UPWIND2016年の活動

 

 
 
 

2016年12月19日 最終戦

 

今年も残すところわずか。
12月第3週の「本年のヨット納め」の日がやってきました。

いつものように
レース当日は「ビーナスブリッジ」に登り観天望気。
朝日が美しく風もなく穏やかな冬の日のはじまりです。
おそらく軽風域のレース展開となることが予想されます。

10時ドックアウト。
予想どおり北西の軽風。
スタート時刻には5〜6m/sまで上がり
まさに2016年最後のレースに相応しいグッドコンディション。
同型艇J/24、4艇を含む11艇の戦いが始まります。
ブローで15°ほどシフトする海面をうまく使った「いちもくさん」(己斐オーナー)が2レースともトップを奪取。
11月からのトップの座をキープし年間総合優勝を飾りました。
わがupwindは11月で1点差と優勝に手の届くポジションでしたが
2位-2位と力及ばず準優勝でした。
「いちもくさん」クルーのみなさま、優勝おめでとうございます。

 

2016年最後の記念撮影。この後はお決まりの「シーパル須磨」にて101名の大宴会でした。


ということで
私の本年のヨットライフは終了しました。
来年からは少しレースから離れ
ブルーウォーター派としての活動を再開したいと考えています。
当面の目標は「長崎県五島列島」。
ユーミンの名曲「瞳を閉じて」を口ずさみながら奈留島を目指します。

とりあえず
・・・船足の速い艇の購入から考え始めてます。

須磨ヨットクラブレース、来年は3月からスタート。今年酷使したupwind号は念入りに後片付けを施します。


 

2016年11月21日 須磨ヨットクラブポイントレース

 

新しいクレーン設備になって10年。ハーバー業務も「手慣れて来た感」があります。

並走するイマジン(Dufor34 岡田オーナー)より撮影。

 

11月の須磨ポイントレースはディスタンス。
ハーバー沖から南160°、約5マイル先のブイを廻ってくるレースです。
5マイル先のブイはスタートラインから肉眼では見えないので
予めレース委員会から沖のマークの緯度、経度のアナウンスがあります。
新鋭の大型艇はブイまでの距離と方向を示す高性能のGPSを搭載し
レース中自艇の位置を確認しながら戦略を練ることができます。
貧乏人小型艇のわたしの艇はコンパス方位だけがたより。
長いレースを進めなくてはなりません。

レース終了後。いつもの記念撮影です。

 

ということでわがupwind
長年の「カン」をたよりに
西風のロングコース「博打」を打たず
ひたすらフリートの中間をキープして走りきり
6着ゴール、修正で1位となりました。

11月の1位、
年間優勝に近づきましたねぇ。

 

J/24よりYAMAHA262Sに艇変更のFantaziannチーム(橋本オーナー)。修正4位とまずまずのデビュー戦。(写真 岡田)

 

2016年10月31日 「月光」風祝勝会


 

前列中央が「己斐オーナー」、準優勝のハーフモデルを掲げるのが「出道ヘルムスマン」

 


・・・ずいぶん前の話ですが


「関東の月光チームは全日本で優勝すると
 関東の名立たるレース艇のオーナーを招待して
 帝国ホテルでお祝いの会をするよ。。
 もちろんコンテッサの石原慎太郎オーナーも参加。」

と、
ノースセール副社長の故三船清治さんから聞いたことがあります。
三船さん自身もその会に招待されたそうです。

一昨年、和歌山の全日本選手権の際も
月光チームの古参である稲葉氏からこの「祝勝会」のことを聞かされ
「須磨ヨットクラブでもそういう会を開きたいなぁ」と私はうらやましく思ったものです。

そして今週末、
その夢が叶い
月光風(?)の祝勝会を神戸で開くことができました。

「帝国ホテル」や「石原慎太郎」とまではいきませんが
今回のJ/24クラス世界選手権で準優勝(もちろん国内では1位)となった
「いちもくさん」チームが私の夢を実現してくれました。

三宮の中華レストランにJ/24仲間や須磨ヨットクラブのオールドソルトが32名が集まり
終始和やかな雰囲気で「世界第2位」を祝いました。

己斐オーナー、クルーのみなさま、まことにおめでとうございます!!

わがクラブから「世界2位」を輩出できるなんて驚くべきことなのです。
そして・・・今後もまずアリエンでしょうねぇ。

2016年10月17日 東風のコミッティー当番

 

本部船は「マイフェアレディー」(ブリアン32  田中オーナー)をお借りしました。(写真 アネロン洋子)

 

今年2回目のコミッティー当番
今回は10月度の月例クルーザーレースです。

準備の多いコミッティー当番、
ハーバー集合もレースに出かけるより30分早く
8時30分にはメンバーが集まります。

ビーナスブリッジ最後の上りスロープ、男盛りの「ばてるいぬ」です。

 

そのため、
私の日課である早朝犬散歩も前倒しとなります。
日曜日恒例のビーナスブリッジでの観天望気、
山頂では東の風が強く、
本日のレースが難しいのではと予感させます。

この日がJ/24最終レース。修正トップで有終の美を飾った「ファンタジアン」(橋本オーナー)。(写真 田中ゆう子)

 

東の風6m/s、西流れの潮も強く
本部船の走錨が心配です。
第1レースは予定どおりの10時55分予告信号。
80°の風で安定し60分ほどで終了。
第2レーススタートは東風は続かず微風となり
トップ艇が1下に近づくころ
予想どおり狂ったように180°西に振れる展開に。
我慢強く風を読みコース短縮&マーク変更
その甲斐あって全艇フィニッシュ。

走錨もなく、なんとか無事に海上運営も終わりました。

ふ〜、東風は疲れますわ!!


 

2016年10月10日 ポートピアホテル
 

日頃、ハーバーで見るカッパ姿とはほど遠い「まぶしいA子」でした。

 

わがヨットチームに長く在籍する新婦のA子さん。
昨年ヨットを通じて知り合ったTさんと意気投合し
めでたく結婚と相成りました。

男臭いupwindチームで紅一点の存在のA子さん
大雑把なメンバーのなかで細かい会計などを引き受けてくれています。
セーリング技術も最近では上達し
マストハンドのポジションとレース海面のブローコールを得意技とします。

一方、新郎のNさん
新婦のたっての希望で
先月ブリアン32のクルージング艇を手に入れました。
艇名を「マイフェアレディー」と命名し
私の所属するヨットクラブにも入会しました。
A子さんと文字どおり「新たな船出」を実現させました。

というわけで今週末は
めでたい席にチームごと招待を受け出席してきました。

いや〜っ!  めでたい!めでたい!

 

わがチームメートと新郎新婦の記念撮影。それにしてもupwindのみんなは貫禄が出て来ましたねぇ。

 

 

2016年10月3日 須磨に帰って来ました。
 

スタート1分前。修羅場となるJ/24と違い、静かな上サイドです。私の担当はX旗と第一代表旗です。

  

今週末はホームポート。
朝からレースの運営です。
ディンギーレースの海上運営は年に1回当番で廻ってきます。
わがチームメンバーゆう子さんのご主人が購入された「マイフェアレディー」(ブリアン32)を本部船に、
マークボート2隻を動員して
13艇のディンギーレースをサポートしました。
選手が26人、運営サイドが10人
草レースといえどもヨットレースは贅沢なスポーツですねぇ。

さてさてレース、
微風のなかコース短縮をしながら3レースを成立させました。
第1レースは風速よりも西流れの強い潮を意識したチームが有利になる展開
第2レース途中からは潮が弱くなり
風が段階的に南から西へ30°ほど振れ
右海面をとった艇が前へ出る展開となりました。

艇のスピード差が大きく
マーク変更など運営チームにはしんどいレースでした。
優勝は小原、佐藤チーム
おめでとうございます。

 

ゆう子さんのご主人(右2人目)にも手伝ってもらいマスト立てが完了しました。

 


ディンギーアフターパティーが終わり
愛艇upwindの遠征後片付け。
セールの潮出し、積込み備品の整理、マスト立てetc・・・・。
最後にマストチューンを施し
J/24 2016世界選手権は終わりました。

27位/41艇中と、
希望した結果は出せなかったのですが
ともあれ事故もなく無事須磨に帰って来れました。
関係者のみなさま、いろいろとお世話になりました。
この場を借りまして、お礼申し上げます。

 

2016年9月18日〜23日 J/24世界選手権 和歌山

 

リコールNO.18がわがUPWIND、ジェノアのハリヤードを緩めドラフト位置を適正にしています。

9月18日から23日までの6日間、
久しぶりの「ヨット漬け」。
和歌山にて世界選手権に出場です。

英語のしゃべれない私にとって
今回の国際試合は3度目
レガッタ規則でなにからなにまで「英語」での対応・・・疲れますね。

さてさて
レースは台風16号の和歌山上陸で1日キャンセルもありましたが
台風日以外は終始微風の悩ましいレース展開となりました。
トータルで8レースが成立。
私にとってはシリーズレースを充分堪能することが出来ました。

結果は41艇中の27位。
目標が20位でしたので少し悔しい面もありますが
低迷した2日目の原因(細かいチューンミス)が判明し
最終日の第1Rの走りで修正できたのが収穫でした。

今年は試合中に立てなおせるチームづくりを目指しましたので
それが実行でき
昨年より少しですがチームレベルが上がったように思います

「負けていても這い上がれる」・・・長い人生には必要な要素ですね。

 

上ヒッチマーク回航直後のスピンホイスト。私(左)はガイを引いてます。

 

カウベル、ハングオーバー、いちもくさん、upwindの4チームで記念撮影

 

2016年9月4日  世界選手権準備

メンバーの潤沢なカウベルチーム。須磨最若手J/24チームです。

 

いよいよ世界選手権が近づいてきました。
9月18日から始まります。

わがホームポート須磨からは4艇のJ/24が参加することになり
今週末は、各艇準備におわれました。
写真はカウベルチーム。
選手権用にセールを新調。
午前中はノースセイルの高野氏とチューニングを済ませ
帰港後、マストを倒したところです。
カウベルチームは6月から集中して練習をこなし
滑りが以前より数段良くなっています。

わがチーム
昨年計測で問題のあった細かいところを朝から修理。
ハード的に仕上がった状態でマストを倒し
搬出準備にかかりました。

須磨搬出は9月8日の予定、
9月28日までの20日間和歌山遠征に出ます。
平常心で頑張りたいと思います。


夕方はわがチームメンバーのゆう子さんのご主人購入の艇を拝見させていただきました。ブリアン32です。

 

前オーナーは「coconut(椰子)」と命名されていましたが、新しく「My fair lady」となります。

 

 

2016年8月22日  新しいタッキング方法

8月になって狂ったように練習に明け暮れる「カウベルチーム」。いい滑りです。

 

私自身のヨット歴は40年を超えました。
そのうちの28年間はひたすらJ/24クラス。
20年ほどヘルムスをしたあと
現在は前から3番目のポジションに落ち着いています。
3番は「タクティシャン」と呼ばれるポジションです。
このポジション、
フィジカル的にはヘルムスマンと比べると楽ちんなのですが
脳内的にはたいへんしんどいものがあります。
風の振れ、ブローの方向と速さ、他艇の動向と位置関係などなど
見きわめながら次の展開(コース)を考えます
「コース間違い」は致命的なダメージをチームに与えるからです。

さてさて、
昨日は所属するヨットクラブの応援を受け
来月の世界選手権に出場する4チームの合同練習がありました。

午前中はスタート練習、
午後は本番を想定したコース練習。
猛暑のなか淡々と練習をこなしました。
練習の多くはルーティンでしたが
わが艇はかねてから考えていた、
タッキングをはやく完了させる「ある方法」を
集中して練習したのです。

この方法では
3番の私のポジションがかなりアクティブになります。
頭も身体も使う「ある方法」
60才の身体にむちを打って修得したいと考えています。

来週もう一度練習する予定の「ある方法」

・・・世界選手権本番で少しは効果をあげてくれるといいのですが。

 

練習が終わり、わがチーム紅一点「ゆう子」さん宅へおよばれです。須磨ヨットハーバーから徒歩圏内です。

 

2016年7月31日  グッドセーリング


練習参加はいつもの4人。少人数なので他人のポジションもこなします。とても練習になります。

 

7月の最終日は「炎天下でのセーリング練習」。
高温多湿の気候は60才の病み上がりの身体には「毒」ですが
世界選手権前の決められた「練習日」はこなさなければなりません。
帆走前、艤装するだけでも汗が滴り落ちる暑さ
9時30分にはドッグアウト。

午前中は世界選手権メンバーの
「カウベル」、「ハングオーバー」チームと一緒にマーク練習。
午後からは「ハングオーバー」とさしで暑さも忘れ真剣レースモード。
いや〜楽しかったですね。

特に午後からのシーブリーズ、
南南西3〜4msの安定した風に恵まれ
存分にセーリングを楽しめました。
年に数回しか経験できない「心地よい」セーリングでした。

艇内はjazzとワインが似合いますね。もちろんエアコン完備です。

 

後片付けが済んで美艇訪問。
船齢40年を越すオランダ艇(コマンダ−31)
丁寧な造り、美しいシアラインに見とれてしまいました。
舫いロープの裁き方を見れば
オーナーの実力がわかります。
ええもの見せてもらいました。

2016年7月18日  和歌山遠征

今日は「吹きませんよ!」という地元セーラーの予想で、朝からくつろぐわがチーム。

 

9月の世界選手権が迫って来ました。
今年のわがチームはいろいろな事情があって
予定の練習回数をこなせていません。
良い結果を出すには「練習あるのみ」なのですが
メンバーがそろう練習が出来ないのです。

今回の和歌山。
世界選手権最後のクオリファイを兼ね
国内の強豪12艇が出場。
わが艇にとっては絶好の練習メニューでしたが
ヘルムスの都合がつかず
僚艇「ハングオーバー」の飯塚氏に舵をお願いし
なんとか出場できることになりました。

初日は4レースを消化。
風速最大5m/sと予想以上の風域まで上がり
goodなレースコンディションでしたが
レース結果はパッと(?)しませんでした。

第4レースはシエスタを抑え3位でフィニッシュ。
気分良く初日を終えることが出来ました。


それにしても
ここ2年間、
和歌山でのレースが多いのですが

ホストの「シエスタ」チームのサポートがすばらしく

感謝!感謝!です。

2016年6月27日  梅雨の中休みは忙しいぞ!

 

先週はずっと雨模様でしたが
昨日の日曜朝は久しぶりの「晴れ」
忙しく過ごしました。

5時前から茶犬と山歩き。
途中の「ビーナスブリッジ」で撮影です。
西っけの冷たい風、気持ちいいですね。



3年目のノース製メインセール。3DLの表面を覆うパネルが剥離。細かく養生します。

 

14時にはヨットハーバー。
先週、レース後濡れたままのセール4枚を干す作業。
ついでにびしょ濡れのレースフラッグも乾かしました。
「かび」が生えるとレース旗が変色します。

乾かす時間を利用して
わが艇のメインセイル、バックステイ、ライフラインなど細かいメンテナンスも施しました。
艇内もよく乾き気持ちの良いキャビンになりました。

 

本部船用とマークボート用の信号旗、2セットを乾かしました。タッポンさん、ファンタジアンのみなさま、ありがとう!


 

17時からは須磨オーナーズクラブの6月例会に突入。
今回はミニトランサット650を操るセーラー
「宇田川晃」さんの「私の失敗談」。
27名のクラブメンバーが聞き入りました。
日本一周やロシア航海など実体験に基づく失敗談
これほどメンバーが真剣に聞き入った講習会は初めて。
勉強になりました。

須磨オーナーズクラブも6年目を迎えました。ロートル化してますが、みなさん心は若いですね



 

 

2016年6月20日 須磨ポイントレース

 

雨の中、寒さに震えながら戦いました。第2レース、J/24トップフィニッシュ後の記念撮影

 

週末は「須磨月例レース」。

すでに6月ですが
なぜか今年はまだ2回目のポイントレース(悪天候などで中止あった)
4月は1位-1位でしたので
今のところ総合1位を走っています??
この調子で12月まで走りたいのですがね。

さてさて今週末
予報どおりの雨、順風のコンディションの中2レースを戦い
2位-2位で総合2位。
優勝は同型艇の「いちもくさん」(1位-3位)。
一度ゲインされるとなかなか追いつけない相手。

・・・今年は激しいバトルになりそうです。

 


 

2016年6月5日  梅雨入りしました。和歌山遠征



ヘルムスの山田が欠席、飯塚氏に舵をお願いしました。

 

近畿地方は6月5日に梅雨入り。
6日未明からの激しい雨で翌日の和歌山レース遠征が危惧されましたが
朝から小雨となり予定どおり和歌山へ向け早朝6時に出発です。
8時前には和歌山マリーナ到着。
チャーター艇(旧のテンプス)を受け取り
持って来たジェノアセールなどの艤装チェック。
チャーター艇の場合(よく整備されたものでも)かなりの確率でなんらかの不具合が出ます。
セールのセッティング中に
ブームのグルーブにメインフットスライダーが大きすぎて入らなかったのですが
それ以外は問題なし。
シエスタチームの艇管理、なかなかのものです。

9時に艇長会議。
10時30分、クラブ艇のスタート続いてJ/24は5分後のスタート。
いつもの北よりの風でしたが
終始微風のコンディションで第1レースは途中無風となりノーレース。
第2レースも月光1艇のみフィニッシュ、あとはDNFという結果でした。
最近は国内敵なしの「月光Jr」チーム。
ワールドレベルのボートスピードを見せてくれました。

とほほのわがupwindチーム
2レースとも結果を出せず帰って来ましたが
今回の和歌山詣ではそれなりの収穫があり価値がありました。
ヘルムスを快諾してくれたハングオーバーチームの飯塚さん、ありがとうございます。

シエスタチームのホストは見事。上架作業のスピードは全国のマリーナボーイが見習うべきです。

 

そしてチャーター艇の手配、レース準備、海上運営
すべてでお世話になった「シエスタチーム」に感謝です。

秋の世界選手権もお世話になりま〜す。

 

 

2016年5月15日  神戸まつりヨットレース

神戸まつりヨットレース表彰式にて・・・どちらがカップを授与しているのか???

 

私の所属するヨットクラブには
多くの外来艇が参加できるレースが2つあります。(・・もちろん月例レースも外来艇は参加できますが)
5月の「神戸まつりヨットレース」と
9月の「シアトルカップヨットレース」。
「神戸まつりヨットレース」はその名のとおり「お祭りレース」の感が強く
先鋭的なレーサーからファミリークルージング艇まで
日ごろクルージング目的で活動している艇も参加できます。
以前は100艇を越える大フリートレースもありましたが
最近はその半分の50艇前後と寂しい状況です。

「シアトルカップヨットレース」はハイレベルなレースの感が強く
大阪湾でレースを中心に活動している艇の参加となります。
このレースも以前に比べると参加艇が減少し
最近は25〜30艇の参加で推移しています。

さてさて今週末
「神戸まつりヨットレース」に参加しました。
わが艇としては(たぶんですが)28回目の参加と記憶しています。

終始軽風、弱い潮のなかシビアに走りきって
結果は残念無念の「準優勝」。
優勝は僚艇「カウベル」。
塩屋沖の第1マークで20艇身ほどリードしていたのですが
第2レグでのコースどりで逆転され
そのままフィニッシュとなりました。
ブローを求めて長い距離を走ったカウベルに対し
風が弱いが距離の短いプロパーコースを選択したわが艇が敗北しました。

先週までシアトルヨットクラブを訪問していた「カウベルチーム」。
ヨットの本場アメリカの空気をプンプンさせて(笑)
スマートな走りを見せてくれました。

「カウベル」チームのみなさん・・・おめでとうございます。

 

準優勝カップと表彰状をいただきました。

2016年5月2日  GW始まりました。

バウマン小林は自身の持ち場のひとりメンテ。ティラ−の整備は専門外ですね。

長く休暇をとれるかたは10連休。
今日のFBを眺めると、
そのような幸せな皆さんの投稿が目白押しです。
特にセーラーの皆さんのロングクルーズの書き込み
・・・うらやましい限りです。

いつものようにGWは休みのない「商店街のこあきんど」の私、
ごくごく平凡な休日をおくりました。
朝から新緑美しい燈篭茶屋まで犬散歩
昼までに店の仕入れを済ませ
午後はヨットハーバー。
内山造船さんに依頼していたティラー修理の確認です。
がたつきをなくすメンテですが
かなりタイトな仕上がり。
他にもジブブロックのカムクリート交換などをやっつけました。
9月の世界選手権までに必要なメンテナンス箇所はまだまだ多くあります。

しっかりメンテナンスを終わらせ、万全で挑みたいですね。

 

ティラ−とラダ−のがた付きを取り除く工事を完了させたのですが、若干削り過ぎたかな??


 

 

2016年4月4日  満開です。

 

金星台登り口の桜、日当たりが良くこのあたりでは一番最初に開花します。

 


4月2日、3日と暖かい日が続き神戸は桜の満開を迎えました。
昨年は大病に襲われ今年の桜は「感慨もひとしお」です。
特に毎朝の散歩で木々の個性を観察し至福の時を楽しんでます。

 

いつもの4人練習。風がなくお昼休憩です。


さてさて今週末
今年2回目の世界選手権に向けた練習をこなしました。
あいにくの微風コンディションでしたが
須磨沖に浮かぶ上下(かみしも)のブイを使い
いつものルーティン練習に時間を費やしました。
特に本番を想定し
上マークからヒッチマークまでの間の(ジェノアを少し出した状態での)
スピンガイスネークを何度もトライし
最適な方法を見出したのが収穫でした。

午後も出艇。
しかし風がなく上下1本で練習終了。
ハーバーバックのあとはメンテナンス。
ガンネルのシッケンス塗装、
ティラー金具の締め具合を内山造船さんと調整などなど。

4時には帰宅
夕方は家内とT神戸へ「お買い物」。
「真田丸」で週末はフィニッシュです。

ニス色をした塗料「シッケンス」。わが艇ではガンネル用に10年以上使用しています。

 

2016年3月21日  2016年初レース

 

レース後、ファンタジアンメンバーと記念撮影 これからアフターパーティーです。



クラブメンバーの高齢化がすすみ
4年前から極寒(?)の1月、2月のレースは廃止されました。
以前は関西で1、2月にレース開催しているクラブは珍しく
わが「須磨ヨットクラブ」を誇りに思ったものでした。

強い西風に吹くこの時期にレースがないのも寂しいものです。
私としましてはこの時期のレース開催を望みますが
・ ・・高齢化の波は止められません。(笑)
というわけで
今週末が初戦となったクラブレース。
いつもの6人メンバーで挑みました。

 

第1レースは3方向からブローが来る難しいコース。コース選択を考える村田トリマー



今年は秋に「世界選手権」出場で
クラブレース出場回数が減る可能性が高く
初戦から大事に戦うようメンバーと意志確認。

その甲斐あってか1、2レースともにトップ。
幸先の良いスタートとなりました。
参加艇が7艇と少なかったのですが
J/24クラスが5艇のなかで1位1位は
なかなかうれしいものです。

この調子で1年を乗り切りたいですねぇ。

2016年3月13日  練習です。 

 

 

いつものメンバーで記念撮影。潮のきつい海面で午前の練習を終えたところです。(撮影 小林)



 

今さらですが、
ヨットレースで良い結果を残すにはまずは「練習」することです。

もちろんハード面でスピードアップをはかることも良い結果に繋がるのですが
J/24のようなワンデザイン艇に25年も(それも同じ艇に)乗り続けると
ハード的な改造はだんだんと少なくなります。
わが艇は厳格な計測ルールのもと
やるべき対策はほとんど施してあります。(・・・・と思っています)
小さな修理も発生したその日の内に手際良く完了させことをモットーにしています。

艇が出来上がると
あとはソフトの追求に入ります。
ソフトのレベルアップは冒頭のとおり
「練習」あるのみです。

前置きが長くなりましたが
世界選手権を迎えるシーズンが始まりました。
来週のクラブレースが今季のスタートレース。
身体慣らしに今週末は朝から「練習」です。

午前中は東のブローを利用して単独ブイ廻り練習。
昼前に僚艇「ハングオーバー」といっしょにスピードチェック。
南西の微風に振れた午後からは
ロールタックを練習。
3時には無風となり終了しました。
後半は風がなく物足りなかったのですが
「乗り慣れる」という点では
意義ある練習日でした。

今年も良い結果目指して「練習あるのみ」・・・・頑張りま〜す。