヘルムスマンが交替で舵を引くメジャーリーグ方式(?)
こちらは根性で私が8回を投げ抜く旧高校野球方式。
コースの優劣もあまりなく
「どちらが滑らせ上手か?」「どちらがミスが少ないか?」で勝敗が決まったようです。

それにしても
この季節の長時間海上練習は疲れます。
われわれ「老体にむち打つセーラー」には
疲労回復剤BCAAは欠かせませんねぇ。

 

練習終了後のCROSSの後片付け。海水に浸かったスピンの塩だし中です。