2006年upwindの活動ページ その3

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9月10日 整備後の疲れはスイ−ツです。

真夏を思わせる日中でしたが、写真の4人メンバーは
先週の続きで、エンジンブラケットの取り替え工事を完了させました。
ついでに、塗り替えたラダ−の調子をみたり
お隣のハングオーバーのマスト立てを手伝ったり
倉庫の掃除をやったりと
雑用の日曜日となりました。

作業が終わる夕方には雨が降り出し
離宮道にある海の見えるファミリーレストランで
スイ−ツを食して解散となりました。

なんて言う事もない細かい作業に日曜日を費やすことも
私にとっては大事なヨットライフなのです。



9月17日 2006シアトルカップ


ジブファーラ−で戦ったイマジン(DUFOUR-34写真手前)が準優勝を飾りました。

台風13号の接近で、
当初20艇のエントリーがあった今年のシアトルカップでしたが
高松、徳島、広島など西日本ミドルボートのメンバー8艇の辞退が出ました。
台風期間中、須磨ヨットハ−バーの防波設備を不安視する意見があったようです。
4レースのシリーズは初日の2レースだけとなり、
高得点のとれる2日目のロングレースはキャンセルされました。

われわれJ/24セーラーは例年のごとくレース運営部隊にまわり、
わがupwindチームはマークボートを担当しました。
風向風速はほぼ安定したおかげで、マークの打ちなおしもなく
80度1.5マイルのソーセージコース5レグを2本で今年のシアトルカップは終了しました。
ここ2、3日腰痛を病んでた私には好都合のらくちんレース運営でした(笑)。

優勝はKYCのライトニング(X-362)。
同点で上写真のイマジンが準優勝となりました。
須磨の艇が上位に絡んだのは久しぶりの出来事です。
岡田オーナー!!「おめでとうございます。」

両艇とも限りなくクルージング艇の姿をしたレーサーなのです。
博多のギャラクシー(ババリア35)なんかも同類艇です。
ミドルボートクラスはこういったタイプの艇を団塊の世代のおじさま達が乗りこなす時代に入ったみたいですね。



第2レース スタートシーン 博多のギャラクシーが下1で好スタート



 


10月15日 秋のKYCウィーク

 

 

2日目の朝。出港前マストチューニングに集中する「みのさんた」

全日本選手権前のチューニングレースとなる
秋のKYC(関西ヨットクラブ)ウィークに出場しました。
参加艇は12艇。
全盛時に比べると艇数は減少していますが、
シエスタ、セレッソ、スレッドなどのワールド上位艇が顔を並べる
ハイレベルなシリーズレースとなりました。

第一日目(14日)は北東の微風のため1レースのみの消化、
スタートで出遅れましたが、フリーレグで沖だしコースが幸いして、5位。

第ニ日目(15日)は朝から5m/s~8m/sの風に恵まれ
4レースを消化し 8位 4位 3位 1位と尻上がりに順位をあげました。
特に最終レースは何年ぶりかのKYCでのトップフィニッシュでした。

結果クラリスと同点の5位。
艇の走りとしては充分満足できる結果でした。
また私自身もupwindの仲間と集中した中身の濃い時間を共有することができ
今回はたいへん満足できる内容でした。

昨年の全日本選手権の悔しい思いをバネに
いろいろな面でみんなで準備をすすめてきた結果が少し見えて来たように思います。
ヨットレースは準備で80%が決まると言われますが
まさにそのとおりの結果となったように思います。

この気持ちを切らさず11月の全日本まで頑張りましょう。

10月29日 全日本選手権の計測

  
 和歌山マリーナシティーの夕暮れです。ほとんどのJ/24が準備を終えています。リコールナンバー9が愛艇UPWINDです。

 

来週からのJ/24クラス全日本選手権に出場準備のため
秋の一日を和歌山マリーナで過ごしました。
参加全艇をイコールの状態にするための計測日でした。

わがUPWIND号は昨年に続いての参加なので、(昨年の計測証明をもっているので)
従来よりもごくごく簡単な計測でした。
・・・主には、今年新調したセールのみの計測で終わりました。

あまりに簡単に計測が終了してしまったので、
さっさと練習に出艇するチームも多くありました。

以前の計測委員会は「バテンが2mm長いです!!」とか「ラダーが3mm短いです!!」なんて
計測が細かく厳しいのがとりえだったのですが
今年の計測はたいへん甘く、
最近のJ/24クラス協会の権威も下降ぎみのようです。

マストをきちっと立てて、細かい補修を終えるころには最終の17時になり
最後にかけこみで4人の体重を計り、和歌山の一日は終わりました。
この日の4人の合計体重は326kg・・・。5人で計算すると???
規定の400kgを軽くオーバーしそうです。
レース委員会さま!!体重計測もあま〜くしてくださいよ。

 

11月3,4,5日 J/24クラス全日本選手権

  
 和歌山マリーナシティー、ロイヤルパインにてウェルカムパーティー・・・6名の仲間です。

 

夏を思わせる陽気のなか、和歌山の全日本選手権に出場して来ました。
私自信は14回目の出場となります。
50才にもなって、日本のトップアスリートと競うことができるスポーツはそうありません。
ヨット競技ならではのすばらしい特性であると思います。

さてレースですが
今年は強力助っ人として山田氏(写真左)が参戦してくれましたが
健闘むなしく、20位(28艇中)という結果となりました。
優勝は地元の「シエスタ」。
以下「セレッソ」「マンタ」「リップル」「右近」と有名艇が続きます。
5レースはすべて風速5ノット以下で終始し
強風を得意(?)とするわがUPWINDには
少し物足りなかった全日本でした。

来年は相模湾。
「今年以上」を目標にがんばります!!

 


2日目は朝から陸上待機となりました。デッキ上でJセーラー達の会話が弾みます

 11月19日 強風の須磨ポイントレース

 


手前左の彼はこの日がヨット初日でした。こんな日にデビューなんて・・・・!!

 

 

最大風速10m/sのなか、11月度の須磨ポイントレースは中止となりました。
10m/sくらいで中止となると「いったいどれくらいの風域が須磨の上限なの?」と
他フリートからつっこまれそうですが、
運営艇や参加艇のこの日の状況をよくよく考えてのレース委員長の判断であったようです。

さてさて、全日本で疲れの残っているupwindチームですが、クルーの欠席が多く人数がそろいませんでした。
私と桂は「CROSS」に、ジェームス小林は「ハングオーバー」にお世話になりました。
気合いの入った「CROSS」は福富オーナー夫妻を中心に、強風の海面でメインをあげスタートを待ちましたが
12時前に前述とおり、本部船からN旗(中止旗)が揚げられ残念ながら中止となりました。

せっかく海面に出ましたので、少しですが強風のクロスホールドを練習して帰港しました。
この少しの練習の積みかさねが良い結果を招くのです。
これからの須磨の西風は絶好の練習風です。須磨フリートのみなさん!!
もっと練習しようぜ!!」

12月17日  12月度須磨ポイントレース   

 

 

須磨在住のムッシュ山田(中央の青い帽子)が助っ人参加でした。

私の所属する「須磨ヨットクラブ」の今年度最後のレースに参加しました。
毎月第3日曜日に開催されるこのレース、クラブ艇が年間で10回ほどの熾烈なポイント争いをします。
今年は西宮でのJ/24クラスのレースが重複して同じ日に多く開催され、
わがupwindチームは西宮を優先しました。
その結果、まともに須磨に参加したのはこの日をいれて2回だけ。
15艇中11位という結果に終わりました。
それでも最終レースは得意の強風のなか、堂々の1位という満足できる成績でした。

 

優勝艇のお立ち台。橋本ファミリーとアネロン洋子でした。まん中には念願の優勝カップです。

年間優勝は家内アネロン洋子が所属する「ファンタジアン」チーム。
橋本オーナーを中心に奥さんの「ひとみさん」や次男「そう君」などファミリーがうまくまとまり
文字どおり抜群のチームワークでの勝利でした。
全国広しと言えども家族でクラブレースを制するチームはそうありません。
ほんとにおめでとうございます。


さてさて、ファンタジアンの勝因は軽風域のレースが今年は多かったことだと思います。
全日本出場で軽風が少し速くなったと自負するわがチームですが
2007年は軽風域で、ファンタジアンと決着をつけたいと思います。
1月から勝負ですぞ!!

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