神戸元町WINDWARD「店主のOFF」2009年9月から12月まで

 

12月20日    須磨ヨットクラブ忘年会

 

総勢80名の大宴会でした。アネロン洋子がお世話になるファンタジアンチームと合同で鍋をつつきました。

 

私が須磨ヨットクラブに入会して、はや22年。
(おもにヨット競技を楽しんでいるわけですが、)
毎月第3日曜日に行なわれるポイントレースには
ほとんど欠かさず参加しています。
強風や悪天候で中止になったことを考えても
年に10回平均、200回以上もレースに参加してきたことになります。
22年のクラブ競技活動で年間優勝を果たしたのは1999年の1回のみ。
なかなか「須磨で優勝」するのは難しいものなのです。

さてさて、2009年度ですが
11月レース終了時点でわがチームは1点差の2位。(首位は同型艇ハングオーバー)
今月の最終レースの結果では逆転年間優勝の可能性もあり
朝から(強風のなか)気合い充分で臨みました。
・・・・が、11時になっても強風がおさまらず
12月のレースはノーレースとなってしまいました。

ということで、
10年ぶりの優勝はかなわず
今年も過去何度となく経験した「2位」(準優勝)という結果に終わりました。

写真はポイントレースの表彰式を兼ねた楽しい忘年会の模様です。
ハーバー近くの「国民宿舎 シーパル須磨」の大阪湾を見渡す展望風呂で入浴後
クラブのメンバーと鍋をつつきながら
1年を振り返ります。

毎度のことですが

・・・・・「来年こそはやりまっせ!!」

 

12月15日  神戸カルモマリーナ

 

 

新桟橋に「ホルベルグラッシー31」(手前)が係留中。保管艇のグレードも上がっています。

 

12月も中旬。
そろそろ「年の瀬」という言葉が聞こえます。

ルミナリエの開催などで気ぜわしい週末でしたが、
日曜日の午前中はじっくり「年賀状」の作成。
午後からは、
わが元町商店街の年末セール
「サンクスフェスタ」の抽選場の昼当番。

そして2時には、
いつもの須磨ヨットハーバーへ。
(来週のレース最終戦にむけての準備です。)
ついでに、来月末に須磨会場で行なわれる
「国際VHF無線3級免許」講習会の申し込みも
家内と一緒に済ませて来ました。

少し時間があったので
ヨットハーバー東に隣接する「神戸カルモマリーナ」(写真)に立ち寄って来ました。
このマリーナ、
オープン時に見学したことがありましたが
今秋、2本の桟橋を増設し
140隻収容のなかなかのマリーナに成長していました。
高級セーリングクルーザーの係留もポツポツ見受けられ
今後、さらに保管艇数が増える予感がします。

気になる係留費用ですが、
8m〜9mの艇で年間¥360000。
9m〜10mの艇で年間¥420000。
全艇ポンツーン係留で電気、水道施設も揃っています。
駐車スペースも以前より広がっています。

わがホームポートの須磨(公営)に比べ
年間20万円近く安い価格設定。

この業界も「デフレ」の波が押し寄せています。

 

 

 

12月6日  京田辺グラウンド

 

 

同志社のオフェンスライン左の3人(だんご3兄弟)は高校ラグビー部から同じ釜の飯を食った仲間です。
64番が息子シンタロウです。

 

11月に入ると
わが家のDVDレコーダーのディスクは
スポーツ番組の録画でいっぱいになります。
特にラグビーとアメリカンフットボールのゲームが多いのですが
土日に録画したものを
その日曜日のうちに頑張って見てしまうようにしています。
翌日の新聞で結果(内容)がわかる前に
じっくりと楽しみたいからです。

この日曜夜のラグビー録画鑑賞の習慣は
日曜日の昼間に海に出ることの多かった30代のころから
20年以上は続いています。
ラグビー好きの私にとって
セーリング以外の数少ない
まぁ、いわば「マイホビー」なのです。

息子が数年前まで高校生ラガーであったことで
最近のラグビー番組は
(息子の)過去の対戦相手が大学生として出場し、
(その成長を見れるのがうれしいのですが)
特に真剣に見入ってしまいます。
この土曜日の「関学対同志社」戦
日曜日の「明治対早稲田」戦
ともに懐かしい顔ぶれが出場の見ごたえのあるゲームでした。

さてさて、
夜は自宅で録画鑑賞でしたが
昼間はグラウンドの息子のゲームを楽しみました。

今シーズン最後の京都大学との練習試合でしたが
来シーズンを見越しての新チームでのゲーム展開
「京大ギャングスターズ」の「ど迫力」を感じました。

・・・・ライブは違いますねぇ。

 

  

 

11月29日 ハーバーランドをうろうろ

 

ハーバーランド キャナルガーデン、高さ21mの巨大ツリーの前で

予定のない日曜日、
久しぶりにハーバーランドを訪れました。

11月中旬以降、
わが元町商店街は深刻な不景気に見舞われています。
元町の表玄関である
「大丸神戸店」も大苦戦が報じられています。

それでは西隣の「まち」はどうなっているのか、
・・・気になって、様子を見に行って来ました。

「まち」開きから16年、
成熟期を迎えた「ハーバーランド」ですが
大型商業店の入れ替わりが激しく
16年間営業を続けられている施設は少数派です。
核となる「神戸阪急」も元気なく
日曜日には人気の「モザイク」の人出も
予想以上に少ないように感じました。

神戸中心部である元町周辺が大苦戦しているという事実は
きっと、日本全国にも当てはまります。

この大苦戦
われわれ商売人は「物が売れない」と感じることなのですが
裏を返せば・・・(友人の呉服屋さんの言葉ですが)
お客さまも「物が買えない」という立場にあるということなのです。

そんなことを「ハーバーランド」をうろうろして
あらためて気付いた日曜日の午後でした。

夕方は
須磨ヨットハーバーのクラブルームで
気の合う仲間と来年2月開催のヨットレース準備会。
こちらは「楽しいゴト」の企画です。
ポジティブになれますねぇ。

 

 

11月22日 KYCポイントレース最終戦

 

2レースとも不発に終わり元気なく須磨に帰ります。みんな下をむいてますねぇ。実はとっても寒かったのです。

 

いきなり冬がやって来ました。

11月後半のアウトドアは寒暖がシビアです。
アクティブな場面(レース中など)では汗がでるほど暑いのですが
じっとしている場面では(回航中など)
とんでもなく寒くなります。

寒さにはめっぽう自信のある私ですが(・・単に寒さに鈍感なだけですが)
西宮から須磨への帰りの2時間
冷たい雨も降り、
震え上がるほど寒さを感じました。

へリーハンセンのアンダー(リーファ)、パタゴニアのフリース(シンチラ)、ノースのアウタージャケット
今まではこの3枚で真冬でもOK!なのですが
須磨に帰りついた時には手足がぶるぶる・・・
年齢を感じてしまいますねぇ。

さてさて、
今週末のKYCポイントレース
今年度最終戦ということで気合いを入れて挑みましたが
5艇中 4位-4位と撃沈しました。
第1レースは時刻に50秒ほど間に合わず遅刻スタート
かろうじて1艇抜いて4位。
第2レースはスタート直前に30°下振れが入り
上3番位置のため下2艇に先行され
最後まで挽回できませんでした。
3位で廻った最終レグで振れタックが冴えず
1艇抜かれ4位、という結果でした。
この日の4位で、
年間順位も4位/11艇中となりました。

キールを修正してはじめてのレース
上り角度の新しい感覚をつかみたかったのですが
微風で振れまわるコンディションでは
私自信「良くわからなかった」というところです。

来週末で11月も最終。
早くも師走です。

シンタロウ(まん中)は3年生最後の試合(近畿大戦 24-14)を勝利で飾りました。
今シーズンは全試合スターターで出場しました。おかげさまで怪我もなく終わりました。
 

 

 

2009年11月08日 2010ミッドウインター選手権の準備

 

関西J/24フリートを牽引する「クラリス」。来年は須磨沖にその勇姿を見せてくれます。(写真提供 KYC)

 

「12月から3月までの冬期間、関西でのJ/24のレースがありません。是非須磨で開催して下さい。」
という依頼が西宮のJセーラーからありました。
言われてみれば、確かに
11月のKYCポイントのあとは翌年3月のKYCスプリングレガッタまでJ/24だけのレースはありません。

ということで、
須磨のJ/24仲間と相談し
来年2月の6、7日に須磨ヨットクラブ主催でレースを開催することが決まりました。
冬の真只中のレースですので
「2010須磨ミッドウインター選手権」と名付け
実行委員会事務局は私が担当することになりました。

今週末は、
事務局として
ヨットハーバーを管理する神戸港振興協会へ出向き
細々とした交渉を行なって来ました。
外来艇の無料係留、陸上搬入艇の無料上下架、ウエルカムパーティーの会場確保・・・等々
(冬場で)そんなに参加艇が多く見込めるレースではないのですが
やるからにはしっかりとしたレースを実施したいと考えています。
上質のレース運営こそ、
現在低迷しているヨット界の普及に役立つと思うからです。

今後もこの情報は逐次、
このページで公開していきます。
慣れないレース開催ですが・・・・頑張ります!!

 

11月8日はEXPOフィールドへ。今期全勝の関西大学が優勝を決めました。息子シンタロウチーム(白)は0-46で完敗でした。

 

 

2009年11月01日 キングス・ホビー

 

出品艇のなかで一番の私のお気に入り。それにしてもリーヘルム(風下癖)が強く操船のむずかしそうな艇です。

 

「キングス・ホビー」 
欧米では帆船を模型に再現することをこう呼び高貴な趣味の代表とされています。

今週末、
わが店のすぐ東隣の「こうべまちづくり会館」で
キングス・ホビーの展示会 (第27回「帆船模型作品展」11月3日まで)が開催され
仕事の合間にじっくり観てきました。

出品は38点、
そのうち16点は「スクラッチビルド」と呼ばれる
模型キットメーカー製ではない
作者が図面から材料をそろえて作られた帆船模型でした。

キットメーカー製でも完成までかなり細かい作業を何ヶ月も要します。
不器用な私には太刀打ちできないしろものです。
まして図面の読み込みから始めるスクラップビルドとなると
私のような文科系の人間は絶対に無理、
「近寄りがたい理科系人間の趣味の世界」と私は感心してしまいます。

作品にはそれぞれに説明文が付きます。
ランニングリギン、センターボード、キール、フレーム、ビーム、クリンカー・・・・
等々、私でもわかるヨット用語が多くあり
制作過程のそれぞれの作者の苦労が理解しやすく
(私なりに)興味深く楽しく拝見することができました。

出品者は仕事をリタイアされた高齢の方(70代)が多かったのですが
まだまだポジティブな生き方をされているようお見受けしました。

老眼や物忘れが今の何十倍(?)もすすむであろう私には
老後に有り余る時間が出来たとしても
この「キングス・ホビー」(キットでも)・・・不可能ですねぇ。

 

 

 

1日、雨の中関西Jフリートからキールのテンプレートを借りて、わが艇はある秘密の改造を完成させました。
今回はお金も手間もかけましたので、きっと従来よりも速くなっているはずです。

 

 

2009年10月25日 西京極スタジアム

 

14-10で試合終了。勝利のVサインです。このあと校歌「カレッジソング」を気分良く歌いました。

 

「ゆるキャラブーム」なる言葉が流行っています。
ゆるいイメージでキャラクターをPRすることですが
今週末の神戸市長選は 
ブームにのって(?)「ゆるキャリア」が勝利しました。

60年間も自分の職場から首長を出して来た「神戸市役所」。
この不況で地べたをはいずりまわる
われわれ「民間あきんど」からすれば
助役(副市長)以下、市職員の大半が
上司がもと同僚である「ゆるい」職場関係に安穏としてきたように見えます。
近年繰り出す施策は全く緊張感がなく
不景気な市民の目線からはどんどん離れていっています。

結果、
対立候補にたった8000票という僅差で(現職が辛くも)勝ちましたが
厳しい市民の声が届いたように思います。
今回勝利の神戸市長以下「ゆるいキャリア」たちは
これからの任期間、
気を引き締めて市政に取り組んでもらいたいものです。

さてさて今週末
朝早くから市長選投票に行き
その足で京都市西京極スタジアムにアメリカン観戦に出かけました。
息子のゲームも今シーズンはあと3つ。
「できるかぎり見に行く」という今年の方針で、
秋シーズンはすでに今回のゲームを含めて5試合観戦済みです。

試合結果は14-10で甲南大学に勝利。
(先月から3連勝で3勝2敗の8校中4位です。)
試合終了後、応援のみなさんと大声で校歌「カレッジソング」を歌ってきました。

夕方、家内の実家で好物「すき焼き」を御馳走になり
気分良く神戸に帰って来ました。

・・・ええ日曜日でしたねぇ。

 

後半終了間際、シンタロウは反則を犯し10ヤード罰退。シーソーゲームでしたのでハラハラものでした。

#64 シンタロウ 勝利の笑顔

 

 

2009年10月18日  ポイントレースコミッティー

 

ハーバーから眺める「海峡に沈む夕日」。10月中旬からが見ごろです。

 

 

今週末は年に1回のコミッティー(ヨットレースの海上運営)当番でした。
わがヨットクラブは貧乏ですので
月例レースの運営は費用がかからないようクラブメンバーが交替で行ないます。

ポイントレースでは年間をとおしてのレース成績を集計し優勝を決めます。
今月のような当番月は、わが艇はレース参加できないのですが
レース運営のご褒美になんと3位(3点)の成績がもらえます。
この「3点」の成績
good pointかbad pointかはそれぞれの艇によって受け取りかたが違います。
優勝を狙うチームは「3位」なんて欲しくないと思うし
下位に低迷しているチームはうれしいボーナスポイントのように思います。

さてさて、
晴天に恵まれた海上運営、
風と波にも恵まれ(?)
私がかつて経験したことのないような
困難な出来事が続発しました。

まず、
運営箱にあるべき風見用のコンパスが紛失していたこと
次に、
海上運営艇の連絡手段である無線機が機械トラブルで不通であったこと、
極め付けは、
クラブ運営艇「シアトル」のドライブ(推進部分)がチルトダウンできなかったこと
そして最後に、
なんとか修羅場をくぐり抜けて2レース目中盤まで辿り着いたとき
須磨沖で演習中の海上保安庁に
「14時をもって海上ブイを撤去せよ」という要請が入ったこと。

・・・他にも(走錨とか)いろいろありましたが
スタートラインを20°も下有利に設定したこと以外は
とにかく無事に2レースを終了させることができました。

どのように困難を切り抜けたかは想像におまかせしますが
「ふっーう」とため息が出るほどしんどい一日でした。

ぬかりない「レース運営」、
レースを楽しむメンバー全員で取り組むべき課題です。
しっかりしたレース運営が
ヨット競技人口減少に歯止めをかける最低条件だと私は考えるからです。

で、
コミッティー当番の「3点」
強風で有利な大型艇が上位を占めた今回のレースに限って言えば
小型のわが艇にとっては
うれしい「ボーナス」でしたねぇ。

 

レース後、2010年のレース委員会の会合が開かれました。来年2月6、7日はJ/24ミッドウインターの須磨開催も決まりました。

 

 

 

2009年10月12日 今年はちがうぞ! ワイルドローバー

 

「痛い相手」と対戦中の息子のシンタロウ(白ジャージ1番手前 64番)

 

秋晴れの一日、
アメリカンフットボール観戦に
大阪万博EXPOフィールドへ出かけました。

11:00キックオフの京都大学戦。
戦前の大方の予想を覆し、
みごと、わが息子のチームが勝利しました。

同志社ワイルドローバーは昨年最下位(8校中8位 入れ替え戦で勝利しなんとか1部残留)であったことから
今期は上位チームからの総当たりが始まりました。
初戦(立命館)第2戦(関西学院)と大敗し
今年も苦しい立ち上がりでしたが
先月の第3戦(神戸大 勝利)あたりから攻守ともに落ち着きを取り戻し
この日の勝利で2勝2敗のイーブンとなりました。
目下8校のリーグのなかで4位と健闘しています。

息子が入学してから
ワイルドローバーの秋のリーグ戦の勝敗は
1年次 1勝5敗1分け
2年次 0勝7敗。
負け癖がついていただけに
今回の連勝は息子たち現役選手たちにとって
意識の上で「ターニングポイント」になったようです。

昨年の全敗以来
選手全員がミーティングを重ね自分達の頭で考え、
こつこつと厳しい練習にまじめに取り組んで来ました。
まさにこの1年
「どん底から這い上がる」を実行しようと努力してきたわけですが
今回の京都大学戦勝利がきっかけとなれば
今年はちょっと違うチームに変身しそうです。
残り3試合もこの調子で頑張って欲しいものです。

それにしても水野監督率いる強豪の「京都大学ギャングスターズ」
息子のトイ面のDL陣(ディフェンスライン)は
関西ナンバー1の「痛いあたり」だそうです。
非力なわたしなら「イチコロ」ですねぇ。 

 

試合終了後の整列。京都大学と同志社の定期戦を兼ねたこの試合。「京同釜」という優勝カップが同志社に授与されました。

 

 

2009年10月4日  デッキ上にて

 

鶴田氏(aboutオーナー、左)も前川氏(ViViオーナー)も生っ粋の須磨生まれ須磨育ち。潮っけたっぷりのベテランセーラーです。
デッキテーブルに鎮座しますは、前川氏所有の「パーサーズラム」。英国海軍御用達のラム酒です。器がいかにも海軍仕立て。

 

久しぶりの予定のない休日。
朝から少し長めの「愛犬さんぽ」です。
昼前に元町。
わが町が誇る音楽祭「元町ミュージックウィーク」のステージ設営(のお手伝い)を終え
須磨ヨットハーバーへ。

陸上保管中の愛艇upwindに乗り込み
いつものビルジ抜きのあと
全日本選手権で気になった艇体箇所をごそごそと確認。
来年の選手権までのおおまかな整備予定を頭に描きます。
昼食はクラブハウス3Fレストランでハンバーグランチ。
中島氏(シーミュー ヤマハ31Fオーナー)、横山氏(セントエルモ Farr31IMSオーナー)と一緒に
先日のレース話や楽しい世間話に花が咲きました。

食後、
ハーバー改修工事後の桟橋揺れを体感するためにB桟橋へ。
前川艇(ViVi コ−ニッシュグラバー)でクラブ前副会長鶴田氏とともにデッキ談議となりました。
夕方までの3時間ほど艇上で過ごしましたが、
「揺れ」はさほど気にならず
この度のハーバー改修工事が予想以上の出来であったと感じています。

苦節30年、
わがホームポートは
やっとのことで世間一般並みのヨットハーバーのレベルになったようです。
「最近、金曜日の晩から日曜日夕方までのハーバー滞在型の利用者がポツポツ出始めている」
・・・という話を聞くとうれしくなります。

ヨットの環境が整うと利用者が増える。
利用者が増えるとヨット(海洋スポーツ)が楽しくなる。
ヨットが楽しくなると価値観が上昇し設備にお金が落ちる。
お金が落ちるとヨット環境がさらに整えられる。
・・・・まさに好循環が始まります。

不況さなかの日本経済
今回の改修工事が
ヨット好循環のはじまりになれば・・・と期待します。 

 

ViVi号は英国製のクラッシッククルーザー。須磨ビーチ沖でアンカリングし読書するのが前川オーナーの日課です。

 

この日の夕御飯は、「ますお」さんお勧めの新開地本通り「一心」のにぎり寿司。
一人前¥1700(上写真は2人前)。一貫にネタが2種類のかわり寿司です。美味です。

 

 

2009年9月20日~23日 J/24級全日本選手権 

 

強風の2日目を終えて。平均年齢50才のわがチームはBCAA(疲労回復サプリメント)を補充しながら戦いました。

 

シルバーウィークの4日間
西宮で開催された「J/24級全日本選手権」を楽しんで来ました。
私にとって、
4日間も職場をはなれて「ヨット三昧」となれるのは
年に一度のこの期間だけなのです。
日頃の仕事のストレスも
どこかに吹っ飛んでしまうくらい
楽しい4日間でした。

ここ数年の傾向ですが、
年に一度の、この選手権のために
わざわざヨットをトラックに載せて(高額の運賃を払って)
遠征してくるチームが減って来ています。
参加が50艇を超えた年もありましたが
最近は20〜30艇で推移しています。
今大会も26艇と少数でしたが
精鋭がそろい
レベルの高いチームが世界選手権出場を狙ってエントリーしてきました。

で、
わがチームですが
最終15位(26艇中)という結果となりました。

毎年のことですが
国内は、世界でも通用するチームが5チーム
国内各地で常勝チームが10チーム
そして残りはそれ以下のレース好きチームと分類されます。

われわれみたいなサンデーセーラーチームが15位以上に這い上がるには
高い高い壁が存在するのです。

ということで、
15位だった今年のわがチーム
・・・・「日本のサンデーセーラーの頂点に立てた!!」
ということにしておきましょう。

来年11月の名古屋での全日本
・・・・壁を超えたいですねぇ。

3日目からは一転、微風シリーズ。メンバーも元気な若手(左2、3人目)と交代したのですが・・・。

 

2日目のウエルカムパーティー、KYC2Fにて(撮影 cross福富氏)

 

 

2009年9月13日 全日本選手権 計測 

 

  

問題のキール箇所。計測員の横田さん(右2人目)と再々計測。内山造船さん(右1人目)は納得してませんねぇ。

 

9月12日土曜日からJ/24クラス全日本選手権の計測が始まりました。
出場艇を限りなくイコールにするための関門です。

土曜日、(私は仕事のため参加できなかったのですが)
チームのみんなで朝から西宮に艇を回航。
(計測に必要な船台は小型トラックを借りて運搬しました。)
午後から本格的な計測がスタートしました。
毎年の事ですが
わがupwindはいろいろと問題が発生
特にキールの厚さの問題が翌日の宿題となりました。

日曜日、9時より計測再スタート。
艇体重量計測は1273kgで3kgオーバーで無事通過(昨年は10kgオーバー)。
シアーライン(マストの長さ)計測は3mmマストが短いことでNG。
他はすべてクリアしました。
結局
1.キールを一部0.3mm厚くすること、
2.マストを5mm長くすることが
計測委員会から要望されました。

1.は内山造船さんに、即日工事依頼。エポキシ塗料を2度塗りで解決。
2.は手慣れたもので自力工事で15分ほどで解決しました。

毎年の計測、
昨年から全然さわっていない艇体箇所(キール、マスト)が
成長あるいは衰弱(?)しているのか、
不思議と数字が変化しています。

わが艇だけでなく
僚艇ハングオーバーも今年は
ブームが伸びたり、艇体が痩せていたり

う〜むっ、
まさに、船は生き物です。
upwindさま!!
今年は機嫌良く走って下さ〜い。

 

 

 息子#64(白のジャージ)はこの日も完敗(3-32)でした。関西学院大学ファイターズディフェンスラインと勝負しています。

 

2009年9月6日  全日本選手権準備

 

 

朝から夕方まで、汗だくになって準備作業を終えました。

 

私にとって年の一大行事である「J/24全日本選手権」、
今年は地元西宮沖で開催されます。
選手権は9月12日の艇計測から始まるのですが
競技自体は20日から23日の4日間で計11レースを予定しています。
今週末は、その計測準備におわれました。

わがチームは月3回のペースでレース活動を続けています。
そのペースで艇の整備もしっかりやっているはずなのですが
「全日本選手権」という大舞台の前には
艇の細部に渡ってつっこんだ点検修理が必要なのです。

真夏の暑さの中
アネロン洋子を含む4人のメンバーは
朝から分担して準備にとりかかりました。
艇内のふき掃除、工具箱の整理、レース用セールや安全備品の積込み、マストたて機の整備・・・等々
着実に作業はすすんだのですが
一番のヒットは
ラダー(舵板)の重い原因(ルールより3kg以上重かった)が解明できたこと。
なんと3000cc以上の海水がボルト穴からラダー内部に浸入していたのです。
偶然、舵板を反転して水が溢れだしたことで発見したわけですが
さっそく防水処理を業者に依頼しました。

最船尾にある舵板が他艇に比べ3kgも重いと
帆走中に余分なピッチング(縦揺れ)が発生し
艇速が落ちる原因となるのです。

暑い中、細かい作業をしたおかげで発見できた事柄
幸先の良いスタート・・・と私は確信してます。

 

ラダーの含水。発見者は山田ヘルムス。担いだときにピチャピチャ音が聞こえました。逆さにして水抜きです。