神戸元町WINDWARD「店主のOFF」2011年4月から6月まで

 

2011年6月26日 SOC淡路クルーズ

 

 

交流の翼港にて。全員(53名)で記念撮影です。(写真提供 ノープロブレム松本)

 

イマジン岡田オーナー(左)とアネロン洋子。グランドバンクス(ジュレーム号)アッパーデッキにて

 

今週末は久々のクルージング。
淡路島「交流の翼港」までの日帰り航海を堪能しました。

2011年SOC(須磨オーナーズクラブ)の年度行事に組み込まれた今回のデイクルーズ
13艇、53名のにぎやかな集いとなりました。

今回、私たち夫婦はジュレーム号(トローラー・宮脇オーナー)にお世話になり
初夏の大阪湾を楽しみました。

巡行速度9ノット
自動操舵でまっすぐ走るジュレーム号。

ヨットに乗船中はセールトリムをこちょこちょとさわったり、
前後左右に座り位置を代えたり
(貧乏セーラーのさがで)落ち着きのない私ですが
今回はアッパーデッキで「で〜ん」とかまえて
ゆったりとした船旅を経験しました。

エンジンのみで走る「グランドバンクス」

乗り馴れると・・・おなかが出てきますね。 

 

お昼はウエスティンホテルでランチバイキング。午後から南風が吹き上がり帰路は強風のフリーレグとなりました。

  

 

 

2011年6月19日 J/24が9艇・・・ポイントレース

 

 

 第2レース、最終レグで4艇を「ゴンボ」。フィニッシュ後のうれしい記念撮影です。

今週末はポイントレース。
梅雨本番のうっとうしい天気でしたが
いつもの仲間と楽しい時間を共有しました。

今月はわが艇と同じJ/24クラスの参加がなんと「9艇」。
須磨の6艇に加え神戸大学が2チーム、西宮から1艇(クラリス)と
近年稀に見るなかなかにぎやかなレースとなりました。
今回の須磨ポイント
おそらく関西J/24では最大フリートです。
(参加艇が多ければ多いほどレースは楽しいのです。)

さてさてレースですが、
8位、3位で全12艇中5位、Jクラスでは6位、2位で9艇中4位という結果となりました。
先月ニューセールで快走のカウベルとファンタジアンを終始意識して走りましたが
第1レースはリコールで出遅れ(それでも1下で4位まで浮上したのですが)
最終のフリーで伸びず撃沈。
第2レースは1上ハングオーバーとともに左海面をとり、またもや撃沈ぎみ(6位回航)。
1下も順位かわらず6位。
2上はクラリス以外全艇右海面ねらい。
沖のブローを見つけ(一発逆転をねらい)クラリスと同じ左海面へ。
これが大当たりで2位でフィニッシュでした。

風のシフトが激しく
ギャンブル性の強い海面でしたが
最後の「4艇ごぼう抜き」

・・・・とても楽しかったのです。

 

 

2011年6月12日 整備

 

upwind歴13年の桂(左)。ほぼ毎年全日本出場です。現在は日本J/24クラス協会理事です。

 

梅雨です。

スルーマストから侵入する雨水で
船底ビルジ溜まりの水量はハンパではありません。
今週はバケツ5杯分。(先週も8杯。)
ほったらかしすると
キャビン床が水没してしまいます。

さてさて今週末、
KYC出場を予定していましたが
メンバーの調整がつかず整備作業に切り替え
(私の先週の手術などでやり残してあった箇所ですが)
デッキをはさんで上下でボルトを取り付ける
ひとりでは出来ない部分の修理をやっつけました。
これで来週のポイントレースも
思う存分戦うことが出来ます。

 

ホワイトクラス「盛り上げ隊」隊長の坂本氏(右2人目)。副隊長の臼井氏(左3人目)、足立氏(左2人目)。

天気予報どおり
午後から雨。
早々に整備を切り上げ、
いつもの「お好み焼き福田屋」で昼食です。

わがクラブで盛り上がっている「ホワイトセールクラス」のレース委員会のメンバーと同席です。 
このメンバー
レーティングの調整、未参加艇へのレース案内、レース結果のHPへの掲載・・・・などなど、
細かく、ややこしい作業を厭わず、
今後増えていくメンバーのために奉仕中です。

「すじモダン焼き」を食べながら、
「ホワイトクラス」の将来を語る楽しいひとときでした。

 

夕食は山本通「イスラムモスク」前の「ベトナム料理 COMCOKA(コム・コカ)」・・・エスニック気分を楽しめます。

 

 

 

2011年6月5日 抜釘(ばってい)手術

 

 

    

昨年5月25日、骨折直後の写真(左)         手術直後の金具が入った写真(中)         今回抜釘手術直後の写真(右)

 

昨年5月の骨折からはや1年。

私の左足は、
30cmのチタン棒とステンレスワイヤと7本のボルトの金具類で
1年間支えられていたのですが、
おかげさまで従来より太い骨(?)も出来上がったらしく
「1年後にはずしましょう」という担当医の予定どおり
全ての金具を抜き取ることになりました。

先週金曜日朝から入院。
午後に2時間の全身麻酔手術。
一晩様子をみて
土曜日の午後、
無事自分の足で退院してきました。

ということで、
今週末はおとなしく自宅でゴロゴロ。
ヨットクラブ前会長の渡辺艇(31ftカタマラン)の見学会があったのですが
ぐっと我慢の日曜日でした。

来週から、
全力で海で遊びま〜す。

 

左足に入っていた金具の全て。チタンのボルト類は六角頭です。ヨット修理に使えそうです。

 

 

 

2011年5月22日 須磨のち三宮

 

ハーケンのバーはチーク材の上に取り付けてあります。電動工具ではなく手でていねいにビスを取り外していきます。

 

小雨の日曜日。 
早起きして「両親の墓参り」。(実は私の両親は同じ命日・・二人ともに5月30日・・なのです。)

10時には須磨へ。
ヨットクラブ臨時総会へ出席です。

会議後、
クラブメンバーと4Fレストランで昼食を済ませ愛艇へ。

昼からは、ヨットメンテナンスです。
今回は先週壊れたトラベラーの復旧工事。(カーの部分のベアリングボールがパラパラ落ちてしまった)
「塩かみ」でどうしても分解できないボルト2本に往生しましたが、
金属加工のエキスパート「中嶋氏」(・・・ヤマハ31Fシーミューオーナー)の登場と
ヤマハ藤田の専門工具でなんとか解決です。
ありがとうございました。

あとはバーをはずしコスモマリンでボールを買って組立てです。
大阪のマリンショップ「グッドスピード」中川氏にもいろいろ部品情報やアドバイスをいただきます。
結局、・・・ビス1本取り外しの細かい修理作業でもひとりでは無理な時は無理なんですねぇ。

いろいろな人にお世話になって「私のマリンライフ」が成り立っていることを実感します。

 

創業60年の神戸で一番古いジャズ喫茶「茶房ジャバ」。マランツやJBLの音響機器を当時から使っています。 

 

帰宅後、
久しぶりに日曜夕方の三宮を家内と楽しみました。

先日観た長門裕之と南田洋子主演の日活映画「麻薬3号」の舞台となった
三宮高架下のジャズ喫茶「茶房ジャバ」。

そして、いかにも個人経営の「お好み焼き屋」を装って大繁盛している
三宮センタープラザ地下「ぼっかけ玉子モダンの長田本庄軒」。(丸亀製麺と同じ「トリドール」の経営です。)

どちらもいい「勉強」になりました。

 

店内にある大きなメニュー板の左すみの「オリバーソース」の表記がいかにも長田の個人経営店を想像させます。

 

 

2011年5月8日 整備

 

 カニンガムホール用の4mmと6mmのシートはエンドスプライスが難しくギブアップです。

 

毎年のことながら、
GW中はず〜っと仕事。
商店街あきんどの「悲しいさが」です。
人通りは例年以上に多かったのですが、
お店の売り上げの方は「もうひとつ」でした。
これも震災の影響ですかね。

さてさて「いい天気」の今週末、
須磨沖では「神戸まつりディンギーヨットレース」で盛り上がっていましたが
私は来週に控える「神戸まつりクルーザーヨットレース」のための準備に費やしました。

先月「6対1」のテークルで取り付けた「メインカニンガム」
1cmホールを下に落とすために6cmの「引きシロ」が必要なのですが
どうも長さのあんばいが不完全で
じっくり時間をかけて(実際にメインセールを上げて)調整しました。

その他、
長年の使用で痩せてきている「ショックコード」をすべて張り替え。
スピンバケットの開閉システムも新しくしました。
クローズを走っている時の「スピンハリヤード」のぶらつき防止システムも一考しましたが
(立命館大学470のOBによると最近は「歯ブラシ」を切って使うらしい)
スケールのちがうJ/24では「歯ブラシ」は無理。
マジックテープで対応しました。

いろいろ夕方4時までやって
後片付け中に
ディンギーレース出場のの村田、小林両氏が登場。
レース後の夕方にもかかわらずガンネル塗装(シッケンス)を始めました。
GW中もこの二人は船底を#1000耐水ペーパーで磨きたおしていました。

みんなヨットが好きですねぇ。

 

J/24独特(というかupwindオリジナル)のスピンバケットもショックコードが古くなると開閉装置が劣化します。

   

 

2011年5月1日 麻薬3号

 

映画のストーリーは「いまいち」でしたが、太陽族の「長門裕之」も「南田洋子」も恐ろしく美しかったのです。 

 

今週末は「海の予定」はなく
久々の「かたぎ」人生。

午前中に家の用事を済ませ、
日活映画「麻薬3号」(毎日12時40分から上映)を鑑賞してきました。

昨年、
私のお店から徒歩2分のところに映画館がオープンしました。
その名もズバリ「元町映画館」。
観客席が60席ほどの「小さな映画館」ですが
映画好きの人たちのボランティアによって
こじんまりと運営されています。

今年のGW中のこの映画館の催事は「モトマチセレクション」。
神戸元町を舞台にした映画を中心に上映されます。
「元町の商店主必見!!」
という指令がどこからか飛び
休日の映画鑑賞と相成りました。

で、「麻薬3号」
長門裕之や南田洋子の若かりし頃の日活映画(1958年の作品)ですが
元町4丁目の路地裏、モダン寺、高架下、花隈城、栄光教会、第3突堤、北野界隈などなど
撮影に使われている場所があまりに身近で
(1956年元町生まれの私にとっては)ハンパではなかったのです。

表現されている街の風景はうすよごれ、あやしく
終戦後の汚さのなかにありますが
2011年現在の元町よりも
ずっとずっと「神戸らしい」「元町らしい」雰囲気を感じ取ることが出来たのは私だけではなかったと思います。

まさしく「元町の商店主必見!」の映画です。

 

御影のレストランにて シンタロウは競技生活中の体重95kgから79kgに減量を成功させ「普通の人」になりました。

 

夕方、 
GWを利用して帰省中の息子シンタロウと「晩ご飯」です。

先月、九州博多に赴任してはじめての給料で
・・・なんと私たちに夕食を御馳走してくれました。

私には涙が出るほど「美味しかった」のです。はいっ。

 

 

2011年4月24日 今年3回目の練習

 

クロスとのスピンラン。5年目に入ったクロスチーム。どんどんレベルアップしています。

 

今週末も海上練習。
すこぶるいい天気(と風)に恵まれ
へとへとになるまでセーリングを堪能しました。

午前中はクロスと帆走練習。
無線機でチューニングを確認しながらの練習です。
ジブハリヤードテンション、リーダー位置などをこまめにいじると
みるみるスピードアップしていきます。

 

午後からの吹き上がりで上マークのベアも容易ではありません。

 

8m/s以上に吹き上がった午後からは単独練習。
とくにスピンホイスト、ジャイブを重点的にトライしました。
強風でのジャイビングはヘルムスのステアリングとツイーカーの使い方がポイントです。
納得がいくまでくり返し、
練習を終えました。

こういう練習は
いくらやっても終わりがないくらい奥深いものですが
練習テーマを決めてかからず
ただみんなと海に出るだけでも
大いにレベルアップするものです。

要は、
できるだけ海に出て「みんなで乗り馴れる」ことが
勝利への王道だと思うのです。

今年の全日本、頑張ります!

 

 

2011年4月18日 今年の初レース  (須磨ポイントレース)

 

いつものフィニッシュ後の記念撮影。2レースとも「クラリスをいわした」快心の笑顔です。 

暑くもなく、寒くもなく、波もそこそこ
そして南よりの優しい風。

昨日の須磨は(須磨だけではありませんが)年に数回しか経験できないような
「絶好のセーリング日和」でした。

昨年の12月以降開催されなかったわがヨットクラブの月例レースですが
今週末、(なんと!)4ヶ月ぶりの開催となりました。

「クラブメンバーの高齢化で1月2月の寒い時期でのレース参加はつらい!」
との声におされ(もちろん、みんなで相談した結果です)中止が続いたわけですが
私的には
「西風が安定する冬場のセーリングを楽しみたい」
というのが本音です。
なんとか来年は1月2月もレースを開催していただきたいものです。

さてさてレース結果ですが、
微風の第1レース、フルハイクの第2レースともに1位でまとめた
わがupwindチームが完全優勝を決めました。

勝因は西宮から遠征の強豪「クラリス」。
レース前半から「クラリス」をかなり意識して走らせてもらった結果
優勝が転がり込んできたようです。

クラブレースの中に全日本レベルの艇が混じると
レースの雰囲気が「ぴりっと」引き締まると感じました。

1年最初のレースで1位。
幸先の良いスタートです。

今年も上質のレースを仲間と楽しみたいものです。

 

西宮から2時間30分の回航でやってきた「クラリス」。左舷にはブルーの、右舷にはレッドのかもめ(?)模様のペイントが目立ちます。

 

翌18日神戸新聞朝刊にはわが艇の優勝結果が。(投稿、セントエルモ松本氏)

  

 

2011年4月11日 ディンギーレース

 

艇長会議中です。10艇のシカーラは船齢は同じですが個体差(性能差)があります。

今週末はディンギーレース。

わがヨットクラブ主催の月例レースに参加です。

私が通うヨットハーバーには、
(事前登録さえすれば)クラブメンバーを対象に無料でヨットをレンタルしてくれる制度があります。
貸し出し艇はヤマハシカーラ10隻。
以前は神戸市のヨット教室用に使われていたものですが
老朽化(船齢25年くらい)した現在は整備&維持することを条件に専らクラブメンバー貸し出し用となっています。

わがupwindチームの村田、小林コンビが年間登録し
この2年ほど練習をかねてレース参加しているのですが、
今回は私が小林の代打で出場となりました。

さてさて肝心のレースの方ですが
朝から南西3〜5m/sが吹き続き
絶好のコンディションのなか3レースが行なわれました。

結果は総合5位/11艇中。
シカーラ順位は3位/7艇中でした。

わが艇ですが
第1レース、
西流の潮を意識し左海面を使い
つっこみ過ぎて自滅。
第2レース、
さきほどトップの小原艇を参考に
右海面を使いレイライン少し手前でタック&アプローチ。
潮に押されいい感じで2番回航。
残念ながら1下のケースで順位を落としてしまいました。
第3レース、
徐々に村田スキッパーの走りも安定。
私のコースの読みも当たり1上は3位回航
しかしながらまたもや1下の大混戦でケース。
前を行く2艇に置いていかれる展開。

・・・てな具合で上記の成績となりました。

まぁ、成績はともかく
ええおっさんが手軽に3レースも楽しめたのですから

私としては「満足、満足」の一日だったのです。

来月は小林さん、頑張ってね!!

 

 35年前の学生時代は470級でブイブイ(?)いわしたラギッドな村田、浜田組。・・・記念撮影です。
ラギッドとは、『ごつごつした、無骨な、丈夫な、粗野な』と言った意味の言葉らしいです。はっはっは〜っ。

 

 

2011年4月3日 朝の贅沢

 

桜が五分咲きです。山手女子校前の山道にて。

 

暖かくなったきたかと思うと、冬の寒さに戻る。
それを繰り返しながら春がやってきます。

毎朝、自宅周辺のアウトドアを観察しますが
いろいろなところで「スプリング ハズ カム」です。
うれしくなりますねぇ。

私の早朝トレーニング、
自宅から金星台まで一気に登り
ストレッチのあと腕立て、腹筋、スクワットなどなど
体調に応じた回数をこなし
ゆっくり下山する(いまだ早足下山は骨折のトラウマです)だけのルーチンなのですが
・・・・なんとか、
昨年5月の左足骨折以前のレベルに戻ってきました。

さてさて、
今週末、(息子の引越しなどでバタバタしたのですが)
花見をかねて
家内と朝から「灯籠茶屋」へ。
いつもの卵焼き、みそ汁、ご飯、漬け物の定食(590円)を食べて
大満足で帰ってきました。

この行為(「灯籠茶屋」で朝ご飯をおいしくいただくことですが)、
早起きして、自分の足で「灯籠茶屋」までたどり着いた人しか経験できない贅沢なのです。

新緑までにもう一度、590円の贅沢を計画中です。