2003.11.02 メンテナンス マーブル ボースン ヘミングウェイバー
「パテもり名人。」の巻
11月2日は朝から雨がしとしと降る、とてもメンテナンスに適さない一日でした。先週のレース前の上架で、今週の船底塗装を決め、同時にニス塗りもやってしまおうということになりました。
写真は引越屋と間違いそうなマーブルとボースンです。(実はいつものデジカメを忘れたので、マーブルの携帯電話で撮影しました。)
午前中に船底関係の下ごしらえ(上塗りは内山造船にお願いすることになっている)を終わらせ、午後からは古いニスを削る作業を行いました。昼食を終えてから晴れ間がのぞき、一気にチーク材を使ったガンネル部分のニス剥がしを終えました。
左は何の写真か分りにくいですが、キールの後下部のパテもりの写真です。最初ボースンがパテもりを始めましたが、硬化が早く、うまくいきません。マーブルも同じくうまく盛れません。結局、「パテもり達人」ヘミングウェイバーがセロハン作戦で上手くもることが出来ました。半硬化のタイミングで余分な部分をカッターで削り取るのがコツです。この部分はいつも下架するときに、船台とキールがあたって欠けてしまうところなので、今回も降ろす時には細心の注意を払わねばいけません。
ところで、J/24で船底塗料を塗っている艇は全国で何艇あるのでしょうか。昨年、和歌山の全日本に出場したとき、底の黒いJはハングオーバーと我がUPWINDの2艇のみでした。今年はハングオーバーとの合同チームで佐島の全日本に行きますが、おそらく船底塗装組はハングオーバーだけでしょう。船底塗装の艇でもそこそこの成績を残したいものです。底黒ハングオーバーの健闘を祈ります。