UPWIND 2011年の活動

 

2011年12月19日 須磨ポイントレース2011年最終戦 & 忘年会 

 

強風の2レースが終了。2レースとも宿敵のハングオーバーやカウベルをやっつけました。どや顔の6人です。

 

毎年12月の第3日曜日はクラブレースの最終戦。
月例で行なわれるヨットレースの年間優勝者をきめる大事な日なのです。

わが艇としては
新しいブームが先週アメリカから到着。
ウインドの破れていたジブセールの修理も完了し
万全を期しての最終戦。
強風大好きなクルーで年間優勝カップをねらいに行きました。

12月のわが艇のレース結果ですが、
上出来の1位-1位。

終始7m/s〜9m/sの安定した西風の中
メタボ級クルー6人が乗り込み
分かりやすい正解コースのなか(4回ののぼりレグすべて右海面が有利だった)
迷いのないねらいどおりのレース展開だったのです。

で、
年間の成績はどうだったのか?

・・・12月の好成績には関係なく
優勝には届かずの残念無念の2位(つまり準優勝)だったのです。
この日3位のカウベルと年間トータルは同点(23点)でしたが
ルールにのっとった「タイの解消」により
3位をとった回数で上回るカウベルが優勝を決めました。
わがチームは1999年以来の優勝を今回も逃してしまいました。
く〜っ、悔しい!!

それにしても
J/24を再開してわずか2年目のカウベルチームの快挙に脱帽です。
小寺さん、田中さん、平松さん、そして村田さん
優勝おめでとうございます。

夕方から始まった恒例の忘年会。
成績表と悔しい準優勝カップを眺めて。
私は来年の年間優勝を強く強く意識しました。

来年も頑張りま〜す。(と、昨年も言ってましたよね??)

 

恒例の須磨荘の忘年会。鍋料理とノースやカンタムやパタゴニアグッズが当たるくじ引き大会を楽しみました。

 

 

 

 

2011年11月13日 ブーム修理

 

アルミ溶接と30本のリベットで修復したブームです。

 

先月も写真でおしらせしましたが、
10月のレース中にブームを折りました。

レース終了後
即座に(西宮のコスモマリン経由で)スパークラフトチャールストンスパーのブームを発注。

11月3日からの全日本選手権には間に合わなくとも
せめて11月20日のクラブレースにはニューブームで挑みたいという考えで
すばやい対応を業者にお願いしたのですが
「米国内には現在新品のブームは皆無です。」
「これからブームを作るので到着は未定です。」という回答が寄せられました。

それではと、
今週末は(ニューブームの到着を待ちつつ)朝から
折れたブームの修復作業に取りかかりました。

全日本選手権の期間中に
ブーム本体のアルミ溶接は、
金属加工のエキスパート中島さん(シーミュー、ヤマハ31Fオーナー)の手で完了していたのですが
細かい作業(本体の補強部のリベット仕上げとバング金具の取り付け、アウトホールテークルのセット)が残っていました。
午前中に素人3人衆で中島氏の指示通りモネルリベットを30本打ち込み
難解なアウトホールとおしを済ませました。

午後からは桂が参加し4人となったのでマストを立て
来週のポイントに備えレースチューニングを済ませ
この日の作業は終了しました。

全日本ではカウベルに借りたブームは100g軽く計測はNG。
ブームエンドに100gの重り(スパナで代用)を貼り付けなんとかパスしたのですが、
今回の修復ブームは
溶接したアルミのあて板とリベット30本の補強で従来よりかなり重く仕上がっています。
軽風域の走りには不利な状況で年末のレースは勝負します。

新しいスパーブームの到着が待ち遠しいで〜す。 

 

 

なんとか全日本選手権の後片付けが終わり記念撮影です。(撮影アネロン洋子)

   

 

2011年11月6日 くるくる全日本

 

葉山での宿泊は「御用邸」近くのホテル。毎朝「一色海岸」を散歩しました。海岸沿いの建物風景はすばらしい。

 

中学生のときは大鉄道ファンの私。憧れの「江ノ電」を見て感激です。最新500系かな?

 

11月2日から6日まで
J/24クラス全日本選手権に参加です。

昨年は私の足の骨折治療が長引き不参加。
5年の連続出場が途切れたのですが
今回は2年の間にJ/24クラスがどう変化をとげているのか
そして、1年のブランクにわが艇のスピードがついていけるのか?
を楽しみにしての参加でした。

結果は前回参加順位と同じ15位。
今秋新調した3DLジェノアのスピードは満足のいくものでしたが
シフティーな海面に正解コースを読みきれず
タクティクス担当の私のせいで自滅してしまいました。
特にフリーレグでの風向変化の対応がまずかったのが悔やまれます。
それから(・・・言い訳になりますが)
納得のいかないケースやトラブルに巻き込まれ
720°回転が3回、360°回転が1回。
葉山沖をくるくる廻っているうちに
順位を下げてしまいました。

と言うわけで
今年の全日本は1年のブランクはあまり関係なく
実力どおりの結果(下位低迷)でおわってしまいました。

それにしても
1位シエスタ、2位テンプス、3位帆省海すべて55歳以上の高齢スキッパー。

ということは、
平均年齢50歳を超えるわれわれも
・・・・「まだまだいけるやん」。

 

見てのとおり、穏やかな海面です。2日目レース終了後撮影

 

今回は1日目、4日目が無風でノーレース。結局予定の10レースのうち5レースが成立でした。

 

2011年10月24日 ノースセイルチューン

 

新しいジェノアセールにはフット部にカメラマークのシールが貼ってあります。
その位置で写真を撮り続ける高野氏(左から3人目)。プロフェッショナルですねぇ。

 

高野氏撮影のわが艇のニュージェノア

 

今週末は
暑くもなく寒くもなく
波は小さく、そして風はそこそこの
絶好のセーリングコンディション。

今シーズン6回目の(わたし的にはシーズン最後の)「おさらい勉強会」を 
ノースセイル高野氏とcross福富氏の同乗で行ないました。

主な目的は今月届いた新しいジェノアセールの「シェイクダウン」。
今まで購入してきたジェノアセイルとはまったく性格の違う「しろもの」を
あれやこれやとみんな(7人)でイジリタオシて
ならし運転を楽しみました。
この日は終始5m/sから8m/sの西風の良いブローに恵まれ
午前中に予定の練習を終えました。

ジェノアセールは車で例えれば「エンジン」部分。
使い手がポテンシャルや性質などを知り抜いてこそ
レースで生かすことが出来ます。
なかなか奥深いものなので
今回の練習ではちょっとかじった程度ですが
再来週からの全日本レガッタで「その性能」を試す予定です。

まさに「ぶっつけ本番」。
・・・・どうなることやら???

午後からは、
トラック輸送のための積込み準備。
マスト倒しの他、細かい整備もいろいろあって
終了は日没時間。

とびきりきれいな須磨のサンセット(下写真)のお見送りに
今週末も幸せな気持ちでフィニッシュですねぇ。

 

 

   

 

2011年10月17日  ブームがぽっきり

 

使い慣れたケニヨン製のブーム。長い間お疲れさまでした。

 

10月の第3日曜日はわがクラブのポイントレース。

先月は外来艇を招いてのシアトルカップレースだったので 
久しぶりの内向きのレース開催です。

わが艇は8月までのポイントでは僅差の1位。
なんとか今月も良い成績をおさめ
首位をキープしたかったのですが
結果は5位。
年間総合2位に転落してしまいました。(首位はカウベル)

敗因はブームの破損。(上写真)
最大12m/Sまで吹き上がった第2レースのスタート直後
強風のタイトなトリムと
波の影響下でのピッチングが相まって
最初のクロスホールド中(スターボードタック)にポッキリと折れてしまいました。
レースはもちろんリタイア。
第1レースがトップだっただけに
残念無念・・・悔やまれるトラブルでした。

半月先に迫った「全日本選手権」を考えると
今回のホームポートでのトラブルで
逆に良かったと・・・・ポジティブに考えています。

レース後は
ブーム以外にも破損箇所(デッキの剥離や、ジブリーダーの浮き上がり)を見つけ
夕刻までメンテナンス。
部品や修理の手配を済ませました。
折れたブームの修理は全日本までには間に合いそうにもなく
カウベルのスパーブームを貸していただくことになりました。

須磨フリートのみなさんのあたたかいサポートに支えられての全日本出場。
気合いを入れて行って来ます。 

 

カウベルからレンタルのブームを取り付け、この日の整備は終わりました。右から2人目は久々登場のA子さんです。(撮影 cross福富)

 

 

2011年10月2日  今年5回目の練習

 

 

午後2時には風が無くなり練習終了。右2人目は期待の新人「タクヤ」君。470セーラーです。 

全日本選手権まであと1ヶ月。

・・・結果はどうあれ(?)
「悔い」のない状態で選手権に挑むべく
今週末は今年5回目の練習を行ないました。

わがチームは
「全日本までに6回の練習をこなす。」を目標に
1年のJ/24活動の予定を組むのですが、
天候やメンバー個々の社会的事情で
須磨や西宮のレースに出ながらの「6回練習」は
なかなか厳しいものがあります。
今年は主に毎月第一日曜日をこの練習日にあて
なんとか5回目まで漕ぎ着けたというところです。

朝は風がなく
10時を過ぎる頃から徐々に西風が入り
海苔網外側のブイを利用して
上下を往復する練習を繰り返しました。
途中フルハイクするブローも入ってきたのですが
長くは続かず14時には無風となり練習は終了しました。

練習後は船底を磨いたりの細かいメンテナンス、
全日本までの参加メンバーのスケジュール調整をして解散でした。

10月23日は新調の3DLジェノアのチューンを兼ねて
ノースセイル高野氏を迎え
目標達成の「第6回目の練習」を予定してます。

グッドコンディションでのチューンを期待します。 

 

 

2011年9月18日、19日  シアトルカップ2011

 

クラス優勝のわがチームには優勝カップとシアトルヨットクラブ銀盆、そして高級シャンパンが授与されました。

 

今週末はお店を連休にしてヨットレース三昧。

初日はレース運営のお手伝い、
2日目は「大阪湾横断ヨットレース」に愛艇upwindで参加しました。

本来なら2日目も運営サイドにかり出される予定でしたが
今年はスタッフが潤沢で
レース委員会より
わがチームのみ(2日目のロングコースだけですが)レース出場の許可が下りました。

須磨J/24チームの皆みなさま、
そして小寺レース委員長さま、
わがチームの「わがまま」をきいていただきありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

さてさてレース結果ですが
上の写真のとおり優勝です。

わがチームにとって今月はレースが少なく
「艇に乗り馴れる」という意味での
ウォーミングアップのための軽い気持ちのレース参加でした。

・・・ところが
沖のブイを回航する頃には
南から大きなうねりが入る順風海面となり
なかなかの真剣モード。
今年の全日本選手権が開かれる「相模湾」のコンディションに近かったのです。

レーティングレース(ハンディキャップレース)のおかげもあって
(わが艇は最小サイズに位置し)優勝することが出来ましたが
仲間と内容の濃い練習ができたことが
なによりの収穫でした。

来週末は南淡路に季節遅れの「はも料理」を楽しんできます。

 

 

南からのうねりと波を利用してサーフィングの練習を繰り返しました。滑り落ちる間は「至福の時」なのです。

 

 

2011年8月28日  KYCポイントレース

 

レース終了直後の記念撮影。ジェームス小林(左2人目)のサインどおり成績は1位-1位と二重丸でした。

 

8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続きます。

さきほどまでピーカンの空がいきなり突風雷雨となる
「ゲリラ豪雨」が昨日も全国各地で出現しました。
高校生セーラーを中心とした「海の甲子園」開催中の西宮沖も、
レース途中に沈艇が続出し
救助活動に大わらわだったということです。

てなわけで、
須磨から西宮までの行き帰りの「ゲリラ豪雨」を気にしながら挑んだKYCポイントレースでしたが、
予想に反し終始おだやかな夏の海を(2m/s〜4m/s)楽しんで来ました。

今年はじめての西宮遠征でしたが
最近のKYCポイントレースは参加艇が揃わず
J/24クラスはたったの4艇(ドラゴンクラスは8艇)。

この日のわが艇は
強豪クラリスとのスピードチェックと、
いつものメンバー5人のコンビネーションの再確認を中心に
2レースを全力で戦って来ました。(3レース目は須磨の門限にかかるのでキャンセル。)

結果は上出来。
特に5人のコンビネーションは2レース目中盤から
めきめき「こなれてきた」感じです。
2レース目最終下マークのラウンディングも
きれいにジェロニモのインに滑り込みトップを奪取しました。

心残りは今年もいい走りの「KOBE MD」とスピードチェックできなかったことくらい。

それでも、私にとってはとても楽しいKYCでした。

 

 

2011年8月21日  須磨ポイントレースコミッティー 

 

珍しく北よりの風のなか、途中雨が降り出したりで、すずしいレース運営でした。マークボート「シアトル」艇上にて。

 

今週末は年一回のコミッティー当番。
わがupwindチーム一丸となってレース運営を行ないました。

レーサークラス10艇、
ホワイトクラス4艇。
夏シーズンにしては参加艇数が少なかったのですが
北西から北よりに振れる軽風のなか
マーク打ち替えも含め
いつもよりシビアな運営を心掛けました。

心残りは、
1艇だけタイムリミット内にフィニッシュさせられなかったこと。
せっかく高額の出艇料を払って参加していただいたのに
なんとも申し訳なかったと反省しています。
ヨットレースは「フィニッシュしてなんぼ」のもの。
全艇がゴールできるように
そして不公平がないようにするのが
レース運営者の務めと思います。

さてさて、
5艇参加のJ/24クラスですが
西宮から3人で参加の「クラリス」
ひそかにスマキング年間優勝をねらっていますが(中野談)
第2レースは左海面を選択し撃沈。
J/24クラスではトップとケベという結果となりました。
8月を終わって「スマキング」結果も渾沌としてきました。

来週のわがチームは今年はじめてのKYC遠征。
早朝から気合いを入れて行ってきま〜す。

 

第2レース2上でのJ/24の混戦。右からカウベル、クラリス、ファンタジアンと続きます。

  

 

 

2011年7月24日 暑いですが、整備です。

 

ガンネル部のチークをシッケンスで塗り終わり、マスキングを取り除いたところです。

 

今週末はメンテナンス。
11月の全日本選手権出場を見据え
細かい整備に励みます。

乾いた金属音が出始めたウインチの掃除。
部分部分に木肌が見えるチークガンネルの上塗り。
古くなった船首部のライフラインのラ二ヤード張り替え。

この日の整備項目は
どちらかといえば「掃除」。
直接スピードアップするためのメンテナンスではありませんが
「艇を美しくシンプルに保つことが速く走らせる秘けつである。」
という、わがチームの共通認識に基づくものなのです。

 

それにしても
1年に1回ののウインチ分解作業(下の写真)
機械寿命が来ているだけに(・・すなわち代替部品がないのですが)
・・・・緊張しますね。 

 

 今はどこにも売っていない「バリアント製」ウインチです。

  

 

 

2011年7月17日 須磨ポイントレース

 

 

今月のコミッティーボートは「カウベル」。田中ヘルムス(写真)自作の日よけオーニングで快適な運営でした。

 

今週末は、いつものポイントレース。

年寄りセーラーにはこたえる「炎天下のレース開催」でしたが
レースクラス11艇(そのうちJ/24クラスが5艇)、ホワイトクラス4艇と
まずまずの参加となりました。

暑さにはめっぽう弱い私としましては(寒さには鈍感なのですが)
「酷寒の1月2月のレース開催を復活して、酷暑の7月8月のレースを中止してくれたらなぁ・・・」
なんて思っています。

さてさてレースですが
スタート時「いちもくさん」(MUMM-30 己斐オーナー)をやり過ごして
少し出遅れぎみで本部船側から飛び出したわが艇ですが
すばやいスピン展開が功を奏して
6マイル先の沖のマークでは2位の「ハングオーバー」(J/24 永信オーナー)を約40艇身ほど離し
J/24フリートのなかでは「ダントツ」回航。
帰りはジェノアを使ったリーチングのレグ。
1本調子の競馬レースで楽勝ムードがわが艇には漂っていたのですが、
「まむしの永信」艇がひたひたと近づき
フィニッシュ前にはハングオーバーの波を切る音がすぐ後ろに聞こえるほど。

フィニッシュ前にはわがクルー全員がばたばた動揺してしまいましたが
かろうじて(10秒差)逃げきり
Jクラストップを死守しました。

ヨットレースはメンタルな競技です。
「守り」に入った時の強い精神力・・・私には「まだまだ」です。 

 

なんとか逃げ切ったレース・・・・疲れた4人で記念撮影です。(写真撮影 永信氏)

 

 

2011年7月3日 J/24「がちんこ」8本勝負

 

午前の練習を終えたところのいつもの4人。これからお昼休憩。いつもの「鬼瓦」で昼食です。

毎月第一日曜日は練習日。

「ヨット上達の秘けつは乗り馴れること」を合言葉に
わがチームでは
レース日程に重ならない日曜日は
できるだけ「練習」するよう心掛けています。

さてさて今週末、
須磨のJ仲間であるCROSS、HANGOVER連合軍と
午前、午後計8本の「がちんこ勝負」を行ないました。

風向270度、3〜5m/s
上下0.5マイルのショートコース。
無線機でスタート時間を決めながら(3分前からのカウント)
本部船よりマークからスタートする方式。

8本やって5勝。
相手は永信、福富、飯塚の3人のヘルムスマンが交替で舵を引くメジャーリーグ方式(?)
こちらは根性で私が8回を投げ抜く旧高校野球方式。
コースの優劣もあまりなく
「どちらが滑らせ上手か?」「どちらがミスが少ないか?」で勝敗が決まったようです。

それにしても
この季節の長時間海上練習は疲れます。
われわれ「老体にむち打つセーラー」には
疲労回復剤BCAAは欠かせませんねぇ。

 

練習終了後のCROSSの後片付け。海水に浸かったスピンの塩だし中です。

 

 

2011年6月19日 J/24が9艇・・・ポイントレース

 

 

 第2レース、最終レグで4艇を「ゴンボ」。フィニッシュ後のうれしい記念撮影です。

今週末はポイントレース。
梅雨本番のうっとうしい天気でしたが
いつもの仲間と楽しい時間を共有しました。

今月はわが艇と同じJ/24クラスの参加がなんと「9艇」。
須磨の6艇に加え神戸大学が2チーム、西宮から1艇(クラリス)と
近年稀に見るなかなかにぎやかなレースとなりました。
今回の須磨ポイント
おそらく関西J/24では最大フリートです。
(参加艇が多ければ多いほどレースは楽しいのです。)

さてさてレースですが、
8位、3位で全12艇中5位、Jクラスでは6位、2位で9艇中4位という結果となりました。
先月ニューセールで快走のカウベルとファンタジアンを終始意識して走りましたが
第1レースはリコールで出遅れ(それでも1下で4位まで浮上したのですが)
最終のフリーで伸びず撃沈。
第2レースは1上ハングオーバーとともに左海面をとり、またもや撃沈ぎみ(6位回航)。
1下も順位かわらず6位。
2上はクラリス以外全艇右海面ねらい。
沖のブローを見つけ(一発逆転をねらい)クラリスと同じ左海面へ。
これが大当たりで2位でフィニッシュでした。

風のシフトが激しく
ギャンブル性の強い海面でしたが
最後の「4艇ごぼう抜き」

・・・・とても楽しかったのです。

 

 

2011年6月12日 整備

 

upwind歴13年の桂(左)。ほぼ毎年全日本出場です。現在は日本J/24クラス協会理事です。

 

梅雨です。

スルーマストから侵入する雨水で
船底ビルジ溜まりの水量はハンパではありません。
今週はバケツ5杯分。(先週も8杯。)
ほったらかしすると
キャビン床が水没してしまいます。

さてさて今週末、
KYC出場を予定していましたが
メンバーの調整がつかず整備作業に切り替え
(私の先週の手術などでやり残してあった箇所ですが)
デッキをはさんで上下でボルトを取り付ける
ひとりでは出来ない部分の修理をやっつけました。
これで来週のポイントレースも
思う存分戦うことが出来ます。

 

ホワイトクラス「盛り上げ隊」隊長の坂本氏(右2人目)。副隊長の臼井氏(左3人目)、足立氏(左2人目)。

天気予報どおり
午後から雨。
早々に整備を切り上げ、
いつもの「お好み焼き福田屋」で昼食です。

わがクラブで盛り上がっている「ホワイトセールクラス」のレース委員会のメンバーと同席です。 
このメンバー
レーティングの調整、未参加艇へのレース案内、レース結果のHPへの掲載・・・・などなど、
細かく、ややこしい作業を厭わず、
今後増えていくメンバーのために奉仕中です。

「すじモダン焼き」を食べながら、
「ホワイトクラス」の将来を語る楽しいひとときでした。

 

 

2011年5月22日 須磨のち三宮

 

ハーケンのバーはチーク材の上に取り付けてあります。電動工具ではなく手でていねいにビスを取り外していきます。

 

小雨の日曜日。 
早起きして「両親の墓参り」。(実は私の両親は同じ命日・・二人ともに5月30日・・なのです。)

10時には須磨へ。
ヨットクラブ臨時総会へ出席です。

会議後、
クラブメンバーと4Fレストランで昼食を済ませ愛艇へ。

昼からは、ヨットメンテナンスです。
今回は先週壊れたトラベラーの復旧工事。(カーの部分のベアリングボールがパラパラ落ちてしまった)
「塩かみ」でどうしても分解できないボルト2本に往生しましたが、
金属加工のエキスパート「中嶋氏」(・・・ヤマハ31Fシーミューオーナー)の登場と
ヤマハ藤田の専門工具でなんとか解決です。
ありがとうございました。

あとはバーをはずしコスモマリンでボールを買って組立てです。
大阪のマリンショップ「グッドスピード」中川氏にもいろいろ部品情報やアドバイスをいただきます。
結局、・・・ビス1本取り外しの細かい修理作業でもひとりでは無理な時は無理なんですねぇ。

いろいろな人にお世話になって「私のマリンライフ」が成り立っていることを実感します。

 

創業60年の神戸で一番古いジャズ喫茶「茶房ジャバ」。マランツやJBLの音響機器を当時から使っています。 

 

帰宅後、
久しぶりに日曜夕方の三宮を家内と楽しみました。

先日観た長門裕之と南田洋子主演の日活映画「麻薬3号」の舞台となった
三宮高架下のジャズ喫茶「茶房ジャバ」。

そして、いかにも個人経営の「お好み焼き屋」を装って大繁盛している
三宮センタープラザ地下「ぼっかけ玉子モダンの長田本庄軒」。(丸亀製麺と同じ「トリドール」の経営です。)

どちらもいい「勉強」になりました。

 

店内にある大きなメニュー板の左すみの「オリバーソース」の表記がいかにも長田の個人経営店を想像させます。

 

 

2011年5月8日 整備

 

 カニンガムホール用の4mmと6mmのシートはエンドスプライスが難しくギブアップです。

 

毎年のことながら、
GW中はず〜っと仕事。
商店街あきんどの「悲しいさが」です。
人通りは例年以上に多かったのですが、
お店の売り上げの方は「もうひとつ」でした。
これも震災の影響ですかね。

さてさて「いい天気」の今週末、
須磨沖では「神戸まつりディンギーヨットレース」で盛り上がっていましたが
私は来週に控える「神戸まつりクルーザーヨットレース」のための準備に費やしました。

先月「6対1」のテークルで取り付けた「メインカニンガム」
1cmホールを下に落とすために6cmの「引きシロ」が必要なのですが
どうも長さのあんばいが不完全で
じっくり時間をかけて(実際にメインセールを上げて)調整しました。

その他、
長年の使用で痩せてきている「ショックコード」をすべて張り替え。
スピンバケットの開閉システムも新しくしました。
クローズを走っている時の「スピンハリヤード」のぶらつき防止システムも一考しましたが
(立命館大学470のOBによると最近は「歯ブラシ」を切って使うらしい)
スケールのちがうJ/24では「歯ブラシ」は無理。
マジックテープで対応しました。

いろいろ夕方4時までやって
後片付け中に
ディンギーレース出場のの村田、小林両氏が登場。
レース後の夕方にもかかわらずガンネル塗装(シッケンス)を始めました。
GW中もこの二人は船底を#1000耐水ペーパーで磨きたおしていました。

みんなヨットが好きですねぇ。

 

J/24独特(というかupwindオリジナル)のスピンバケットもショックコードが古くなると開閉装置が劣化します。

   

 

2011年4月24日 今年3回目の練習

 

クロスとのスピンラン。5年目に入ったクロスチーム。どんどんレベルアップしています。

 

今週末も海上練習。
すこぶるいい天気(と風)に恵まれ
へとへとになるまでセーリングを堪能しました。

午前中はクロスと帆走練習。
無線機でチューニングを確認しながらの練習です。
ジブハリヤードテンション、リーダー位置などをこまめにいじると
みるみるスピードアップしていきます。

 

午後からの吹き上がりで上マークのベアも容易ではありません。

 

8m/s以上に吹き上がった午後からは単独練習。
とくにスピンホイスト、ジャイブを重点的にトライしました。
強風でのジャイビングはヘルムスのステアリングとツイーカーの使い方がポイントです。
納得がいくまでくり返し、
練習を終えました。

こういう練習は
いくらやっても終わりがないくらい奥深いものですが
練習テーマを決めてかからず
ただみんなと海に出るだけでも
大いにレベルアップするものです。

要は、
できるだけ海に出て「みんなで乗り馴れる」ことが
勝利への王道だと思うのです。

今年の全日本、頑張ります!

 

 

2011年 4月17日  今年の初レース  (須磨ポイントレース)

 

いつものフィニッシュ後の記念撮影。2レースとも「クラリスをいわした」快心の笑顔です。 

暑くもなく、寒くもなく、波もそこそこ
そして南よりの優しい風。

昨日の須磨は(須磨だけではありませんが)年に数回しか経験できないような
「絶好のセーリング日和」でした。

昨年の12月以降開催されなかったわがヨットクラブの月例レースですが
今週末、(なんと!)4ヶ月ぶりの開催となりました。

「クラブメンバーの高齢化で1月2月の寒い時期でのレース参加はつらい!」
との声におされ(もちろん、みんなで相談した結果です)中止が続いたわけですが
私的には
「西風が安定する冬場のセーリングを楽しみたい」
というのが本音です。
なんとか来年は1月2月もレースを開催していただきたいものです。

さてさてレース結果ですが、
微風の第1レース、フルハイクの第2レースともに1位でまとめた
わがupwindチームが完全優勝を決めました。

勝因は西宮から遠征の強豪「クラリス」。
レース前半から「クラリス」をかなり意識して走らせてもらった結果
優勝が転がり込んできたようです。

クラブレースの中に全日本レベルの艇が混じると
レースの雰囲気が「ぴりっと」引き締まると感じました。

1年最初のレースで1位。
幸先の良いスタートです。

今年も上質のレースを仲間と楽しみたいものです。

 

西宮から2時間30分の回航でやってきた「クラリス」。左舷にはブルーの、右舷にはレッドのかもめ(?)模様のペイントが目立ちます。

 

翌18日神戸新聞朝刊にはわが艇の優勝結果が。(投稿、セントエルモ松本氏)

  

 

2011年4月11日 ディンギーレース

 

艇長会議中です。10艇のシカーラは船齢は同じですが個体差(性能差)があります。

今週末はディンギーレース。

わがヨットクラブ主催の月例レースに参加です。

私が通うヨットハーバーには、
(事前登録さえすれば)クラブメンバーを対象に無料でヨットをレンタルしてくれる制度があります。
貸し出し艇はヤマハシカーラ10隻。
以前は神戸市のヨット教室用に使われていたものですが
老朽化(船齢25年くらい)した現在は整備&維持することを条件に専らクラブメンバー貸し出し用となっています。

わがupwindチームの村田、小林コンビが年間登録し
この2年ほど練習をかねてレース参加しているのですが、
今回は私が小林の代打で出場となりました。

さてさて肝心のレースの方ですが
朝から南西3〜5m/sが吹き続き
絶好のコンディションのなか3レースを行ないました。

結果は総合5位/11艇中。
シカーラ順位は3位/7艇中。

第1レース、
西流の潮を意識し左海面を使い
つっこみ過ぎて自滅。
第2レース、
さきほどトップの小原艇を参考に
右海面を使いレイライン少し手前でタック&アプローチ。
潮に押されいい感じで2番回航。
残念ながら1下のケースで順位を落とす。
第3レース、
徐々に村田スキッパーの走りも安定。
私のコースの読みも当たり1上は3位回航
しかしながらまたもや1下の大混戦でケース。
前を行く2艇に置いていかれる展開。

・・・てな具合で上記の成績となりました。

まぁ、成績はともかく
ええおっさんが手軽に3レースも楽しめたのですから

私としては「満足、満足」の一日だったのです。
来月は小林さん、頑張ってね!!

 

 35年前の学生時代は470級でブイブイ(?)いわしたラギッドな村田、浜田組。・・・記念撮影です。
ラギッドとは、『ごつごつした、無骨な、丈夫な、粗野な』と言った意味の言葉らしいです。はっはっはっ〜

 

 

2011年3月20日、21日  海上練習 & 同志社大学卒業式

 

cowbellチームは甲南大学体育会クルージング部のOBが中心のチームです。 

 

3月20日に予定されていましたポイントレース、(今年の初レースです。)
山本レース委員長と各艇オーナーの判断で中止となりました。

この日ニューセールで参加を表明していたcowbell、cross両チームは
気合いが抜けましたが、
気を取り直して朝から練習モード。
私はcowbellチームの(カンタムセール)チューニングをかねた練習に乗艇させてもらいました。

微風下でのcross(リドガードセール)との走り比べでは
スピード、角度ともcowbellが少し上回っていました。
ノースセールに乗り馴れている(?)私の感じでは
cowbellはさらにサギング量を増やす(マストステップをほんの少し後ろに)と驚異的な速さになるのでは・・・と、
私の「今年の要注意リスト」に入れました。

14時まで走って風が無くなり練習終了。
山陽電鉄「月見山」駅南の「お好み焼き すず」で反省会。
ルパンチームも一緒になって楽しい集いとなりました。

 

 

翌21日は朝から京都へ。

息子の卒業式に出席です。
会場はアネロン洋子の中学からの学び舎「栄光館」。
礼拝音楽を奏でるパイプオルガンで有名な建物です。
「息子が卒業した」という感慨よりも、
パイプオルガンから発せられるなつかしい音を聴き
昔日の学生時代を思い出し感動する家内が印象的でした。

さてさて、
来週には社会人となる息子ですが
研修が終わると九州博多に赴任します。(私は博多の街が大好きなのですが)

・・・ということは、
来年の博多のJ/24全日本選手権
宿舎から晩ご飯の手配まで

・・・・地元人間になった息子にまかせようかな??

 

 

2011年3月6日  ペンキ塗り

 

臼井氏(写真手前ブルーのつなぎ)は今年のクラブルーム委員長。彼の段取りでペンキ塗り作業は楽しく進みます。

 

今週末、
朝から今年3回目の海上練習を予定していましたが
クルーの都合がつかずセーリングはキャンセル。
(おとなりのcrossチームは5人乗りですでに出艇中です。いいなぁ!)

練習がない時は「整備」。
メインカニンガムのシートスプライスなど
ヤマハ藤田さんで道具を借りたりして
細かいメンテナンスを午前中に終わらせました。
ひとりで「もくもく」とやると意外にはかどるものです。

昼前には
わがクラブ室に隣接するデッキのペンキ塗りに参加。
手すり部と床立ち上げ部を白と黒のツートンに
水性ペンキで上塗りしました。
カレーライスの昼食をはさんで2度塗り、
気心の知れたメンバーと楽しく作業しました。
久しぶりに欧米風のクラブライフを楽しんだ気分です。
今回はかなり濃厚にペンキを塗ったので
2〜3年はもちそうですね。

作業のあと
ハーバー事務所で今年度の保管契約を更新したり
5月完成のセンターハウスの工事説明を聞いたりで
あっと言う間に夕方。

足立さんの船(モア moody31)で
昨年の五島列島から南西諸島クルーズの話と
今年の沖縄クルーズの予定を詳しく聞く「キャビン談議」で
この日はフィニッシュでした。

海には出れなかったけれど
私はとっても楽しかったのです。はいっ。

 

2011年2月21日  スマキング表彰式 & 海上練習

 

まん中で白く光る優勝のハーフモデル。今年も激しい争奪戦が予想されます。

 

今週末は海へ。
今年2回目の練習日です。
2月にしては暖かい南風のなか
わが艇とCROSS(福富艇)で走りあわせをしました。

午後からはファンタジアンクルーのアネロン洋子のために
星一徹の「1000本ノック」ならぬ「1000本ジャイブ」の特訓。
彼女はヨット歴37年にしてポール返しの「こつ」を少しつかんだようです。
微風とは言え53才のおばさんクルーでも楽しめるJ/24
優しいヨットですねぇ。

練習後、
ハーバー4Fレストランで「スマキング」恒例の表彰式。
優勝はわが「upwindチーム」。
過去4年のうち3回目の優勝です。
6艇23名のJセーラーに祝ってもらいました。

式後の歓談で、
カウベルチームがカンタムセールを新調、
ファンタジアンチームもノースセールを新調
そしてハングオーバーチームが新しいマストのチューニングに余念がない・・・等々
来年度の各艇の「打倒!upwind」(?)の意気込みを聞かせてもらいました。

3月からスタートの年間シリーズレースですが
すでに戦いは始まっています。

ディフェンディングチャンピオンのわがチーム、
今年も真剣にがんばりま〜す。

  

微風のなかの練習。クルー不足のわが艇は3人ですが、スピンネーカーのトレーニングもしっかりこなしました。

  

 

2011年2月6日  シアトル「STARR」号

 

須磨までの回航メンバーで記念撮影。ドンさん(左)シャリーさん(左2人目)夫妻のドライビングはさすがにスマートです。

  

5月には「2011タカラブネレガッタ」が開催されます。
このレガッタ
私の所属クラブとアメリカの名門「シアトルヨットクラブ」との(ヨット競技の)定期戦のことなのですが
3年に1度相互に訪問しヨット競技をとおして親交を深める民間外交行事なのです。

5月の須磨開催に先がけ、
シアトル側訪問団の団長から
「ドン、シャリー夫妻」が日本滞在中であること。
そして愛艇STRR号で須磨を表敬訪問する予定であるという情報が入りました。

外国艇好きの私は(特に北米の美しいヨットが大好きなのですが)
この情報源であるシアトルメンバーに詳しい己斐さんにお願いして
ベルポート芦屋から須磨までの「STARR号」の往復航海に乗せていただくことになりました。

「STARR号」
75ftの大型ボートで巡行スピードは約8.5kt。
無給油でシアトルからホノルルまで航海し
その後南大平洋(ミクロネシア)、トラック諸島を廻り
父島、伊豆諸島を経て兵庫県芦屋に到着。
芦屋を拠点に瀬戸内などをクルーズ中です。

オーナーのドンさん、シャリーさん夫妻は
シアトルでマリーナを2つも経営する気さくなアメリカ人。
京都や奈良が大好きな日本通です。
4月くらいまで芦屋に滞在予定です。

3時間ほどの須磨滞在でしたが
わがクラブでの「関西風お好み焼きパーティー」のもてなしに大喜びしていただいたようです。

シャリー夫人は「広島のお好み焼き」も瀬戸内クルーズで経験済み。
・・・どちらのお好み焼きがおいしかったのでしょうか?
 

 

恐ろしく美しいSTARR号では久しぶりに「シアトル」の香りを楽しめました。艇内外のメンテナンスは100点満点です。 

  

 

2011年1月30日  ノースセール高野氏と

 

ハーバーハウス4Fのレストランから見る須磨海岸。その景観は海外リゾートに負けていません。

 

寒い日曜日です。

僚艇「J/24ファンタジアン」がセールを新調しました。
もちろん今シーズンの好成績を目指してのことですが
マストチューニングを兼ねた納品のため
ノースセール高野氏が須磨にやってくることを聞き
この日整備予定のわがチームも「高野クリニック」に参加させていただきました。

高野氏はJ/24ワールドで好成績をおさめたチームのセールトリマー。
(オーストラリア大会では8位、メキシコ大会では4位)
国内でのJ24セールに関する情報量はトップレベルです。

2009年よりクラスルールの変更で
ジェノアセールが新素材「アラミド」を利用できるようになり
(従来の「ペンテックス」よりも伸び率が少ないのですが)
その特性、扱い方などをじっくりとクラブルームで教わりました。

座学のあとは
「ファンタジアン」艇上でセールにあわせたマストチューニング。
北西風が冷たく手が不自由でミリ単位の細かい作業はたいへんでしたが
高野氏のていねいなチューンが施されました。
今シーズンの「ファンタジアン」の走りは要注意です。

午後からは、
わが艇も予定の整備。
バックステイの金具を付け替えたり
シャックル、リングピンを交換したり
ビニテを巻きなおしたり

・・・3月のレースが待ち遠しいですねぇ。 

 

微風時のフォアステイのサギングに大いに関係あるバックステイ金具の重さ。村田トリマーのこだわりは相当なものです。

 

 

2011年1月16日  40ノットオーバー

 

とても寒いですが、いつものメンバーで練習です。ハングオーバーヘルムス飯塚氏(左)もこの日の強風を楽しみました。

 

年に1回あるかないかの大寒波の日曜日(と、ニュースでは伝えていましたが)
練習好きな(?)わがupwind5人チームは、
誰もいない須磨沖を果敢に走り回りました。

気温が低いだけではなく
強い西風が明石海峡から吹き荒れ(地元漁師は「大西」とよび恐れられている強風)
クラブ艇「出雲」の風速計は40kntを超えていたらしいのです。

風速計のないわれわれは恐いもの知らずで
白波のうえを飛んでいくうさぎを見て
「すげぇー、すげぇー」の連発。
「ブーン」というキールとラダーの共鳴音に大喜び。
・・・風速40ノットオーバーと知っていたら出艇は見合わせていたと思います。

沖の海面がますます吹き上がり
岸よりに戻り長田沖でマーク練習。
タック練習後ジャイブをしたところで
スピンクロスのバーストを発見。
長田沖海面も強風の危険域に入ったので
そうそうに練習を打ち切り帰港しました。

寄港後は、
いつもの細かい整備。
スピン補修、ティラー角度調整、そして船台塗装まで
その日発見の修理は即座に実行します。

今年も「練習と整備」をくり返し
1年間グッドコンディションでレースを楽しみたいものです。

それにしても今日の強風練習
短時間のわりには「実になった」と思っているのですが、

・・・・満足しているのは私だけかな?

 

夕方は息子のおすすめで二葉町「マルキ」の「かわりモダン焼き」。「ディープな長田」を楽しみました