2008年upwindの活動ページ その1

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1月20日 須磨ポイントレース

 

J/24歴4年のジェームス小林(手前)、潮ッ気のあるいい顔になってきました。

 

1月では珍しい「東」の風5〜7m/sのコンディションのなか
上下(1マイル)5レグのソーセージコースレースを2本
須磨沖で楽しんできました。
私にとっては今年の初レース。
結果は4-4(10艇中)でトータル3位。
J/24クラスで競うスマキングは1-1と
まずまずの滑り出しというところです。

2008年はファンタジアン(J/24)橋本オーナーがレース委員長に就任。
私は毎月ヨット雑誌「舵」にレース結果を報告する「レースレザルト」係に任命されました。
ジェームス小林(上写真)もレース委員会の会計係としてアフターパーティーをサポートします。

さてさて今回のレースですが
新たに「いちもくさん」(MUMM30 己斐オーナー)がミドルクラスに加わり
「ルパン」(SEAM33植松オーナー)とトップ争いの熾烈なバトルを繰り広げました。
結果としては、終始いい風が吹き続けたことで
今年低レートを獲得した強風に速い「イマジン」(デュフォー34 岡田オーナー)が1-1で圧勝しました。
この「イマジン」、
わがupwindに比べ10フィートも水線が長いにもかかわらず
1時間走ってたった73秒しかハンディーがありません。
J/24のみならず須磨のレース艇すべてに脅威の存在となりました。

わがupwind
そつなく走って
今年は「イマジン」と勝負します。

慣れないトリマーで強風の2レースを終え、筋肉「ぱんぱん」の私(右)でした。(ハナテン撮影)

2月10日 スマキング表彰式

優勝賞品は内山造船のFRP製ハーフモデル、小原省吾デザインの金プレートにメンバー名が彫り込んであります。

 

50才を過ぎても
ご褒美がもらえるのは子供のように嬉しいものです。
昨年1年間かけて行われたシリーズヨットレースの「スマキング」。
わがチームはカウントされる成績上位の7レースが全て1位というパーフェクトな優勝を遂げました。
写真はご褒美の優勝記念J/24ハーフモデルをゲットし喜ぶメンバーの面々です。
私自身、このクラス(J/24クラス)の競技を始めて20年。
長く続けるとたまには良いことに出会えるということでしょうか。
欲深い私(?)は
今年もこの「スマキング」
ちょっと気合いを入れて(しんどい練習はせずに)勝ちにいきたいと考えています。
甘いかな???

KR&AC玄関前で記念撮影。20年前から須磨J/24メンバーはあまりかわっていませんね。

 

新年会をかねた今回の表彰式、
三宮(旧居留地)のKR&AC(神戸レガッタ&アスレチッククラブ)で行われました。
KR&ACは神戸在住の外人が創設した名門スポーツクラブで
今年で135年の歴史を誇ります。
以前はその名が示すように神戸港での「レガッタ」も盛んでしたが
最近、舟艇競技を行うメンバーが減少し
クラブ行事からレガッタが無くなっていました。
現会長のディープさんの発案で
「レガッタ」を復活させるため
ヨット競技の盛んなわが須磨ヨットクラブとコラボレートすることになりました。

そんなわけで
普段はメンバーズオンリーの欧米型「クラブ」ですが
わたしたち「須磨ヨットクラブ」メンバーも
今回のようにその施設を利用させていただけるようになったわけです。

夕刻の照明のなか
隣接する「磯上グラウンド」でKR&ACの大型外人ラグビーチームが試合をしていました。
まちなかでスポーツ観戦をしながらの宴会
ラグビー好きの私にはこたえられません。

2月18日  須磨ポイントレース

第1レース・・・後続艇を大きくリード。フリーレグで余裕の撮影です。

いい風に恵まれた2月度のポイントレース。
2レースが成立し、
わがupwindは1位7位で総合2位という結果でした。
第1レースは風の振れ(シフト)をうまくつかみ
J24クラスではダントツのフィニッシュ。
続く第2レース、今度は逆に北よりのブローをつかみきれず
2回目の上マークでは最下位(J/24クラスで)まで順位を落としました。
即ジャイブで北風ブローを取りに行き、次の下マークで2位まで浮上、
最終上りのレグで一瞬ですが宿敵ハングオーバーをおさえトップに躍り出ましたが、
フィニッシュ前に再び抜き返され敗れてしまいました。

風は強く、波がないというグッドなレースコンディションでしたが
とにかく・・・・寒かったのです。
こんな日に海で遊ぶなんて「アホ」でっせ。
といくらい寒かったのです。

夕方帰宅後、
お風呂で温まり、食事を済ますと
午後9時には爆睡状態にはいってしまいました。
年寄りの疲労回復には睡眠が一番!
・・・私もついに「熟年セーラー」に近づいてきましたねぇ。

 

写真ではわかりにくいですが、レース後(上架中)雪が降り始めました。後片付けも寒かったのです。 

3月2日  マスト整備

 

かつら、やまちゃんチームはスプレッダー、ハナテン、ジェームス小林チームはハルを整備しました。
オーナーの私は何もさせてもらえず「ジャストルッキング」だったのです。

 

日頃のおこないが良いのか
いつもは寒い思いをする「春のヨット整備」。
この日は三寒四温の暖かい日に遭遇し
日中は半そで1枚で余裕の作業を終えることが出来ました。

スパーマストの部品付け、エンジンブラケットの交換、ライフラインとスタンションの復元・・・
各クルーが整備担当を決め、段取りから手順まで責任をもって行うという、
ひと呼んで「upwind方式」
・・・とてもうまく機能しました。(と、私は思っています。)

各人の作業姿は、
まるで「造船職人」のようにテキパキとし
とても一日では無理と思っていたメンテナンスも
95%くらいは終わってしまいました。
特筆すべきは「道具と段取り」のエキスパート「かつら」の完璧な準備。
困難なスプレッダーの取り付けも
用意した万力を利用してがたつきのないパーフェクトな状態で完了しました。
多用するエポキシ系接着剤も用途によって2種類を準備する念の入れようで
正確かつ短時間で作業が次々完了しました。

他にも、
ラダーのひび割れ箇所の接着、カムクリートの取り替え等
余分な修理もあっという間に終えました。
それどころか
次回に予定していたマスト立てとチューニングも終わってしまったのです。

「J/24整備作業の全日本選手権」とか「J/24マスト倒しの全日本選手権」があれば
今のupwind整備チーム・・・間違いなく全日本シングルの腕前です???

 

 

3月16日  レース運営

 

スタート時忙しくなる本部船アイリス(手前)は3人。マークボートシアトル(後方)は年寄り2人。
レースが終わるとマッチョ「はなてん」(まん中)がアンカー揚げのため、シアトルに乗り移ります。

 

コミッティーディ。
各チームに割り当てられる年に1回の海上レース運営作業日。
冬場では寒くてつらい仕事なのですが
ぽかぽか陽気の日曜日、
幸せな気分で、穏やかに仲間と運営を楽しみました。

参加艇は10艇。
風速3〜4m/s、風向210°〜230°
南のそよ風が吹き続け
午後2時前には予定の2レースを無事終了し
ハーバーへ帰着しました。

参加艇は少なかったのですが、
いつもの下マークをゲートマーク方式に変更し
運営側も参加艇の臨場感(マークラウンド)を味わえるようにしました。
参加艇から苦情が出なかったことを考えると
それなりにはゲートマーク方式を楽しんでいただけたのではと思います。

今回のようにコミッティーをした場合
わがチームはボーナスとして、
3月の月例ポイントは3位(3点)をゲットできます。
したがって1月2月3月の成績は3-2-3の8点。
今のところ堂々(?)の1位なのです。

2008年、まずまずの滑り出し・・・・
春の日ざしのように幸せです。

 

キラキラ春の日ざしのなか独走体勢の「いちもくさん」左(Mumm30 己斐オーナー)

 

 

J/24クラス熾烈なバトルが、スマキングをかけて盛り上がります。

 

第2レース、ハングオーバーを押さえきったファンタジアンの下マークラウンド。アネロン洋子も頑張ります。

 

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