UPWIND2012年の活動

 

 
 
 

2012年12月16日 須磨の夕暮れ 

 

向こうに見えるのは「淡路島」。朝の激しい北風が嘘のようにおだやかな海と空でした。

 

今週末はわがヨットクラブの年間最終戦。

わが艇の成績は
11月終了時点で「年間総合優勝には届かず」ですが
同一艇種だけで競い合う「スマキング」には
年間優勝の可能性を含んでいます。

12月最終戦までもつれ込んだ相手は
軽風域を得意とする「ファンタジアン」(アネロン洋子がお世話になっている艇です。)。
計算機の必要なほど複雑な(?)年間成績表からは
12月に勝った方が優勝というガチンコ勝負が読み取れます。

と、言うわけで
私たち夫婦の心は朝からレースモード。

家内の望みに反して
時おり激しい北よりのブローが入る波のない海面での戦いとなりました。

2レースを存分に戦って
結果はわがupwindが3位、1位。
ファンタジアンが2位、3位。

ということで、
(1点差ですが)めでたく4年連続の5回目の優勝を獲得しました。

恒例の忘年会はハーバーから徒歩5分の「シーパル須磨」

ヨットハーバーからシーパルまでのプロムナードを一人歩き。

穏やかな海と夕日が美しく(上写真)
幸せな気分に浸れますねぇ

 

 

いつもの記念撮影。ジェームス小林(左2人目)の示すとおり、成績は3位、1位でした。

 

ヨット雑誌「舵」の取材もあった忘年会。85名の大人数で宴会中です。(撮影 ファンタジアン橋本)

 

2012年12月2日 56才になりました。

 

ベンチグラインダーやボール盤を駆使して難解な修理を行なう山田ヘルムス。

 

私たちが楽しんでいるヨットJ/24には
メインシートのコントロール用にトラベラーカーが装備されています。
ハーケン社製のこの装置はすぐれもので、
タッキング(方向転換)したあと
自動的に不要なサイド(風下側)がフリーとなる仕組みになっています。

わが艇はこの装置の一部が錆び付き
(・・・実は全日本前から不具合は発覚していたのですが)
強風下での帆走に問題が出る可能性を含んでいました。

少し難しい修理なので
「全日本が終わってからやっつけよう!」と先延ばし。
さ来週に迫った「須磨ポイントレース」を前に
部品発注を終え(・・なんと特殊なカムクリート1ヶが¥9600もする)
やっと本格的な修理を行なうことが出来ました。

前置きが長くなりましたが
今週末は練習の予定を変更
この整備に集中しました。
20年も使っている装置なので
とにかく「シオカミ」がひどく、
ひとつのボルトを取り外す作業にも一苦労。
3人がかりで半日かかって取り替えを終えました。

ついでに細かい整備もやっつけ
年末のレース準備を終えました。

 

帰宅後
冷たい小雨の降るなか
先日(12月1日)56才になった私の誕生日記念に三宮で家内と食事。

50才を超えてからの1年1年が早いですねぇ。

 

イタリアンレストラン il Capitano Nishioka(イルカピターノ ニシオカ)で堪能です。

 

2012年11月18日 ハンディキャップレース

 

いつものフィニッシュ後の記念撮影。後続のJ艇を引き離しました。


今週末はクラブレース。

いつもの上下(かみしも)ブイ廻りレースではなく
ロングディスタンス(長距離)レースです。

北から北西に振れる軽風と強い西流れの潮。
スタート前のコース選択が悩みどころです。

考えた末リミットマークよりスピンスタート。
往路、沖のマークは5番廻航。(Jクラスではトップ)
復路のフィニッシュまで後続を引き離しましたが
着順は変わらず5位。
4位艇に大きく離され修正順位も5位(Jクラス1位)という結果でした。

今回のような
1位から4位はミドルクラス。
5位以下がJ24クラスという白黒しっかり分けられたレース結果は
ハンディキャップレースの「いびつさ」を物語っています。
どんなに「あがいて」も小型艇(J24)が勝てない条件が揃ってしまった感があります。

もちろん、
今回と逆のケース(上位をJ24 が占める)もよくありますので
1年のいろいろな条件をとおして結果を集計すると
20年間熟成させたわがクラブのハンディキャップは
よくできているかもしれません。

「正確なセーリング技術の競い合い」を求めるなら
やはり私はワンデザインで競うことをお勧めします。

今年のクラブレースもあと1回。
12月の最終回は
わずかな優勝の可能性に賭けてみます。

 

ファンタジアンクルーのこうちゃん。・・・・御機嫌ですね。

  

2012年10月28日 後かたづけ

 

ハーバー管理棟にある駐車スペースをお借りして「セール干し」です。手前はスピンネーカーです。



今週末は、朝から全日本の後片付け。

小雨の中、梱包を解き、
マストを立て、
セールの水洗い。
博多湾の「しお」を真水で抜きました。

屋根のあるところで
4枚のセールを干し
11月からのクラブレースに備え
マストチューニングを終えました。

一連の作業も5人でやれば3時間程度。
昼前には完了し、
今年の全日本選手権は終了しました。

午後からは、
久しぶりの「かたぎ」の週末生活。
録画済みの「清盛」を2回分見たあと
夕方の読書モードに突入するや
そのまま翌朝までの睡眠となってしまいました。

「55才の全日本選手権」
1週間ではなかなか・・・・・疲れがとれませんねぇ。

 

 

2012年10月18日 〜22日 第31回全日本選手権

 

初日の強風クロスホールド。全身びしょ濡れ状態でハイクアウト。(写真提供 バルクへッドマガジン平井氏)

 

2日目スタートシーン。上側から飛び出す4267 upwind (写真提供 バルクへッドマガジン平井氏)

 

先週末の4日間は九州博多で楽しいヨット三昧。
全日本選手権に参加してきました。

台風21号の影響で強風が残り、
北側が開いた博多湾を直撃。
初日から大荒れのレース展開でしたが(下 写真)
(・・・実はわが艇は初日スピンジャイブが出来なかったので、カイトで楽しみました???)

 

ジャイブの失敗後、スピン取込みも失敗の写真です。(写真提供 バルクへッドマガジン平井氏)

 

2日目からは一転(最終の4日目まで)
穏やかな軽風シリーズとなりました。

結果は11位。
「あと少しでシングル!」
「過去最高の順位!」と言いたいところですが
なんせ参加艇が全部で14艇。
・・・まぁ、いつものわが艇のポジションでした。

優勝は、和歌山の「シエスタ」。
ヘルムスの岩出さんはじめクルーのみなさん、
おめでとうございます!

今回のわがチーム編成は陸上班のアネロン洋子も含め7人。
全日本のために体重管理をはじめ
艇のメンテナンス等、
結構まじめに全員が取り組んだのですが

「強風下での練習が足りなかった!」
というのが敗因のひとつと分析しています。
来年の全日本にむけて「強風練習」に力を注ぎたいと考えています。

 

 初日出港前に全員で記念撮影です。(写真 ステラの子応援団)

さてさて、
昼間のシビアなレースの後は
博多の夜を満喫。(3日目は博多在住の息子慎太郎も参加しました。)
毎晩楽しい楽しい宴会続きでした。

この年(もうすぐ56歳)になって
ようやく、
じわっとですが・・・全日本選手権の楽しさがわかってきましたねぇ。

 

 

 博多 中洲にて宴会中。

 

 

 

2012年10月14日 博多計測


 

 

いつも博多ではお世話になる宮崎兄弟のお二人。昼食にと、おいしい「イカの活き造り」のお店まで紹介いただきました。

 

博多計測

14日は年1回の「徹夜の日」。
早寝、早起きの私にとっては苦痛の1日だったのです。

午前0時に神戸を出発。
山陽自動車道経由で7時間をかけて九州福岡へ。
朝食を済ませて午前8時西福岡マリーナ入り。
午後4時までに愛艇upwind号の全日本選手権用のフル計測を受け
新幹線で午後7時新神戸帰着しました。
ふ〜うっ、老体にはこたえますねぇ。

で、今回の計測結果。
めでたくすべてクリアでした。
新調したブームの重さと
エンジンブラケットの修理で増量した艇体重さが気掛かりでしたが
ブーム重さはドンピシャ。
艇重量は1279kgと前回より1kg太りましたが
想定内の数字でした。

前日に「マリーナの修理ヤードの都合で艇体重量計測は行えない」旨の
連絡が計測委員会から入りました。
私を含むメンバー3人は気をもんでいましたが
地元セーラー宮崎御兄弟の機転で
マリーナに掛け合っていただき
なんとか修理ヤードを使わせていただけるようになったのです。
高野ユンタさん、宮崎兄さん、宮崎弟さん、ありがとうございました。
感謝申し上げます。

さてさて、
18日から始まる今年の全日本。
いつもよりさらに少ない参加艇数(14艇)となりましたが
実力的には少数精鋭艇揃い。

一生懸命、
博多湾を楽しんできたいと思います。

 

博多湾は午後から北よりの風が強くなってきました。地元艇「FOX」は海上練習しています。

  

2012年10月7日 遠征準備

 

体重合計398.6kgのメンバーです。みんなスマートになりましたね。(撮影 ファンタジアン 橋本)

 

 

いよいよ来週から全日本選手権です。

今年のレース海面は4年ぶりの博多湾。
今週10日に艇を搬出。
24日の艇の帰着までの2週間に及ぶ長期遠征です。

私自身、5回目の博多遠征ですが
毎度のことながら
全日本前は心の高ぶりがあります。
今年こそは平常心を保ち
落ち着いたレース運びに徹したいものです。

さてさて今週末。
今年度最後(?)となる海上練習を行いました。
今回はいつもの5人乗りではなく
ルール限度の乗員重量を400kgにするために6人乗りで挑みますが、
6人乗りのアクションの分担を確認しあいました。

午後からは、
マストたおしとパッキング。
手慣れたもので意外と短時間で完了しました。
あとは水曜日の丸玉運送さん(搬出)を待つのみ。

14日(日曜日)マリノア(西福岡マリーナ)での計測に4人で行ってきます。

 

 

 愛艇upwindはひと足先に博多へ搬出です。(撮影 ViVi 前川)

2012年9月30日   大雨でも整備です。

 

MCナイロン(船外機をとりつけている部分のブルーの樹脂素材)は軽量で固いのが特徴。加工はイージーです。

 


昨日は観測史上3番目の強風台風。
沖縄では瞬間最大で61.2m/sを記録したそうです。
50m/sを超えると子供が飛んでいくそうですが
・・・ほんとに「異常気象」ですね。

今週末は全日本前最後の練習日。
今年の締めくくりとして
いろいろと練習内容を考えていたのですが
もちろん朝からの台風でキャンセル。

それでも
どうしても今週「やっつけ」の整備があり
2人で大雨の中を奮闘しました。

先週届いた新しい船外機(マーキュリー3.5HP)の取り付け部分に不備があり
(不備と言うか・・エンジンが小さいので後進ギアがないのが原因ですが)
オークションで購入した「MCナイロン」と「デロリン」を使い
悪戦苦闘の3時間。
無事、船外機の装着を終えることができました。

これでなんとか博多湾を機走できます。
直接、セーリング競技には影響のないところの修理でしたが
船外機の搭載は全日本出場資格のひとつ。
船尾の大事なウエイトレスポジションですので
気合いが入りました。

さてさて、
9月30日と期限を切ったわがチームの体重減量作戦。
今朝の定時報告で
なんと、合計398.6kg。

・・・・やりましたねぇ。
 

2012年9月9日  シアトルカップ運営

 

私たちが犯した信号旗の掲揚ミス。(ジュリーの山岡氏より指摘されすぐに訂正しました。)
クルージングクラスのみのコース短縮は上写真のように上下に2枚の旗を掲揚しなければなりません。
2枚の旗を左右に掲揚したので注意をうけました。

 

 

今週末は「シアトルカップ」の本部船係り。
2日間ジュレーム(宮脇艇 グランドバンクス)艇上でレース運営です。

 

本部船ジュレーム号にて8人で運営。(撮影 アイリス 小寺)

 


・・・「シアトルカップ」、
はじまりは須磨ヨットクラブ内の小さなレガッタでしたが
年を重ねるにつれ参加艇も増え
今や西日本を代表するハイレベルなレースに育ちました。

今年も大阪湾の18艇の精鋭が集まり
なかなかハードなレース展開となりました。
(台風の影響もあり2日目は南からの風波が強かったのです。)

コース設定やスタート信号などを受け持つ
本部船運営は気が抜けず、
私としてはレースに出場するよりも
数段疲れる2日間だったのです。

優勝はサントピアマリーナ所属の「デッセ」(ヤマハ33S)
私のJ/24の師匠である森敏貢氏のドライブです。

「デッセ」の皆さん、おめでとうございます。
・・・・来年も須磨に来て下さいね。

 

涼を求めて日影のないアイリス号から本部船に乗り移った小寺氏
しかしながら本部船のあまりの激しいローリングに5分で退散です。

 さてさて、 
わがチームの減量作戦。
今週末はチームメンバー全員がシアトルカップのパーティーに参加(御馳走がいっぱいでした)。
大幅に増加していると予想しましたが
先週より5kg減って
合計体重は401.6kgとなりました。

計測日まであと25日ですが・・・目標の400kgまで、あと1.6kg。
なかなか「しぶい数字」ですね。

私の体重も今朝の計測で71.7kg。
ターゲットまで・・・100g。
これまた「しぶい」ですねぇ。

 

2012年9月9日  減量真っ盛り

 

毎度のことですが、難解なヴァリアントウインチの分解掃除。「のふーぞ」では海上に浮かべている時は禁止らしいです。

 

今週末は海上練習。
いつものメンバーで来月の全日本選手権に向けての練習です。

朝から気合いを入れて出港しましたが
残念ながら午前中は無風。
先に鈍い金属音が出るウインチ掃除(上写真)。
海上に係留しての分解作業はひやひやものですね。

昼から南西のグッドな風が吹き出しすぐに出港。
3時間あまり集中して練習です。
濃密な(?)練習を続けたため
バウマンのスピンポールを握る握力がなくなり
この日の練習は終了しました。

久しぶりに・・・いい練習でした。



全員スマート(?)になりつつあります。練習後に撮影。

 

さて、
先月から取り組んでいるわがチームの減量作戦。
いよいよ佳境に入ってきました。
みんなの涙ぐましい努力で
9月初めの合計体重414.kgが2週間で406kgに。
ゴールの400kgが見えて来ました。

ちなみに私は74.7kgが73.2kgに
家内と叔母の「おじや」と「野菜スープ」作戦

・・・じわっと、効いてきましたねぇ。 

 

2012年9月2日  茶わん1杯の「おじや」

 

 

暑いなか、午前中でスピンネーカーチェックを終えました。ノース高野氏(右)はこの後も仕事が続くそうです。

 

最近の私の晩ご飯は・・・茶わん1杯の「おじや」。
私の減量のため家人が考えだした食事です。
大食い、早食いの私にとって
あつあつの「おじや」は、
減量に最適(?)。
少量の「おじや」を時間をかけてゆっくり食べることによって
満腹感を生み出し
効果が期待できます。

8月中ごろから始めた私のダイエットですが、
77.7kgの体重が昨日で74.2kg。
目標の71.6kgまでは、
・・・・道なかばですね。

さてさて今週末。
午前中は
秋の全日本選手権のために新調したスピンネーカーの海上チェック。
ノースセイル高野氏を含めた5人で
軽風域のグッドなスピンランを試しました。

午後からは
16日開催の「シアトルカップ」の準備。
運営ボートに搭載する
信号旗などを確認しました。

夕方にはハーバーを出て
居留地のパタゴニアショップへ。
家人へ誕生日プレゼント(メッセンジャーバッグ)を購入。
帰宅後はいつものように「清盛」で楽しい休日はフィニッシュです。

今の私の課題は「空腹感の克服」
・・・・体重計測日が早くきて欲しいですね。

 

2012年8月27日  減量スタートです。

 

須磨ヨットハーバー利用者に賃貸されている狭〜い倉庫。ご覧のようにドア1枚分の間口です。

 


暑い日が続きます。

今週末はセーリングの予定はなく朝からのんびりモード。
・・とは言っても、
10月の全日本選手権の「準備のための準備」を始めました。

日頃から整理整頓を心掛けていればなんてことはないことなのですが
ヨット備品を納めてある「倉庫の掃除」のため
灼熱のヨットハーバーに出向きました。
作業時間は2時間。
猫の額ほどの狭い倉庫空間に
今年の全日本のための新しく購入の船外機を格納するスペースを作るために
夫婦2人で汗を流しました。

ついでにティラーエクステンションの簡単な修理
根本のゴムの取り替え作業を予定したのですが
部品が以前と違う仕様になり
パーツ不足で来週の宿題となりました。

ついでに・・・全日本の話を少し。
今年は女性1人を含め6人乗りで挑むため
(いつもは中年おっさん5人組ですが)
今週から乗員の総体重400kgに向けて調整に入ります。
10月まで全員の減量(私の場合は4kgほど)がスタートします。
「大食い」の私にとってはつらい日が続きそうです。

さてさて来週は新調したスピンネーカーがやって来ます。
ノースセイル高野氏も乗艇し
細かくチェックしてもらいます。

少しずつ、「全日本」が近づいてきますね。

 

写真下の取り替え部品(ビニールに入っているもの)を用意していたのですが、
2年前からエクステンションの根本は仕様変更となっていました。部品待ちです。

 

2012年8月19日  山頂では「蜩」(ひぐらし)が

 

 

早朝のビーナスブリッジ。いい風が吹いていますね。

 

晩夏から9月中旬にかけて鳴くと言われる「蜩」(ひぐらし)。
昨日の朝トレで登った「ビーナスブリッジ」(諏訪山展望台)周辺では、
すでに鳴き始めています。
暑い日が続く8月中旬ですが
蜩の声に秋の気配を感じます。

さてさて今週末。
1ヶ月ぶりのヨットレース。
須磨所属のJ/24チーム6艇全てと
ホワイトクラス6艇参加のにぎやかなレースとなりました。

朝方からの「東の微風」と「西流れの強い潮」で
昼までスタート延期。
昼からは本格的な「西風」にシフトし2レースが成立。
結果は4位-1位でトータル1位
8月度の優勝(0.5点)をゲットしました。

来月のシアトルカップの運営や再来月の全日本選手権で
須磨でのレースはしばらくお休みとなりますので
年間のポイントを考えると
今月の1位は価値あるものとなりました。

盆開けの月曜日
まだまだ暑いですが
気分良くスタートできますね。

 

 

 

1位フィニッシュ後の記念撮影。この後西風がさらに吹きあがりました。もう1レースやりたかったなぁ。

 

2012年7月22日  梅雨が明けました。

 

朝6時のビーナスブリッジ。元町商店街の店主に多く出会います。

 

「ホーホケキョ」と鳴くウグイスは春告鳥(ハルツゲドリ)の別名があります。
オスが縄張りを宣言するときに鳴くのだそうですが、
梅雨明けした六甲山系
いまだ鳴き止まないウグイス君がいます。
昨日早朝の金星台ではセミとウグイスの合唱が聴けました。
季節感的にはミスマッチですが
梅雨明けの「趣き」を感じました。


さてさて今週末、
海上保安庁の訓練で1週延期となった
「須磨ポイントレース」に参加です。

年に2回のディスタンスコース。
片道4.5マイルの「いってこい」レース。
スタートから風向が安定せず
東から徐々に南にシフトする風です。
スタート海面の潮の流れも強く
艇上の作戦会議も長引きました。

勝敗のポイントは
艇団内の位置取りでした。
安全策でフリートのまん中の位置をキープしていたわが艇は
南に風向が変わった時に
幸運にも頭ひとつフリートの前に出ることが出来ました。
そのままフィニッシュまで(Jフリートの)トップを守りきりました。

3時間走って2位のハングオーバーとの差は数秒。

・・・・・ヨットレースは楽しいですねぇ。

 

 

ノースセールさんからヨコハマタイプのスピンをお借りしてテストセールをする予定だったのですが・・・風向は終始「前から」でした。

 

2012年6月17日 須磨ポイントレース

 


須磨名物のアフターパティーにて。 ファンタジアンチームと反省会中で〜す。

 

今週末は月1回のポイントレース。
1年間をとおしてのレースの折り返し地点です。

毎回のレース結果をていねいに積み上げなければ
良い結果は見えてこないハイレベルな「須磨ポイントレース」
ひとつでも取りこぼしがあれば
年末にむけて苦しい展開となります。

わがチームは秋の全日本選手権に参加予定で
ちょうど日程が重なるため
10月のポイントレースは欠席の予定です。
わがチームにとっては
ますます気の抜けないレースとなりました。

今月の結果は5位(第1レース2位、第2レース7位)
終始振れ廻る微風のなか
コースを考え過ぎて(特に第2レース)撃沈してしまいました。
・ ・・J/24クラスでの成績も1位4位
う〜ん、なかなか厳しくなってきましたねぇ。

さてさて
来週は「気象」の勉強会に行ってきます。
「気象予報士のカサヤン」こと笠原久司氏の
レースやクルージングに必須となる気象に関するご講演を頂きます。

氏が最近出版された著書
「航海のための天気予報利用学ムロングクルーズを夢見るあなたに」(舵社)

ただ今、熟読予習中です。
  

2012年6月10日 金星台

 


朝9時に元町で写真撮影。(写真提供 田村家具さん)

 

1874年 フランスの海軍が神戸諏訪山で金星観測をした記念石碑。上部に太陽面通過の様子が描かれています。

 

6月6日朝、
私の朝の道場「金星台」は
金星日面通過の天体観測で超満員(新聞によると300人は超えていたらしい)。
いつもの「のびのびトレーニング」は取りやめて自宅で朝トレ実施です。

次回の金星通過が105年後とのこと。
その時も私の愛する「金星台」は超満員ですかね(笑)
フランスの観測隊の138年前(と金星台の石碑に刻まれている)とあわせて考えると
250年の大物語。
宇宙の壮大さを思い知らされますね。

さてさて今週末。
梅雨入りとなった須磨沖で
ディンギーレースの運営手伝いです。

長田のパフから明石海峡のブローにシフトし
午後には南のブローも入って
ライトな風と潮に翻弄されたレース展開となりました。

私とケンさんはマーク係。
予定の3レース終了までマーク位置が定まらず気の抜けない運営となりました。

参加12艇中
優勝は飯塚組。
2位福富、3位小原組とJ/24メンバーがシカーラチャーターで上位を独占しました。

自艇参加のみなさ〜ん ・・・頑張って下さいね!!

 

アンカーロープ担当の私、翌日は「腰にきています」。(左 セントエルモ山本氏)

 

一日中、こんな感じの微風レースでした。

 

2012年6月3日 メンテナンス

 


 

ミドルボートクラスなどは安全のため「むき出しワイヤー」のライフラインが義務付けられています。
J/24クラスは今のところビニールコーティングのワイヤーロープでOKです。ハイクアウトが楽ですね。

 


レースや練習のない日曜日。
午前中に家(と店)の用事を済ませアネロン洋子とヨットハーバーへ。
今春やり残した愛艇のメンテナンスを行ないました。

整備箇所はライフライン。
前回の張り替えから4年。
スタンションにあたる部分が磨耗劣化し
レース中に切れる可能性もあったので
新品に取り替えです。

久しぶりに使うセージングマシン(ねじ込み式)に悪戦苦闘しながら
なんとか4箇所のワイヤー端処理を終えました。
J/24ルールではビニールコートしたワイヤーでも使用はOK。
ハイクアウトに関係する張り具合(10kgで10cm)を調整して
ライフラインは3時間で終了。
その後スピンハリヤードのピーク側振れ止めのカムクリートを取り付け
カニンガムロープの端止めをして
この日予定のメンテナンスは終わりました。

帰宅後は
高槻和宏さん解説の「レーシングタクティクス虎の巻」を熟読。
以前「舵誌」連載で読んでいたのですが、
レースに必要な「気になるルール箇所」のおさらいです。

・・・頭の中もメンテナンスです。

 

2012年5月28日 西日本ミドルボート選手権


 

2日目は7人で戦いました。わがチームからは私を含め3人が加勢。スタートが冴えた岡田オーナー(左2人目)

 

今週末は淡路島。


洲本サントピアマリーナをベースに行なわれた「西日本ミドルボート選手権」へ参加です。

強風の得意なイマジン(DUFOR-34)に乗せてもらっての参戦でしたが
あいにく風には恵まれず2日間をとおして苦手とする微風のレース。
結果は15位(23艇中)と奮いませんでした。

イマジンは参加唯一のジブファーラー艇。
セールも白いペンテックス。
最新装備を施したミドルボートのなかでは
(ハンディキャップは下から2番目でしたが)
そうやすやすとは勝たしてはもらえませんでした。


優勝はわが須磨ヨットクラブの僚艇「出雲」(ヤマハ30S)。
オーナーヘルムス伊藤氏のねばり強いハンドリングと
長年のかわらぬチームワークが実を結んだものと思います。

2012年春の西日本ミドルボートのなかでは「出雲」が王者ということになります。
「出雲」チームのみなさん、おめでとうございます。


今回の伊藤氏や山本氏、横山氏(セントエルモ FARR31IMS)は親子での参加。
両艇とも将来を見据えたポジティブなレースへの取り組みを感じることが出来ました。

ヨットにはまったく興味のない息子をもつ私にとっては
・・・うらやましい限りなのです。


土曜日は洲本市内の「福一」で夕食。淡路の新鮮な魚を岡田オーナーに御馳走になりました。うまかった〜。

 

 

2012年5月21日 神戸まつりヨットレース & 金環食

 


7:20に撮影した、わが家に降り注ぐ「木漏れ日」。すべて日食のため「わっか」の形になっています。

 

金環食の日、
早朝からいつもの金星台へ。
天気予報に反して神戸は「晴れ」・・・絶好の天体観測日となりました。
帰宅後、
わが家のリビング床に降り注ぐ「木漏れ日」は
まさに「金環食」型。(写真上)
室内のおもしろい現象に感動です。


さてさて今週末。
恒例の「神戸まつりヨットレース」に参加です。
出場は42艇。
終始心地よい「東の風」が吹き続き、
わが艇のレース結果はレーサークラス5位。
スタートからのコース取りが不味く
J/24のレース艇団では第1マーク6位回航。
塩屋沖のブイを廻ってからの「潮」の読みがあたり
ひたすら岸よりを走り第2マークではJ/24クラストップに。
そのまま逃げ切ることができ
ハッピーなフィニッシュとなりました。

14時30分から始まった表彰式。
外来艇が多かったこともあり
なつかしい顔ぶれに出会うことが出来ました。(下写真)

日本有数のヨットビルダ−に勤務していたお二人。久々の再会です。

 

今年度わがヨットクラブの会長に就任の「飯塚氏」(J/24ハングオーバーヘルムス)。
ノースセイル高野氏とチューニングのひそひそ話中です。

来週もレース。
場所は淡路島サントピアマリーナ。
西日本ミドルボート選手権に行ってきます。

 

いつも同じ写真です。フィニッシュ後の記念撮影。

 

2012年4月15日  「塩屋に引き潮なし」

 

 

ファンタジアン家族3人と私たち夫婦の「息のあったスピンホイスト」(?)  (写真提供 己斐氏)

 

須磨沖の潮の流れは複雑です。

明石海峡を西に流れる潮(大阪湾から瀬戸内海に流れる)を「プラスの潮」、
逆を「マイナスの潮」と呼びます。
およそ6時間毎にプラスマイナスは入れ替わるのですが、
海峡から少し東の海域(塩屋沖、垂水沖)では
一方向の違う潮の流れをします。
塩屋沖を中心として大きく反時計まわりに円を描くような流れなのですが、
塩屋沖では年中「西流れの潮」(満ち潮)が流れています。
「塩屋に引き潮なし」という地元漁師の言い伝えがあるほどです。

微風(南西風)のなかで行なわれた須磨ポイントレースは
この潮の読みが勝敗を分けました。
岸よりのスタートライン付近は「西流れの潮」。
沖の風上マーク付近は「東流れの潮」だったのです。

さてさて今週末、
久しぶりに「夫婦同舟」。
アネロン洋子がお世話になる「ファンタジアン」に乗せてもらいました。
ポジションは不馴れな「バウマン」。
(・・学生時代、的形のサーティー号のバウマンでしたので35年ぶりかな)
第1レースが無風でキャンセルになるほど弱い風の中のレースでしたが
第2レースはなんとか成立。
結果は大型艇有利で12艇中5位。
わがファンタジアンは6艇のJ/24の中では唯一のフィニッシュ艇、クラス1位でした。
(5艇はタイムリミットにかかりDNF)

勝因は「潮の読み」。
・ ・・ではなく、偶然「塩屋に引き潮なし」のグッドコースを引いてしまったことなのです。
私としましては微風のおかげで不馴れなポジションもなんとかこなし(・・ジャイブが6回もあったのですが)
夫婦円満、楽しい1日となりました。

今月1位のファンタジアンは年間成績トップ。
・・・・今のところ「スマキング」ですねぇ。

 

 

J/24ではトップフィニッシュのファンタジアン。楽しく帰港します。

 

2012年4月8日  春ですね。 

 

自宅近所の満開桜御殿。金星台までの往復は桜を思う存分楽しめます。


6時前起床。
金星台でいつもの朝トレ。
とても寒かった前日(7日土曜日)にもかかわらず桜は満開。
(例年より5日遅れらしいですが)。
日本列島・ ・・必ず春はやって来ますねぇ。

いつもより早めにヨットハーバーへ。
8時30分ドッグアウト。
11時西宮沖スタートのKYCポイントに参加です。(須磨ー西宮は片道2時間なのです)
参加艇はドラゴンクラス8艇、J/24クラス4艇。
当初東よりの微風も昼前にはいつもの南西風にシフト。

第1レース、
抜きつ抜かれつで最終2下マークでは3番回航。
タクティシャンの指示どおり即タック。
右海面を狙ったクラリス、コウベMDとは逆の左海面を使う。
防波堤から吹き込むグッドウインドをつかんで
フィニッシュ。
クラリスより2艇身ゲインして1位。

第2レース、
まん中より少し左にブローライン。
ブローをつかみながら丁寧に走らせるが終始クラリスに(僅差で)届かず。
スピード差はほとんどないまま2位フィニッシュ。
3レース目はヨットハーバーの門限(17時)でキャンセル。
17時前、余裕の(?)須磨帰着でした。

レース結果は1-2-DNS。

今回は久々のヘルムス担当。
レース展開なんか「なんも見えねぇ!」ポジション。
・・・・けど楽しかったぜ。

この日はクルーの都合がつかず、ハングオーバー永信(中央)ファンタジアン橋本(左)両オーナーが助っ人参加。
須磨J/24連合軍です。

2012年4月1日  大河ドラマ「平清盛」事件 

 

  

練習後、来週のKYC往復に備え、ガソリン補給。須磨ヨットハーバーのガソリン単価は日本一高価です。

 

ニュースとスポーツ番組以外はTVを見る習慣がない私ですが、
唯一、日曜日夜のNHK大河ドラマだけは例外です
昨年の「龍馬伝」、現在放映中の「平清盛」・・・毎回しっかり見ています。

ところが、
昨夜はこの週一の「おたのしみ」がかなわなかったのです。
家人(アネロン洋子のことですが昨日に限り「カジン」と呼びます)が、
海にも行かず日曜朝から自宅庭の剪定に精を出していたのですが
・・・あろうことか、
木の枝といっしょにわが家に引き込む有線TVケーブルを切ってしまったのです。

この事件
私にとっては楽しみの「平清盛」のない
悲しい悲しい週末の夜だったのです。

J-COMの修理がやってくるのは明日(3日)の夕方。
今晩(4月2日)は「静かな家」で家人と過ごします。

さて、今週末、
予定どおり今年2回目の海上練習。
7〜8m/sのブローのなか、
ジェノアでのクロスシーティングとジャイブでのシートの送りだしをこまかく何度も何度もチェックしました。
なによりの収穫はいつものメンバーで時間を共有できたこと。

J/24は「乗り馴れる」ことが上達の秘けつと感じています。

来週は久しぶりのKYC。
早朝から西宮沖を楽しんできます。
 

 

いつも同じ写真ですいません。強風練習の終わりに記念撮影です。

 

2012年3月19日 レース運営

 

本部船アイリスには(左から)ジェームス小林、田中A子、私の3人が乗り込みました。
レースクラススタート5分後のホワイトクラスの連続スタートはなんとも忙しかったのです。

 

今週末は年に1度のコミッティー当番。
2012年度の須磨ヨットクラブの初レースの運営でした。

朝8時に北ハーバー(須磨ヨットハーバーは北と南に泊地があります。)集合。
前日ハーバー事務所に下架をお願いしていた運営艇「アイリス号」を南ハーバーに廻し
マークボートに使う「シアトル号」とともに運営器材(ブイや信号旗)を積込み、
9時半に艇長会議。
11時のスタートに間にあわすべく10時に出港です。

上の写真の海面のとおり
午前中の須磨沖は無風状態。
お昼に西風がそよっと吹きはじめたので(天気予報どおりでした)
急いで第1レース開始。
コースの長さも短く(0.4マイルくらい)1時間半ほどで5レグを終了。
第2レースは風速が上がった(風向は変わらず)ので
コースを少し長く(0.8マイルくらい)しすばやくスタート信号。
このレースも1時間半で無事終了。

レース結果は
2レースを4位-1位とうまくまとめたJ/24のカウベルが優勝。
バウに自作の固定金物を付けレーティング対策をした「いちもくさん」(mumm-30)が2位。
アネロン洋子の乗るファンタジアンも総合3位と健闘しました。
特に第1レースのファンタジアンは得意の微風域をアラミドのジェノアでうまく滑らせトップ。
50代の女性セーラーが2人乗るチームが他を圧倒(?)しました。

微風の多くなる気配の今シーズンのスマキング、
ファンタジアンに要注意です。

 

風待ちのファンタジアン。先月ギックリ腰のアネロン洋子(左2人目)はギックラ−洋子に改名。
この後、ファンタジアンは驚異的なスピードで第1レースを勝ち取ります。

 

優勝のカウベル。第2レース、フィニシュ直前のグッドな走り。

 

2012年3月12日 シーシーレモン事件 & 練習です。

 

いつも同じ写真ですいません。昼飯も食べずにハードな練習を終えたところです。

 

先週の話で恐縮ですが、

帰宅後いつものようにノートパソコンを立ち上げ
お風呂上がりにPC作業を始めた直後
キーボード横に置いて飲もうとした「シーシーレモン」(なみなみと注いでいた)のグラスを倒しまいました。
キーボードの左半分が「シーシーレモン」まみれ。
急いで電源を落とし、
タオルを敷いてキーボード部分をさかさに。
一晩乾かして翌朝「おそるおそる」起動させました。
起動画面がスタートしマウスは動くのですが
予想どおり肝心のキーボードが打てないことが判明。
もう一晩逆さにして乾かしましたが次の日も状況は変わらず。
それならばと
別のキーボードのコードをUSBに差し込み試すと
なんとかキーボードも打てるようになりました。

しかし、
ノートパソコンに別のキーボードはなんとも不便。
3日目、
再度キーボードテストをチャレンジ。
すると、
少しネチネチ感がありますが、
どのキーも打ち込むことができるようになりました。

新しいPCを買い替えることまで覚悟したのですが
なんとか「コトナキヲエマシタ」。
これからはパソコン作業中は飲み物を飲みません!!
・・・・と、心に誓いました。

さてさて今週末。
朝からいつものメンバーで海上練習。
午前中はcross、hangover、meiteiの連合軍と2艇で上下(かみしも)ショート練習レース。
7〜8m/sに吹き上がった午後からは単独練習。
レギュラージブにセール交換し
クロスシーティングによるタッキングの動作確認と
強風下でのジャイブ動作、
特にシートトリマーとガイトリマーのコンビネーションを中心に夕方まで練習しました。

お昼ご飯も食べずに「濃密な練習」。
いくつになっても(・・・55才ですが)
セーリングは楽しいですね。

来週日曜日は須磨ポイントレースのコミッティー当番。
朝8時から準備で〜す。

 

2012年2月19日 須磨ポイント & スマキング表彰式

 

2ヶ月ぶりにドックアウト(海に浮かべる)のupwind号。

 

今週末は、
ホームグラウンド「須磨」での初レース。
わが艇にとって2ヶ月ぶりの下架です。

昨年度よりわがクラブのレースは春(3月)から開催となりました。(「1月2月は寒すぎる」というのが理由です。)
この時期寒いのは確かですが、
ヨットレースに必要な「安定した風」が吹き続ける確率が高いのも事実なのです。

強風域を得意とするわがチーム、
レース委員会にJ/24クラスだけのレース開催を願い出て、
2月の第3日曜日の開催に漕ぎ着けました。

当初は須磨保管のJ/24、全6艇が出場予定でしたが、
クルーが揃わない艇が2艇あり
西宮から遠征の強豪「クラリス」の参加で
5艇の戦いとなりました。

レースは予想通り
終始安定した西風(7〜9m/s)が吹き続け
各艇気合いの入った展開となりました。

結果は、
強風大好きなわがupwindが1位-1位の完全優勝。
年間をとおして競うシリーズレース「スマキング」の幸先の良いスタートを切りました。
得意の風域でしっかり結果を残せたので
私としては「大満足」の週末となりました。

この調子で・・・・今年もやります。

 

ジェームス小林(右2人目)のパフォーマンスどおり、レース結果はピンピンだったのです。

 

夕方からはハーバー近くの割烹「鬼瓦」で表彰式。わがチームは4個目の優勝ハーフモデルをゲットしました。 

2012年2月5日 KYCホワイトレガッタ  FairWind

 

 

レース中はにぎやかなチームなのですが、今回は全員集中モード・・・「沈黙の戦艦 FairWind」だったのです。
左からノースセール高野、己斐オーナー、西川、石塚、吉田コ−サクでした。

 

週末はKYCホワイトレガッタに初参加。
私にとっては今年の初レース。
新西宮ヨットハーバー係留の45ft艇「FairWind」(己斐オーナー)に乗せていただきました。

「FairWind」はFarr設計のグランプリレーサー(旧名カリーニョ COREL45)。
己斐オーナーが2年がかりで改造中の大型クルージング艇です。
昨年も三重県の鳥羽から神奈川県の江ノ島までの外洋レース(鳥羽パールレース)を
クルーと2人で完走、見事好成績をおさめました。
少人数で操船できる工夫が至る所に施してあり
まさに「クルージング艇は俊足であるべし」の
オーナーの心意気が感じられる艇なのです。

この日の参加は15艇。(・・寒い2月に15艇は驚きの多さです。)
「FairWind」には苦手な微風域(2〜3m/s)での戦いでした。
3レグを走って着順5位、修正9位という結果でした。
優勝はX-35の「シュビシュバ」。

ホワイトクラスにX-35が出てくるかぁ・・・???
さすが「KYCのレベルは高い」。

なにより驚いたのは
「FairWind」のレース中の集中力の高さ。
無駄口はいっさいなく
のぼりレグではコース選択とセールトリムのみ、
フリーレグではジェネカートリマーのバウアップ(orバウダウン)のみが
艇上でかわされた会話でした。

「真冬の船遊び」、
これくらい真剣にやると寒さも感じませんね。