神戸元町WINDWARD「店主のOFF」2010年4月から2010年9月まで

 

9月19日  シアトルカップ2010 & アメリカン後援会

 

デッセチーム・・・森ヘルムス以下、ハリケーンや奥村ボートのプロフェッショナルクルーを揃え必勝体制で挑みます。

 

まだまだ暑い日が続きます。 

最高気温が30℃以下になれば、
WINDWARDの夏期限定メニューの「かき氷」を終了する予定なのですが
・・・・この調子ならいつになることやら?
真夏のような9月21日の今日現在も
人気メニュー「いちごミルク」がかなりの出数です。

さてさて週末は、
わがヨットクラブ主催の「シアトルカップレース」を見学してきました。
いつもは運営艇であくせく海上行動なのですが
今年は陸上本部のあるクラブハウス2Fから
双眼鏡で静かに観戦です。

戦前の予想はわがJ24の師匠である森ドライブの「デッセ」と
旧サンタ(J/24)チーム中心の「アグネス」の一騎討ち。
初日3レースを終わって
アグネス1-1-2、デッセ2-2-1の予想どおりの1点差。
勝負は2日目ロングレースに持ち越されました。

明けて9月20日、
2艇の好勝負が期待されましたが
レース海面はタイムリミットの1時間30分前に無風となり
ノーレースとなってしまいました。
結果、優勝は前日の成績そのままで「アグネス」。
田中オーナー以下クルーのみなさま、おめでとうございます。

それにしても
2日目ロングコースで終始アグネスをリードしていたデッセには残念な結果となりました。
1時間30分を残し
フィニッシュまであと3マイルの地点でのノーレース。
全艇とまでは言いませんが、
一部の艇は短縮したフィニッシュラインを切れていたかもしれません。
ロングコースの運営は難しいものです。
本部船の「勇気ある判断」であったと察します。

今回の上位3艇のヘルムはもとJ/24セーラー。
昔戦った相手の勇姿をみるのはうれしいものです。

来年もこの2艇のハイレベルな勝負を期待します。 

 

本部船(ジュレーム)メンバー。今年も宮崎ハーバーマスター(右)がレース委員長でした。

西日本ミドルボート選手権を兼ねる本大会。上マークではなかなかの混戦です。(写真 小原)

 

京都大学戦(19日)のあと同志社大学アメリカンフットボール部後援会へ出席。監督、OB会長、父兄のみなさんと記念撮影

 

 

 

 

 

9月12日  須磨オーナーズクラブ例会

 

ヤンマーディーゼル技術者5人による講習会。正面右に新調された「エンサイン」が。

 

今年のお盆は私の怪我のため
大好きな「お墓参り」は取り止めていましたが、
昨日(9/12)、
家内と息子の3人で
(お彼岸には少し早いですが)朝早くからお参りしてきました。
ほんと、朝のお墓参りは気持ちの良いものです。

帰宅後
午前中に家の用事を済ませ、
ヨットハーバーへ。
ハリヤードを交換した愛艇の艤装を確認し
来週から始まるシアトルカップの準備委員会に出席しました。
ボランティア精神の豊かなレース委員会メンバーのおかげで
万全の受け入れ体制が整っているようです。
今年のシアトルカップは第20回の記念レース。
ぜひともわが須磨ヨットクラブのメンバーにカップをとってもらいたいものです。

夕方からは
ハーバー4階のレストランへ。
今春発足の「須磨オーナーズクラブ」(以下SOC)の例会に参加してきました。
例会といっても、
ただの飲み会ではなく
毎回テーマを決める「まじめなヨットマンの集い」。
昨日はディーゼルエンジンメーカー「ヤンマー」の技術者による
マニュアルにはない「エンジン裏話」の講習会でした。

「廉価なディーゼルオイルをこまめに交換するのと高価なオイルを長時間使用するのはどちらが正解なのか?」
「長時間エンジンを廻し続けたあと停止する直前に一発ふかしてからストップすると良いと聞いているが本当か?」
・・・・などなど。
たいへん興味深い講習でした。

そのあとは、
先日このホームページでも紹介しましたSOCの「エンサイン」が出来上がってきたので
各メンバーに(1枚4000円)配布されました。

参加人数は30名。
平均年齢は約65才(以上かな?)。
みなさんセーリングに関してはとても熱心。
そしてなにより「元気」です。

65才といえば私にとっては10年先のはなし。

はたして・・・こんなに元気で遊んでいられるのでしょうかねぇ??

 

 

9月5日  100日ぶりのヨット活動復帰

 

アウトホールロープはテークルの加減で長さ調整が難しいのです。実際にメインセールをつけて出来上がりを確認しました。

 

先週末、
次の「日曜日の予定」に 
前向きな「ヨット活動」を組み込むことができました。

なんと100日ぶりです。

少しずつですが、
体は怪我の前の状態に戻りつつあるようです。
「健康であることの大切さ」を忘れないようにしたいものです。

さてさて今週末、
・・・「前向きな予定」と書きましたが
レースで早く走るための艇の整備に
朝からヨットハーバーに出向きました。
整備箇所は、
アウトホールロープの取り替えと
古くなって色褪せた「テンション表」の張り替え。

テンション表のほうは
自宅でプリントしたオリジナルの一覧表を
防水対策のパウチ加工して
そのまま貼付けただけ。

アウトホールロープのほうは
クーラーのきいたクラブルームにブームを持ち込み
ブーム内のテークルを分解し
予めスプライス加工したケブラーロープを取り付けました。

時間にして3時間あまりでしたが
台風9号にそなえ「フナガタメ」をしてフィニッシュでした。
やっぱり「前向きのヨット活動」は
楽しいですね。

11月のドクターストップ解禁まで
自分なりの楽しいヨットライフを模索します。

 

わが艇オリジナルの「サイドステーテンション表」。ノースセールのガイドを基本に実戦で作り上げています。

 

9月4日から息子の慎太郎#64は学生生活最後の関西リーグ戦に突入しました。全7試合、できる限り応援に行くつもりです。

 

 

8月22日  ポイントレース

 

 

久しぶり参加のゆう子さん(左から3人目)は自転車と同じで一度覚えたものは忘れていなかったのです。(ムラタ談)

 

35℃を超える炎天下
わが須磨ヨットクラブのポイントレースが実施されました。
のんびりクルーズ派のホワイトセールクラスも同時開催され
暑さをものともしない元気な参加者は90名を超えました。

ドクターストップのかかった美白顔の私は
愛艇upwindチームの応援だけに
須磨まで出向いてきました。
桟橋からの応援見送りは寂しいものがあります。
なんとか次回には出場を果たしたいものです。

さてさて、
8月のレース結果ですが
2レーストータルで
レーサークラスは6位/11艇中
J/24クラス(スマキング)では2位、2位/6艇中
なんとか年間優勝に望みをつなぎました。

今月はメンバー不足のところ
往年の全日本メンバー「ゆう子さん」が前回に続き参加
鋭い動きを披露してくれました。

来月の須磨は「シアトルカップ」
わがチームはレース運営を担当します。

従いまして
(うまく行けばですが)私のレース登場は「10月」になりそうです。
・・・御期待(?)ください。

 

炎天下、なかなかエンジンが始動しない「メイテイ」チーム。われわれ以上ロートルチームで〜す。

 

 

JR須磨海浜公園駅の開業にともない、やっと北ゲート(赤色部)の工事が始まりました。
9月上旬に完成予定。6時から23時まで使用できます。駅まで近くなりますね。

 

 

 

 

8月15日  お盆休み

 

 

駐車場からKYCエントランスまで、松葉づえなしの2足歩行を試みましたが・・・疲れました。

  

先週の外来診察でなんとか体重の70%を左足にのせても良いことになりました。
折れた骨も順調に接合しているらしいです。
・・・・ゆっくり歩行なら「松葉づえ」なしでも構いませんよ。
なんて、
お医者さまのやさしい言葉に、
調子にのって歩き回ったのですが
やっぱり「痛いものは痛い!!」。
接合部に取り付けたスクリュー部に痛みが走ります。
従来の2足歩行までの道のりは長いようです。

さてさて、
(左足骨折で)セーリングの予定もない2日間のお盆休み
土曜日は家内の実家(京都)でごろごろ
日曜日は西宮沖で開催中の「JAPAN CUP」の様子を見てきました。

「JAPAN CUP」は国内では最高レベルの外洋帆走レース。
参加メンバーのなかには
私が今までセーリングを共にした仲間も多く
レースレザルト(成績)は興味深いものでした。
特に最終の2日間は強い南西風が吹き
実力どおりの結果がでたように思われます。

今回が「JAPAN CUP」最後の挑戦となる「のふーぞ」
高畑オーナー、森ヘルムス以下気合いを入れて挑みましたが
いまいち結果は奮いませんでした。

「のふーぞ」高畑オーナーは私の以前の会社の大先輩
そして森ヘルムスと中村タクティシャンは私のJ/24の師匠
外人プロセーラーを助っ人にする強豪艇とはちがい
アマチュアセーラーとしてまとまっているバランスのよいチームと期待したのですが
ハイレベルの艇軍に埋もれてしまいました。

・・・・「レザルトは見るなよ!」(タクティシャン中村、レース後談)
の言葉に象徴されるように、
今年もJAPAN CUPは高水準だったようです。

それにしても「のふーぞ」
・・・・一矢報いて欲しかったですね。
お疲れさまでした。

 

KYCの桟橋は一列がJAPAN CUP専用に整えられていました。

 

昼食はKYC2F「ユーカリ」で。但馬牛のカレーライスと海鮮あげそば

  

 

8月8日  ensign  エンサイン

 

JSAFのエンサインになにやら「ノミ」のような謎の物体が追加デザインされています。

 

 

小原氏デザインの「エンサイン案」ができました。

エンサイン[ensign]とは、旗、軍旗、記章 のことなのですが
私たちヨット乗りにとっては
船尾に掲揚する(所属するヨットクラブの)ロゴマークみたいなものなのです。

上図は今年春に発足した「須磨オーナーズクラブ」(以下SOC)のエンサインになる予定の図柄です。
この図柄は日本セーリング連盟のエンサイン(右図)を発展させ
右下に由緒正しい香道「源氏香」の中の「須磨の図」を取り入れたものです。    
SOCのなかに「香道」(香りを楽しみ、日常を離れた集中と静寂の世界に遊ぶことを目的とした道)
をたしなむ(高尚な?)メンバーがおられます。
そのメンバーが数年前にこの歴史ある「須磨の図」のマークをみつけ
今回のエンサインのデザインに取り入れました。

SOCは須磨ヨットハーバーに艇を係留する「ヨット好き」が集まったまったくの任意団体
社会貢献を目的とした既存の「NPO法人須磨ヨットクラブ」(SYC)とは設立主旨を異にします。
立ち位置的には「わずらわしい行政の縛り」もなく
「セーリングを自由に楽しむ同好会」というスタンスですので
本来の欧米系ヨットクラブに近いかもしれません。

現在のSOCメンバー数は40名ほど。
現役を退いた団塊世代が中心メンバーですが
今夏も小笠原諸島や沖縄など外洋長期航海を楽しむ「つわもの」もちらほらと出現。
近い将来このエンサインを船尾に掲揚する艇が
内外のクルージングシーンに多く見られそうです。

SOCは別名・・「スマオジンクラブ」
正式既存団体のSYCは「スマヤングクラブ」・・・なんて言われてますが

私にとってのヨットクラブとは、
年齢を問わず、楽しけりゃええんですわ。

  

歩行困難な私は今週末も「家でごろごろ」。お昼は三宮高架下「トミーズ」で大好きなパンを買いに出かけました。(車内より撮影)

 

 

 

 

7月26日 ハーフモデル

 

荒削りのチーク板にのったJ/24ハーフモデル。内山造船製

 

7月最後の日曜日。

私の所属するヨットクラブでは
小型ディンギーを使ったヨット教室の開催や 
大型クルーザーを使った招待クルーズなどが催され
真夏の海を楽しむ多く人達でにぎわいました。

おとなりの関西ヨットクラブでも
8月開催のジャパンカップの前哨戦としてクラブレースが開催され
復活の「スレッド」、遠征組の「カラス」など
15艇を超す強豪勢の参加がありました。

テレビニュースでは
スイスの「氷河特急」が脱線転覆
多くの日本人富裕旅行客が犠牲となったと報じられました。
(運行再開後も日本人観光客でいっぱいであることも驚きですが)

不景気、不景気と叫ばれる昨今の日本ですが
ほんとに景気が悪いんでしょうかねぇ?
いわば、平和な不景気・・・不景気の質が昔と違うように思います。

さてさて
あいかわらず2足歩行のできない私は
大にぎわいの海にも行けず
ピーカンの日曜日も
家でおとなしくしていました。(私にとっては珍しいことなのです。)

先日、内山造船さんに注文しておいた
「J/24ハーフモデル」(上写真)が5つ届きました。
同じ艇種で1年を通じて競う「スマキング」の
優勝楯に使うものなのですが
1個ずつの注文ではなく5年分まとめて注文していたものが届いたのです。

前回も5つ制作し
3年が経過(3つ消費)しているのと
ミッドウインター優勝のシエスタに1つ使ったので残りが1つ。
制作に時間がかかる(内山談)と聞いていたので
早めに注文をいれておいたものが1年はやく届いてしまいました。

ハーフモデルコレクションは壁掛け装飾を好む西洋の船乗りのホビー。
(フルモデルは壁の飾りに向いていないのです。)
私もこのJ/24モデル以外に5つほど持っていますが
集めると楽しいものです。

今回の内山モデルは
バックのチーク材が少しワイルドになったニューバージョン。
これにマリンデザイナー小原氏の優勝プレートが付きます. 

2010年から「カウベル」チームが参戦し
6艇の熾烈な戦いになった「スマキング」

年末には誰の手に渡るのでしょうか?
・・・・今年後半の戦いが「みもの」です。

 

わが家の玄関ホール(ホールと呼ぶほどかっこええもんではありませんが)に飾ったハーフモデル。

 

 

7月19日 真夏の楽しいOFFですが・・・

 

市内3ケ所の仕入れ先に立ち寄りました。ワゴン車の後部にお店の観葉植物(大鉢)を積込むのも家内の仕事です。

 

・・・梅雨が明け「夏到来!!」。
シーブリーズの吹く須磨沖では「海の記念日ヨットレース」が開催。
わがupwindの成績は奮わなかったようです。
敗因は私も含めたクルー不足。
お許し下さい。

例年、
この頃にはすっかり日焼けして夏の顔になっている私ですが
悲しいかな、
今年は自宅療養中の身。
白い顔と細い左足を眺めながらリハビリに励んでいます。
ようやく少し長めの歩行も(松葉づえですが)少し楽になってきました。

さてさて、
18日の日曜日
お店はOFFですが
私の右足は健在ということで(自動車の運転は可能です)
お店の食材や備品など調達に出向きました。
調達と言ってもデリバリーは家内まかせで
私はもっぱら運転のみですが
自宅から出られるようになって少し気分転換となりました。

完治まで、
あと1ヶ月。
家の中での生活は心も閉ざしがちですが
心身共にバランスよく過ごすことを心掛けたいと思っています。

そうそう、今週19日より
お昼から夕方までですが
私はWINDWARDにおります。
・・・・・・是非お立ち寄り下さいね。

 

 

7月16日  7週間ぶりの更新です。

 

     左はポッキリ折れた左足のレントゲン写真です。左臑腓骨骨幹部の骨折です。  右は手術直後の写真

 

この前「店主のOFF」を更新したのが5月24日。

その翌朝、
いつものトレーニングを終え金星台の坂(雨で濡れていた)を小走りでおりる途中に転倒
起き上がろうにも左足がぶらりとなって立てない(ふんばれない)ことに気付きました。
道行く人に助けを求め救急車を呼んでもらいました。
運ばれた神戸日赤病院でレントゲン撮影の結果、
左足首の少し上の(2本)骨折が判明。
その日の夕方
太い骨にチタン棒(直径9mm長さ315mm)、
細い骨にワイヤーを挿入する接合手術。
その後2週間の入院を経て自宅生活
退屈なお尻歩きのひきこもりをいまだ続けています。

骨がくっつきはじめるまでに6週間
完治まで3ヶ月・・・という主治医の見立ては(残念ながら)当たっていまして
7週目となった今日
やっと自分の体重の30%の負荷を左足にかけれるようになりました。
あと1ヶ月は松葉づえがたよりで
仕事もヨットもできない悲しい状態が続きます。

まさに「不幸は一瞬にやってくる」です。
1年の1/4がどこかに飛んでしまいました。

・・・・というわけで、
いつも楽しい話題を提供する「店主のOFF」なのですが、
久しぶりの更新は悲しい話題となってしまいました。

そうそう、
私の骨折と同時に息子の就職が決まりました。
超氷河期と呼ばれる今年の就職戦線でしたが
父親の私としましては
・・・・「骨のおりがい」がありましたねぇ。

 

 

 

5月23日 古寺山参拝

 

ここからは千体を超える五輪塔は見えませんが、階段を上がると京都嵯峨野「化野念仏寺」を思い起こす眺めなのです。

 

西国街道を起原とするわが元町には
まちをあげてお祀りする墓碑があります。

源平の昔、
神戸を守護していた武門の将士、
あるいは当時の高僧の墓碑が
風雨に晒され無縁仏となり
元町通りの土中に埋没していたしていたのですが
昭和34年、下水工事の時にこの五輪塔190体が発掘され
元町の先達によって神戸市北区の古寺山墓苑に合祀されました。

毎年5月の下旬(年に一度だけですが)
これらの五輪塔無縁仏をまちの有志で供養する会が催されます。
信心深い(?)私はこの会に
ここ数年欠かさず参拝しています。

俗世にどっぷり浸かる今の私の生活ですが
「目に見えない神仏に向かって恥じない生活を心掛ける」
という心境にさせていただける参拝なのです。
・・・・50才を過ぎるとこんな考えが少し芽生えてくるものですね。

さてさて、
朝から大雨で古寺山参拝以外これといった予定のない日曜日、
久しぶりに元町1番街と南京街界隈を歩いてきました。

 

2Fのカフェは1Fのドーナッツ店で目立たないですが、横丁の階段で上がります。以前は「喫茶ルモンド」でした。

 

同じ元町でもわが5丁目界隈とは街の雰囲気が異なる東元町地区ですが
最近オープンし大ブレイク中の「はらドーナッツ店」の2Fカフェの内装、
そして開店が待たれる「神戸コロッケ」の建物(安藤忠雄設計)
がとくに印象に残りました。
たしか、神戸コロッケ社長の岩田さんと安藤さんは大の仲良し。
こんな小さな(失礼)まちなか路面店にも
「世界のアンドータダオ」の設計建物が存在します。
・・・一見の価値がありますよ。

 

コンクリート打ちっぱなしの安藤建築とはひと味違った金属外装です。

 

 

 

5月16日 神戸まつりヨットレース

 

修正順位で3位。表彰状とカップと副賞のへリーハンセンのカッパをゲットしました。

 

今週末は、
わがホームグランドである「須磨ヨットハーバー」で
年間最大イベントのお楽しみレース
「神戸まつりヨットレース」を楽しんできました。
昨年は例の新型インフルエンザ騒ぎで中止されましたが
今年は参加が50艇を超え
久しぶりににぎやかな開催となりました。

今回の「神戸まつりヨットレース」のような
大型のレース艇に混じってスタートする時のポジショニングのセオリーは
スタート後のフレッシュウインドを受け続ける場所をさがすこと
・・・・と、ヨットレースの戦術教科書には書かれています。

つまり、大型艇をやり過ごして
遅れ気味のスタートでフレッシュウインドを掴みなさい
という意味なのです。

実は、
毎年このパターン(遅れ気味スタート)をわが艇は実践しているのですが
最初に出遅れた分を最後まで挽回できず
良い結果が得られないという
失敗をくり返しています。

ということで、
今回はこの作戦を採用せず
「果敢なスタート」に挑戦しました。
ポートタックのスピンスタート、強いつれ潮、
リミットマーク側一点有利の状況下
スターボードタックの大型艇の前をすり抜け
みごと下1スタートを成功させました。
スピン展開も早くスタートダッシュも完璧でした。

その後のレース展開は
微風のフリーレグ(スピンラン)が長く
24ftの小型艇には不利な状況でしたが
X-37「イーグル」、Farr31IMS「エアーサプライ」に続き3位という修正成績をおさめることが出来ました。

優勝は逃しましたが
なんといっても
思惑どおりのスタートが切れたこと
そして同型艇(J/24が7艇出場)のなかで1位をとれたこと
・・・・うれしいですねぇ。

 

フィニッシュ後の記念撮影。はるか後方に後続艇群が見れます。いい景色です。はいっ。

 

 

5月9日 KYCへ 

 

2レースとも最下位でしたが、明るく須磨へ帰ります。回航中の男談議が楽しいのです。

 

今週末は、
久しぶりの西宮遠征。

この1ヶ月、入念に整備を行ない
準備万端、気合い充分で挑みましたが
2レースとも「けべ」という
不甲斐無い結果で帰ってきました。

・・・言い訳はしませんが
敗因はしっかりわかっているつもりです。
今週はあまり落ち込まないよう
仕事に頑張りたいと思いま〜す。

それにしても、
僚艇「コウベMD」の速いこと。
今シーズン、オールトップで快走を続けています。

次に海上で会った時には
ぜひとも「秘策」を聞き出したいと思ってます。
ウッズさん!!よろしくねぇ〜。

 

 

5月2日 タイトリーチでのスピンダウン 

 

練習が終わり疲労困ぱいのメンバー(撮影 アネロン洋子)

 

 

日頃の行いが良いのか
私にとっては、
5月2日はただ一日だけのGWのお休みでしたが
絶好のセーリングを満喫することが出来ました。

朝9時に集合。
早々にドッグアウト。
須磨沖の適当な浮標を上下マーク(約0.5マイル)に設定し
午前中に10本。
昼食後、
午後3時までに8本のマーク練習を行ないました。
当初はマークラウンディングの基本動作を
ポジションを入れ替えながらくり返す練習でしたが
終盤は、
タイトリーチの状況下での
スピンダウンの動作確認を重点に
反復練習をくり返しました。
風速がそこそこ(5m/s~7m/s)で
強い潮流の影響もあったので
スピンダウンコールのぎりぎりのタイミングと
バウマンの力量の見極めに
課題が残りました。

こんなに濃密に練習したのはひさしぶりでしたが
とにかく沖へ出て
メンバーとセーリングを始めると
次々と新しい発見や取り組むべき課題が出てくるセーリング競技、
・・・・奥深いですね。

 

 

4月25日  ウインチ分解と「中山岩太」写真展

 

ジェームス小林の持つ新兵器スプレーはこてこての古いグリスを瞬時に洗い流してくれます。ホームセンターで格安で売ってます。

 

今週末は絶好のセーリング日和。
ですが、・・・・先週からの予定どおり、
ボートのメンテナンスを実施しました。

気になる整備箇所は3つ。
ブーム内の古くなったアウトホールテークルの交換、
エンジンブラケットの付け替え、
そして1年半御無沙汰のウインチ分解掃除。

午前中にブームとブラケットをやっつけ
午後から難解なウインチ分解に取り組みました。
わが艇のウインチはバリアント製の年代物で
最後のくみたてが(中年のかたい頭では)
「ちょっくらめんどう」なのです。

なんとか3時には整備を終え
じめっとした艇内もすっかり乾かして
この日の予定は完了しました。
これで来週から始まる
ハードなレーススケジュールに対応できそうです。

 

高校時代「写真部」所属の私は「中山岩太」に負けないよう夫婦のポートレートを撮りました。(・・・???)

 

予定より早く整備が終わったので
帰宅後、家内と兵庫県立美術館へ。
戦前の日本を代表する写真家「中山岩太」展を観てきました。
「中山岩太」は神戸大丸でスタジオを開設していたこともあって
戦前の神戸元町の写真も多くあり
興味深く鑑賞することが出来ました。

写真展の副題が
「レトロ・モダン 神戸・・・私は美しいものが好きだ。」

・・・私も同感です。

 

 

4月18日 須磨ヨットクラブポイントレース

 

いつもの4人でレース参戦。細かいトラブル続発。秋の全日本にむけて問題点をクリアしていきます。

 

わがチームは
久しぶりの開催となった
「須磨ヨットクラブポイントレース」に
参加してきました。

気温が少し暖かくなったこともあり
クルージング艇が楽しく参加できる
「ホワイトセールクラス」も同時に開催されましたので
今回はにぎやかなクラブイベントになりました。

参加艇数は19艇、
参加人数も87名と、
低迷が続く最近にしては活況で、
アフターパーティーも盛り上がりました。

さてさて
レースの方ですが
レース中、風向が大きく南から西へシフトし(60°以上)
わが艇は軽風のシフトの加減についていけず
11艇中6位と奮いませんでした。
優勝は「イマジン」(DUFOR34)、
普段は軽風を苦手とするのですが
岡田オーナーのもと、気合いでしぶとく走りきり
修正1位となりました。
おめでとうございます。

 

僚艇「ハングオーバー」はサンディエゴ帰りの「高原氏」が復帰。全日本参加のための準備が始まっています。

 

レース終了後、
西風が強くなり
ハングオーバーと簡単なレース形式の練習を2本。
スピードとクルーワークの確認をして
帰港しました。

来月からは毎週日曜はセーリングの予定。
秋の全日本まで
セーリングの密度がだんだん濃くなってきます。

 

 

 

4月11日  お店のメンテナンスと「食べるラー油」

 

 

 

今週末は朝からお店のメンテナンス。
店外のペンキのはげた部分の塗り作業を行ないました。 
以前ペンキ屋さんに塗ってもらったのは15年くらいも前ですので
屋外店鋪の劣化に比べれば
ずいぶん長もちしたように思います。
あらためてアーケードのありがたみを実感します。

お店近くの「阿部塗料」さんで
ペンキの種類、下地の整え方、はけの種類・・・等々を教えていただき
昼までかかって仕上げました。
自分でやると「へたくそ」でも達成感があり楽しいものです。
で、
気になる「できばえ」ですが
家内に尋ねると
「ノーコメント!」。
・・・みなさんの御想像におまかせします。 

 

「桃李門」のランチ・・¥1050
イカの天ぷら、若鶏のいりつけ、白菜クリーム煮、焼豚と玉子の酢物、サラダ、ライス、スープ、デザート(タピオカ)

 

昼食は、わが店の南隣の北京料理「桃李門」。
懇意にしているオーナーシェフ李さん
御自慢の「食べるラー油」に挑戦して来ました。
ご飯が「おかわり自由」となってますので
ご飯党のわたしにとって、
この「食べるラー油」は最適メニュー。
辛いけど美味ですねぇ。

  

タカイF30、J/24、ヤマハ30R、ダビッドソン34と乗り換え、再びJ/24でレース参加の歴史あるカウベルチーム

 

昼食後は所用で須磨ヨットハーバーへ。 
沖ではディンギーレース開催中。
整備中の「カウベル」にお邪魔し
記念の須磨沖初セーリング。

少しの時間、
ヘルムをとらせていただきましたが
わが艇とはかなり性格の違うボートのように感じました。
来週の須磨ポイントレースがデビュー戦、

どうぞ、お手柔らかにおねがいしま〜す!!

 

 

4月4日 練習  

 

 

軽風下のスピンランです。(写真提供 小原)

 

テレビ取材中ですが、ヘルムスとトリマーは真剣モードです。ゲストのアネロン洋子はお気軽モードです。

 

暖かくなりましたねぇ。
いよいよ本格的な2010年のマリンシーズン到来です。

今年からわがチームは毎月第一日曜日は「海上練習日」。
11月の全日本選手権までに
いろいろな課題を楽しく克服したいと考えています。

さてさて4月の第一日曜日。
練習のため「まじめな5人」のメンバーが集まりましたが
ヨットクラブからの要請で
急遽、テレビ番組の撮影会となってしまいました。

わが艇を含むクルーザー4艇とディンギー4艇が沖に出て
帆走シーンの取材でした。
・・あいにく風が弱く
グッドセーリングシーンの放映はあまり期待できそうにはありません。
私としましてはせっかくの貴重な練習日がつぶれて残念でしたが
どうせこんな風なら充分な練習にもならなかった
・・・・ということにしておきます。

気になる放映ですが
4月30日(金)19時54分〜20時。
朝日放送(6ch)です。
短い時間なのでお見逃しなく!!

番組名:ココイロ
URL:http://asahi.co.jp/kokoiro/

 

いつもの練習相手「cross」。取材後半はカメラクルーが「cross」に乗り込んで密着取材です。

 

夕方には新しいJ/24カウベルが入港しました。旧シエスタ・・グッドボートです。