神戸元町WINDWARD店主のOFF2009年6月から8月まで

 

2009年8月30日  KYCポイントレース & アメリカン観戦

 

新西宮ヨットハーバーへ到着の「ASUKA」。左から石野オーナー、前川氏、永信氏でした。

 

「須磨ヨットハーバー」の防波工事が佳境に入っています。
開港以来33年間、
(日本3大悪ハーバーと呼ばれる原因となる)
係留保管艇を揺さぶり続けた波は
ハーバー南開口部を狭める工事によって
そのエネルギーが半減されました。

私の昨日の観察では
周期の短い波が残っていますが
うねりによる艇の揺れは大幅におさまり
静穏な、ごく普通のヨットハーバーに近づきつつあると感じています。
あとは・・・秋の台風を無事やり過ごしてくれればと願うばかりです。

工事の話のついでに、
2008年にヨットハーバーの工事が始まってから
神戸市は新規の利用者申し込みを(2年間限定で)シャットアウトしています。
工事後の利用料金が一部20%も上がることで
今春須磨から他のハーバーへ出ていった利用者も多いのですが
入ってくる利用者が皆無となると
ハーバー利用者(私たちにとっては海の仲間ですが、ハーバーにとってはお客さま)は減る一方なのです。
このシャットアウト
民間企業ではありえない経営感覚です。
須磨ヨットハーバーは公営といえども、
神戸市の税金を1円も投入しない優良経営体質のハーバー(年間約7000万円の黒字)と呼ばれています。
利用者が少しくらい減ったとしても経営的にはさほど影響は出ません。
むしろ利用者が増えると仕事量が増える。
利用者減のほうが日常の業務がより楽になる・・・という発想が見え隠れします。

もうひとつ、
上写真は
昨日須磨から新西宮に艇の引っ越しを終えた「ASUKA」(石野オーナー)です。
石野氏は須磨の艇を今春購入されたのですが
2010年までの新規募集停止の理由で
やむを得なく西宮に転籍されました。
石野氏は芦屋市在住です。
神戸市みなと総局経営課によりますと
神戸市の住民以外はハーバー利用料金が20%上乗せ(加算)されます。
神戸市に市税を払っていないというのが加算理由ですが・・・・理解できませんねぇ。
須磨ヨットハーバーは指定管理の報告書によりますと
1円も神戸市のお金(税金)を使わずに(利用者の払う料金だけで)33年間運営できている優良施設です。
他市町村からの利用者もウエルカム、・・・の方が時代にあっていると私は考えるのですが。

さてさて、今週末
全日本選手権にむけて西宮へチューニングレースに出かけましたが
シフティーな北風に翻弄され
レース結果はチューニングどころか惨澹たるものでした。
「コース選択での迷い」・・・完敗でした。

レース後、
須磨への回航をメンバーにお願いし(私だけ西宮で下船し)
家内の車で京都、西京極競技場へ。
18時キックオフの昨年日本一の「立命館パンサーズ」との試合観戦に行ってきました。
この試合、息子はオフェンスラインとして後半出場。
結果は3対46で負け。
息子も完敗でした。

親子で完敗をバネに今週もガンバリマ〜ス。 

 

同志社は青のジャージ。6人のオフェンスライン手前2人目が息子の慎太郎です。

 

 

2009年8月23日 喫茶店主冥利に尽きるお話、須磨ヨットクラブ8月度ポイントレース

 

レース終了後の自分撮影。結果が良くないと・・・憮然としてますねぇ。

 

今年の私のお盆休みは8月15日と16日のみ。
たったの2日間、(ヨット以外の)楽しい予定をたてていたのですが
14日夕方あたりから体調を崩し
15日朝から発熱、
たのしみの連休はあえなく家でダウンとなりました。

回復した17日からのウィークディは
お盆休み中の遠来のお客さまが多かったのです。
とくに印象に残ったお客さまは二人。

ひとりは私が以前勤めていたヤマハ発動機の同僚。
現在は電動アシスト自転車「パス」の国内販売を担当していますが
世界中でオートバイが売れなくなっていること、(なんとヤマハの売上げの90%は海外です。)
自転車「パス」の国内販売台数がスクーターのそれを抜いたこと
そして、ついにヤマハ社内でのヨットビルダーという姿勢が消滅したこと
・・・などを教えてくれました。

もうひとりは
小学校からの友人ですが
先日、台風10号による水害の兵庫県佐用町に夫婦で救援ボランティアに行った話。
災害の場は報道以上に悲惨であったこと、
神戸からのボランティアが多かったこと、
ボランティアの受け入れ体制が優れていたこと、
(地元の方と区別のため受け入れセンターに到着するや胸に本人名を記載したグリーンのガムテープを貼付けるらしい)
個人の救援レベルの高さを他府県の救援経験者が絶賛していたこと、
・・・・などを伝えてくれました。

どちらの話も現場の生の声。
マスコミ発表よりもさらにつっこんだ話でした。
病み上がり(?)の私には
来店してお金をいただいてコーヒーまで飲んでいただき
貴重な情報を話していただくという、
まさに喫茶店経営者冥利に尽きると感じました。
肉体労働者の役得ですかねぇ?

さてさて
今週末のクラブレース。
10艇中2位6位で修正3位という結果でした。
2レースとも古豪ハングオーバーにしてやられました。
とくに第1レースは最終2下マークまでリードしながら
風の右20°のシフトに気付くのが遅かったことが敗因。
私はフリーレグでの風向変化に鈍感なんですねぇ。
とにかく反省点の多いレースでした。

来週はKYCポイントレース。
全日本選手権前の最終チューニングとなります。
今年のヨット活動もいよいよ大詰めです。

 

 

 

2009年8月9日  お墓参りと海鮮丼 

 

 

超繁昌の「駅前」和田岬店。まぐろ好きの大食いシンタロウにはうってつけのお店です。海鮮丼特上大盛り¥1080です。

 

8月も第3週に入りました。
兵庫県北西部の集中豪雨、凄いことになっています。
そして四国沖には台風9号がいきなり出現。
いったいどうなっているのでしょうか、今夏の天候は。

雨知らずのわが元町アーケード街、
道行く人々の姿はお盆モードに突入しています。

仏事の好きな私、
今週末はわが家のお墓参りと家内の実家の法要を予定していましたが
家内が夏風邪のため昼からの京都行きはとりやめとなり、
朝から息子と2人で北区ひよどり墓地へ行ってきました。
(・・・息子には先祖供養の大切さをすり込み中です)

わが家では
昔から「お墓に参る」とは名ばかりで
敷地内に7つあるわが家の墓をひたすら掃除する
・・・つまり「お墓そうじに行く」ことがお盆の正しい行事なのです。

雨まじりの高湿度のなか親子2人で「汗だく」で掃除と草抜きを終え
昼前に気分良く帰宅しました。
不思議と「お墓参り」という行為には私を「すがすがしい気分」にさせる力があります。(・・私だけですかね?)

帰宅後はTSUTAYAでDVDレンタル。
レッドクリフ(ジョン・ウー監督)のpart1とpart2を一気に見てしまいました。

日本の原作「三国志」(吉川英治著)を読んだのは大学生の頃(30年ほど前)。
あらすじはだいたい覚えていたのですが
私の脳内にこの映画のテーマ部分である「赤壁の戦い」の記憶は薄かったのです。

見終わった直後の感想としましては
「本を読む」ときに私なりに思い描いた想像の世界が
ジョン・ウー監督の映像となって表現される世界とあまりに違う
そのギャップを思い知らされました。
ほんと映画監督は偉大ですねぇ。

夕御飯は
兵庫区中央市場近くの魚料理の「駅前」。
明日から10日間の夏合宿が始まる息子と「海鮮丼」の特上大盛りを食べてきました。
食べ盛り95kgの大学生、おかわりは「うな重」の大盛り。

その食欲・・・・見てるだけで気分が悪くなりま〜す。

 

2009年8月2日  6回目練習、「どーぐしょうぶ」の鉛カット

 

「午前中、無風で練習にならず。」というシーンの写真です。(写真提供、cross福富氏)

 

今週末は今年6度目(最終)の練習日。
朝から東よりの微風(もしくは無風)。
昼から西にシフトし
夕凪まで、上下(かみしも)のソーセージコースを7勝負
練習熱心なcrossチームに挑みました。

わがチームの年初の目標であった
「9月の全日本選手権までに練習日を6回」は、
この日でなんとか達成できました。

単独練習ではなく
練習効果のある「2ボートワーク」が毎回実施できたのも
crossチームの協力があったからこそと思います。
福富オーナー夫妻、そしてクルーのみなさまに感謝!感謝!です。
ありがとうございました。・・・・全日本選手権ではどうぞお手柔らかに!!
 

 

 

高さ100mm幅100mm長さ400mmの鉛インゴットを無事思いどおりカットでき笑顔の村田トリマーでした。

 

練習後、
春に新調したラダーの重量の変化にともない
艇体重量の最終調整を行ないました。
全日本選手権前に実施される重量計測は厳しく
艇全体の重さは(乾燥重量で)1270kg以上という規定があります。
前回の選手権ではわがupwindは1280kg。
当然、出場艇はかぎりなく1270kgを狙ってくるのですが
その調整もかねて
修正のおもりとなっている鉛のリカットを行ないました。

鉛の塊は素人ではなかなかカットできません。
普通ののこぎりでは(文字どおり)全く刃がたたないのです。

前日に金属加工専門職の
シーミュー(ヤマハ31F)オーナーの中島氏にアドバイスをいただき
強力金属カッター(日立製)を貸していただき
めでたく鉛インゴットをカットできました。
(中島氏には以前ラダー金具の修理も助けていただきました。)
ありがとうございました。

・・・と言うことで
世の中、困った時は「どーぐしょうぶ」なのです。
肝に命じます。

 

 

2009年7月26日 完全休養日です。

 

アネロン洋子の御用達「TSUTAYAトアーロード店」はわが家から徒歩5分というところです。

喫茶店という商売、
冷たいドリンクがよく出る夏場が「かせぎどき」なのです。
毎年7月上旬くらいから少し忙しくなります。

創業以来27年、
ヨット競技の合間(?)に厳しい夏場の肉体商売を乗り切って来た私ですが
さすがに近ごろは体力的にこたえてきました。
この7月の休日もすべて「海上行動」。
疲れがたまり「たまには家でごろごろ休養をとりたい!!」という欲望が
先週後半から湧いて来ました。

ということで
今週末は「わが家でOFF」となりました。

完全休養日のおともはDVD「おくりびと」。
上映中に見に行きたかったのですが
とっくにDVD化されていると聞き、TSUTAYAでレンタルしてきました。

この映画
アカデミー賞外国語映画賞に輝いた作品です。

久しぶりに感動してしまいました。

内容を御存知の方も多いので多くは語りませんが
この20年で母、父、祖母と3人を見送った(葬儀を出した)経験のあるわたしには
いろいろな場面で感慨深い映画でした。

ひとことで感想を述べるなら
「納棺師」という職業をとおしての日本人の死生観表現がすばらしかったと思うのです。

それから・・・主人公はチェロ奏者です。
チェロの美しい音色が映画全体に響き
日本古来の仏事の美しさとチェロという洋楽器がすばらしいバランスをとっています。

まだ見ていない方
・・・是非見て下さいね。

 

 

2009年7月19日 神戸まつりヨットレース

 

優勝のお立ち台。岡田オーナーのコメントに感激の「元J/24セーラー池田氏(右)」でした。

 

第39回を迎えた「神戸まつりヨットレース」。
本来ならば、毎年5月の第3日曜日の開催ですが
今年は例の「新型インフルエンザ」の影響で
「神戸まつり」本体が延期になり、
それにともないヨットレースも7月19日の開催となりました。

参加艇数は39艇。
100艇を超えた最盛期を考えると
寂しい限りですが、
最近の須磨ヨットクラブのレース事情(10艇参加くらい)からすると
予想を超えるにぎやかなレース開催となりました。
運営サイドのクラブレース委員会や神戸港振興協会のみなさんに感謝です。

西の風6〜7m/sのグッドコンディションのなか
レーティング(ハンディキャップ)の低いクラスよりスタート。
須磨ー塩屋ー南沖のブイー須磨、を廻る6マイル三角形コース。
神戸大学の「クライナーベルグ(X-442)」や
新西宮の「カリーニョ(COREL45 己斐オーナー)」の大型艇は
50分足らずでのフィニッシュとなりました。

優勝は「イマジン(DUFOR-34 岡田オーナー)」.
得意の強風域で実力を発揮しました。

リミットマーク側よりグッドスピードで飛び出したわがUPWIND
ミスなくフィニッシュ。(・・単にクルーアクションが少なかったからですが)
表彰式では好成績を期待しましたが
修正結果はクラス7位(14艇中)と振るいませんでした。

・・・それでも、
同型艇J/24の3艇のなかではトップ。
・・・今週は気分良く仕事に励めます。

後片付けも終了。トミーズのパンとお茶で反省会中のまじめなUPWINDメンバーでした。

 

 

2009年7月12日 KYCポイントレース

 

2本の紺色の帯は「ベルトプロテクター」と呼びます。ノース社製で2本¥36000くらいです。

 

陸上にあるヨットを海に浮かべる方法は
長い下り坂(・・斜路と言います)を船台にのせてゆっくり海に浸ける方法と
艇体のみをベルトで吊りあげ海上まで移動させ海に浸ける方法があります。

斜路式は
上下架に時間がかかる(アランドロンの映画「太陽がいっぱい」のように)
その維持(レール、巻き上げワイヤなど)に費用がかかる
船台も海に浸かることになるので、利用者の船台維持費用がかかる
・・・等々、欠点だらけの方式でした。

利用者の強い要望で
昨年から始まった須磨ヨットハーバー大規模改修工事に
ベルト式上下架装置の設置が盛り込まれました。

30年間、耐えに耐えた利用者(・・私たちのことですが)は
今年4月から念願のベルト式が使えるようになりました。

で、使ってみると
また問題が発生しました。
利用するひとつ前のヨットの船底が汚ない場合
その汚れがベルトに付着し
次の利用者のボトム(船底)を汚す(あるいは傷つける)事態がおこりました。
この事態はわれわれ競技艇の所有者には大問題なのです。
ヨットのスピードは「船底命」だからです。

その解決策が上写真の紺ベルト。
須磨のJ/24仲間でノースセール社に注文し出来上がったものです。
名付けて「ベルトプロテクター」。
装着は少しばかり手間ですが
抜群の効力を発揮してくれるものと期待します。

さてさて、
「真夏の暑さ」の中
全日本のための調整(?)レースに西宮へ行って来ました。
(西宮の最終レースは8月30日のあと1回のみ)

3レースを行ない6艇中、6-2-2。
1レース目はブローの強い左海面につっこんだあと25°の右振れで撃沈・・6位。
2レース目は1上トップで回航後、
1下で「クラリス」の華麗なる「マンポール(ウーマンポール??)」に見とれて・・2位。
3レース目は2下まで3位。最後左に伸ばしてスピードで「CHOVE CHOVA」を圧倒(?)し・・僅差の2位。
という結果でした。
クラリスはさすがの1-1-1。
われわれのクルーワークとはラベルがちがいますねぇ。

来週19日は「神戸まつりヨットレース」
お祭り気分で楽しんで来ま〜す。

 

 

西宮からの回航が終わり「お疲れモード」の5人です。強風の3レースはまさに「老体にむち打つ」ヘルムスの私でした。

  

 

2009年7月6日  須磨沖練習 5回目

 

練習が終わり、マークブイのアンカーロープをさばくバウマン「ハナテン」(右)。TP52のわざを伝授してくれます。

 

梅雨空の週末、
2ヶ月後に迫った「全日本選手権」に備え
今年5回目のcrossチームとの合同練習を行ないました。

「毎月2回のレース(須磨、西宮)以外に濃密な練習日を1回、年6回設ける」という
年初の計画、・・・とりあえず順調にこなされています。

練習熱心なcrossチームは
この日はベテランJセーラー永信氏、坂本氏をコーチに招聘
クルーワーク、ボートスピードともに順調に仕上がっているようです。

わがupwindですが、
練習の度に、いろいろな課題が現れ
まさにトライ&エラーを繰り返しながら
少しずつですがスピードアップしている段階だと感じています。

梅雨の合間の晴れ空、
午前10時くらいから吹きはじめた心地よい南西風(3m/s~6m/s)は
・・・・瀬戸内では「まぜ」と呼びますが
夕方まで吹き続け
すばらしい練習時間を持つことができました。

「幸せなヨットライフ」はこんなところにあるんでしょうねぇ。

来週はKYCポイントレース。
雨降りの西宮回航だけはご勘弁を!!

 

後片付け中のcrossメンバーと(cross福富氏撮影)。御子息ケンタロウ君(左2番目)は須磨期待の星です。

 

 

2009年6月28日 愛犬散歩

 

この犬種(ラブラドールレトリバー)は顎を地面にはわせて休息するクセがあります。

 

次男坊犬マックがわが家に来て12年になります。 
人間でたとえるなら60才くらいですかねぇ。

なぜ次男坊犬なのか?
わが家のテンネン息子(21才、長男)が家の中で唯一命令を下せる存在だからです。
性格も長男に似てダイテンネン犬です。
とくに「しも」の始末に問題があり
いまだにあたりかまわず「おしっこ」をまき散らす習性(「うれしょん」と言いますが)は
完治していません。
それから、若い女性が大好きで
散歩中にすれ違いざまにとびかかる習性・・・
も治っていません。
12才にもなると
落ち着きが出て「風格のある犬」になってくれるように
飼い主の私は期待していますが、
・・・どうも無理のようですね。

さてさて、
今週末は朝早くから出かける予定もなく
ちょっと長めの愛犬散歩をしてきました。
わが家を出て、
山本通、北野町、諏訪山町界隈をゆっくり散策してきました。
この朝、晩の愛犬散歩
12年間欠かさず実行していますが
マックの体調だけではなく
私自身の体調管理に役立っています。
一番の効能はヨット競技が原因の「腰痛」がなくなったことです。
朝晩のウォーキングで腹筋、背筋の老化を防いでくれているように思っています。

腰痛でお悩みのセーラーのみなさん!
今「はやり」の室内犬を飼うくらいなら
しっかり散歩の必要な体重30kgくらいの大型犬を飼うことをお勧めします。
セーリングが楽しくなりますよ!!

 



夕食は山本通のイタリアン「モンドール」へ。わが家から徒歩5分。東急ハンズ北へ5分。
オーナーシェフ自慢の石窯で焼き上げるトマトとアンチョビーのピッツア(¥1050)が美味です。

 

 

2009年6月21日 須磨から京田辺へ

 

紺色のジャージ、一番手前64番が息子。相手97番(相手方キャプテン)と第4Q最後まで「がちんこ勝負」でした。

 

大学アメリカンフットボールは春と秋にゲームが集中します。
春はプレシーズンと呼ばれ、
4月から6月にかけて8試合が組まれています。(・・・大学によって試合数は違いますが)
春は秋の本番(リーグ戦)に備え
文字どおり準備のためのシーズンなのです。

今春3年生となった息子
ようやく試合に出してもらえる機会が多くなりました。
怪我をしたり、自分よりも優れた下級生が現れると
すぐにメンバーからはずされる厳しい体育会ですので
「ゲームに出れるときはできるだけ息子の試合を見に行ってやる」
・・・親ばかの今年の方針です。(今春はあと2ゲームしかありません。)

というわけで今週末、
須磨ヨットクラブの大事な月例レースでしたが
クルー潤沢(?)なわがチーム
レースメンバーも足りているようなので
朝の艇長会議だけ出席して、
(レースには出場せず)
2時のキックオフに間に合うよう須磨を出ました。
毎度のことですが
阪神、名神、京滋、京奈和の高速を乗り継いでの
関西一円のドライブ、
京田辺(京都府南部)のグランドは遠いですねぇ。

試合の方は24-17で今春初勝利(この日までで1勝5敗)。
そして気になる須磨のレースの方も携帯連絡で、
わがチームが6月度優勝でした。

気分良く終わった日曜日
22日からの1週間、
梅雨の嫌な天気ですが
気持ち良く過ごせそうです。

 

今春からオフェンスラインのレフトタックルというポジションにコンバートされました。
64番はルール上ボールを持たせてもらえない地味なポジションです。

 

 

2009年6月14日 KYCポイントレース 西宮沖

 

いつものメンバーで、いつもの幸せ写真です。レース後、芦屋沖にて

 

日本国内をゆっくりとクルージングに出かけるには
梅雨、夏の高温、台風などの気候を考えると
5月上旬頃から6月中旬にかけて(今ぐらい)がベストです。

私のまわりのヨットマン
昨年あたりからロング派が多く見受けられるようになりました。
私の知る限り
シルフィードのオーナーは35ftカタマラン艇を購入して沖縄へ南下中(現在鹿児島あたり)
ブルームスティクのオーナーは関門海峡を抜け日本海を北上中(現在舞鶴あたり)
ダイアナのオーナーは西九州五島列島のんびりクルーズを1ヶ月かけて完結。
フリースピリッツのオーナー、マナサのオーナーもシングルハンドで三重県五ケ所湾から無事帰ってこられました。

こういったロングを楽しむヨッティーは
年齢以上の体力とたっぷり時間のある世代(年金安定受給世代・・と呼んでいます)が多く
金も暇もないサムタイムサンデーセーラーの私には
ほんとにほんとに「うらやましいかぎり」なのです。

というわけで、
「年金不安定世代」の私は
その日に物事の決着がつくデイレースに今のところ「喜び」を感じています。

6月のKYCポイントレース
3レースの結果は8艇中 5-8-2
2レース目のスピンホイストトラブルを除き
ポジティブな1日を「完結」して帰って来ました。
特に3レース目は右コースがあたり
2上まで「世界のシエスタ」をおさえ堂々(?)のトップをキープ
久々のヘルムスでしたが
いろいろ新しい発見を得て帰って来ました。

20年続けても
次々新しい発見があるJ/24クラス
・・・・やめられませんねぇ。

 

神戸港内を回航中、1突に接岸中の海王丸、日本丸、銀河丸を発見。メリケンパーク沖にて