upwind2005年レポート

2005年upwindのまわりのできごとをおしらせします。

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vol.58  2005.11.20  須磨ycポイントレース


最近の須磨ポイントはいつも人数が少なく、寂しい艇上ですが
ひさしぶりに6人という大人数でレースに参加しました。
132万画素の「ジマンちゃん」の携帯のカメラで撮影です。
バウの桂さんがスリムに見え、別人のようですね・・・。
ジマンちゃん(写真左)はこの日がヨットデビューでした。

この日のコースは、須磨すぐ沖にスタートラインを設定し、6マイル先にある定置網近くにうったブイを廻ってくる
いわゆる、「いってこいレース」(レース委員会ではディスタンスレースと呼んでいる。)でした。

風向次第ではフィニッシュまで1回だけタックするだけの楽ちんレースなので
ホワイトクラスのコースと併設にしてあります。

終始、東の風が吹き、
それも絶えず20度くらいのシフトをくり返す軽風でしたので
スピンに疲れたのは、トリマーの「はなてん」だけでした。
結果はプロセーラーのドライブするホワイトクラスに挟まれて6位/9艇中。

わが艇もジャパンカップ2連勝のスレッドのクルー「いわのし」が助っ人参加でしたが、
・・・活躍の場はあまりありませんでした。

天気良し!クルー良し!  大勢でヨットに乗ると楽しいですね。



vol.57 2005.10.30  KYCポイント                                windward<upwind

  

携帯で撮った写真です。うまく撮れなかったですが、左から村田、飯塚、永信の各氏
なぜか、ハナテンは写ってないのだ!!

久しぶりに、kycのポイントレースに参加しました。
参加艇が6艇と年々寂しい状況になってきていますが、
今年はすでに全日本も終わっていることと、
二宮さん主催の南伊勢マッチが同日開催であったことも原因だと思います。

さて、レースのほうですが、6-4-4とまぁ定位置というところです。
第1レース、微風でのチューニングがいまいちで調子に乗れませんでしたが、
南西が吹き出した第2レースはスタート即タックで右に15度ほど振れ、
1上はセレッソとほとんど同時にトップ回航。スレッドに抜かれましたが、
フィニッシュ直前まで3位をキープ、クラリスをリードしました。
さらに吹き出した第3レースは終始4位をキープ。
最終ののぼりは3位セレッソにかなり詰め寄りましたが、
順位はかわらずというところでした。
とにかくワンデザインのレースは楽しかったのです。

3レースを楽しむと須磨の上架時間(門限)が気になるところですが
潮の影響もあってか燃料も予想以上に消費し
途中、灘浜のHAT神戸の岸壁に無理やり着岸し、ガソリンスタンドに買い出しに走りました。
カッパにライフジャッケット、サングラスをかけた人相の悪いひげのおっさんが
いきなり走って来て、「50:1の混合のガソリンください!!」・・・。
のどかな日曜日をHATの公園ですごす家族連れのなか
ガソリンスタンドのおにいさんはちょっとひいていました。
とにかく西宮と須磨の中間で給油ポイントを見つけたのは収穫でした。
この予定外の行動で須磨帰着は16時58分。
船台に乗せたのは17時ジャスト。
須磨ヨットハーバー職員のみなさま、御迷惑をおかけしました!!

      

      



vol.56 2005.10.16  コミッティー当番

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第2レースのスタートシーン。ホワイトクラスのアドリブがgood start!! 手前の赤いカッパはアネロン洋子でした。

今月は須磨ヨットクラブ10月度月例レースのコミッティー当番だったのです。
upwindから本部船3人、マークボート3人の強力サポート体制で運営を行いました。
各艇が持ち回りで運営を行うこのシステム
参加艇が多かった時代はうまく機能したのですが
最近の寂しい状況(参加艇が10艇程度)では
年1回のコミッティー当番も重荷になるチームもあります。
将来的にはKYCのようにクラブ事務局が運営を手掛けるような体制があれば・・と考えます。

さてさてレースのほうですが、
ルパン(シーム33)の連勝がストップし、
寺山ドライブのラ・オンディーナ(シーム31)がトップをとりました。
「新しい艇が勝つ。」という業界主導のレース結果となりましたが、
船齢8年のsomething(Y-31F)も第2レースをそつなくトップで走り、総合2位という結果でした。

シフティーな北風(5m/s~8m/s)のなかの2レース後
アフターパーティーもなかなか盛り上がったのですが
パーティー参加者を見渡すと
30代以下のクルーが全体の10%くらいしかいないことに気がつきました。
若者の参加が少ないということは・・・
「先行き暗いクルーザーレース界」ということなのです。
う~ん・・・なんとかしなくちゃ!!


vol.55 2005.10.8  久々の須磨沖練習

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故障の船外機は須磨ヨットハーバー御用達 「本村マリン」さんに修理依頼しました。

「練習するぞ!」の連絡mailには反応がない今のupwindチームです。
集まったのはたったの3人。
しかしながら、少人数での練習でもそれなりにこなせるのがJ/24の良いところです。

午前中は新人小林を中心としたトリマー練習を行いました。
タックでのシート引き込みや、ジャイブでのガイバックの加減を細かく(?)練習しました。
昼頃には風が落ち、練習終了となりました。

3ヶ月ほど船外機を動かしていなかったせいか、
出航時からエンジンが作動せず、
セーリングが終わってからの再試動にも反応せず
ついには業者さんに修理依頼をしました。
(それにしてもセーリングでの上架作業はなかなかdifficultだったのです。)

来週はupwindでレースの本部船です。
来週までには直ってくれ〜。


vol.54  2005.9.18~19  シアトルカップ

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2日間、真夏が戻って来たくらい暑かったのです。

いやぁ、楽しかったですねぇ。
今年のシアトルカップ。

いつもは運営艇で裏方にまわっていました主人ですが、
7年ぶりのレース参加となりました。
今回は須磨の僚艇ラ・オンディーナのメイントリマーとして桂とともにお世話になりました。

四国、九州、広島などなど25艇の西日本のミドルボートが集まり、
2日間に渡り、なかなかハイレベルなレースが展回されました。
優勝はAクラスがアグネス(ヤマハ33S西宮)Bクラスのふ~ぞ(X362西宮)でした。

ORCのレーティングルールはフィニッシュ後もなかなか結果が見えませんが、
今回は同型艇が2艇(ファイブスター、ジェッタ)あるなかでのレースでしたので
部分的にはJ/24のようにスクラッチで楽しむことができました。

たまには今回のシーム31のような最新の艤装艇に触れ、
新しい走らせ方を見せていただくことも主人には必要なのです。

坂本オーナーはじめラ・オンディーナのメンバーのみなさん、
ありがとうございました。



vol.53 2005.9.11  「SAILFAST」 後藤君

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葉山から赤いオペルで(インフレ−タブルボートを牽引して)後藤君がやって来ました。
ひとりで艇を降ろし、須磨沖を走り回って、ひとりで艇を上げて帰って行きました。
わずか3時間で40人あまりの須磨ヨットクラブメンバーが「夢の救命艇」の虜になってしまいました。

後藤君、石橋選手との470級ペアでシドニーオリンピックキャンペーンを行った日本を代表するセーラーです。
惜しくも代表の座はあのメダリスト関、轟組に最終選考で奪われましたが、
日本に470級の出場枠をもたらしたのは彼らだったのです。

オリンピックが終わり、後藤君はSAILFASTというボート販売会社を主宰しています。
ディンギー用のコーチボートや、470の輸入が主な業務です。
ついでにジャパンノースとも契約中で、
今回の試乗会はノースセイルの三船氏の紹介で実現しました。

ラバーボートといえば、びしょびしょに濡れることを覚悟せねばなりません。
しかし今回の「VSR58」は見事にドライなボートだったのです。
それが証拠に写真の後藤君、
3時間乗り続けたにもかかわらず全然濡れていませんでした。

「夢の救命艇」・・・はやく須磨に来てほしいものです。



vol.52 2005.8.28  須磨ポイントレース

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後片付けを終えて・・・おじさんとおばさんクルーに囲まれて苦笑いのハナテン

須磨の月例ポイントレースは毎月第3日曜日と決まっています。
なぜか今年の8月は28日(第4週)に開催されました。
須磨のメンバーは日程を間違ったのか、参加艇7艇の寂しいレースとなりました。

かく言うUpwindもメンバーが揃わず、私とハナテンはおとなりのファンタジアンにお世話になりました。
レースは軽風域のなかソーセージ2本が行われ、5-6の6位/7艇中 という結果でした。
このメンバーでは私は慣れないバウのポジションでしたが、
海面が穏やかだったことが幸いし、
そつなく(?)バウをこなしレースを終えることが出来ました。(と、本人は思っています。)

いつものポジションと視野が違い、
実戦でバウマンの経験が出来たことは、私にとっては大きな成果でありました。

ファンタジアンの橋本さんのドライブは軽風域が得意で、
ていねいな艇足を止めない走らせ方も参考になりました。

橋本御夫妻、ありがとうございました。



vol.51 2005.7.17  KYC  J/24ポイントレース

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フィニシュ後、横山さんの「おつかれさん」のビールが届きます

梅雨明けしたような夏空の下、西宮沖開催のポイントレースに参加しました。
同日、J/24のマッチレースも関東で開催され、関西の有力艇は東京遠征。
KYCは6艇の参加と少々寂しいレースとなりました。
結果は6-3。1レース目のスピードを修復できた第2レースで良い滑りができました。
マストステップ位置とステイテンションを少し動かすだけで、スピードが大きく変化することを
今さらながら、実感できました。

さて、写真のKYC横山氏。
関西のJ/24の影の立て役者なのです。
20年ほど前から、「関西J」と呼ばれるレースクラブを主宰し、
自前でラバーボートまで購入し、毎月のレース運営をこなしてくれています。
この間、クラリス、シエスタ、スレッド、サンタなどの実力艇を輩出しました。
現在でも、関西若手Jセーラーのためにソーセージブイを打ってくれています。

upwindも関西Jが開催(以前は須磨と西宮交互開催でした。)されるようになってから
ほぼ毎年参加しています。
長年参加の割には、実力はUPしませんが、
横山さんがレースを運営してくれる限りは、毎年参加したいものです。



vol.50 2005.7.10  梅雨空の下、華々しく(?)サンセットレース開催

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雨模様のなかフィニシュの喜びに浸る3人組。向こうに見えるのが対戦相手のシーミュー

毎年7月の第2日曜日は、須磨サンセットレースが企画されます。
夕方の浜風を利用して、サンセットビューをバックにすずしいレースを楽しむのがコンセプトです。
アフターパーティーも軽くビールを飲む程度の気軽なレースなのです。

年に一度のすばらしいレースなのですが、
なんと今年の参加はupwindとシーミュー(ヤマハ31F)の2艇のみでした。
コミッティー係のハングオーバーチームも拍子抜けのレース開催となりました。

レースの方はORC連合軍のシーミューの圧勝かと思われましたが、
2下の最終マーク回航地点で5艇身差の接戦となりました。
フィニシュも大差なく、修正でupwindの優勝となりました。(と、言ううわさです。)

今回は新人小林がトリマー、アネロン洋子がマストハンド、ハングオーバーの高原さんがバウマン
という即席チームでしたが、なんとかトラブルなく完走できました。

高原さんは今年の9月から仕事の関係でアメリカへ転勤となります。
西海岸のセーラーの技術を身につけて、須磨J/24フリートへフィードバックしてほしいものです。




vol.49 2005.6.12  あ~~あっ・・・われら、サムタイムサンデーセーラー

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レース終了後、搬出準備を終えて記念撮影のupwindとハングオーバーチーム

6月5日から始まった第24回全日本選手権もなんとか無事に終わりました。
台風4号の季節外れの出現で、計測日等が大幅に遅れましたが、
レースの方は7レースを消化でき、
期待通りの上質の競技を堪能させてもらいました。
成績の方は・・・・さておき、
(わたしたちサムタイム・サンデーセーラーには限界を感じるものがありました。)
短いラインでのスタートの駆け引きや、下マーク廻航の混戦など、
日頃の須磨や関西の活動では経験できないものを体験でき、価値のある選手権でした。
非日常の4日間でしたが、ハナテンがトリマーを全レースこなすなど、来年につながる良い経験ができました。
来年もがんばるぞーっ。

最新施設のラグ−ナにて、いつもの5人組(ラグ−ナは3セクですがサービスは良いのだ。)



vol.48 2005.5.29  いざ!全日本へ・・・・。

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最近おなじみ3人組です。
須磨ヨットクラブレース委員会が所有するプジョ−製自転車を駆使して
広いハーバーをあちこち走り回って、やっと全日本選手権の積み込み準備を終えたところです。

29日は早朝からKYCポイントレース出場のため、西宮沖へ回航、
微風の1レースを終えてから(7位/11艇)、急いで須磨に帰港し(第2レースは無風ため中止)
小雨の中、ファンタジアンの橋本氏、オンディーナの坂本氏にも手伝っていただき
無事マスト抜きが完了しました。
6人でもこのマスト作業はなかなかきついのです。
シエスタチームは3人で難無く抜き取れるそうですが、こつを伝授してもらいたいものです。

さて、今週の金曜には艇はラグ−ナに到着します。
6月5日には計測のため、私を含めた4人組は早朝から名古屋へ出向きます。
いよいよ全日本モードに突入です。




vol.47 2005.5.15  神戸まつりヨットレース & 宝船レガッタ

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8人のボートキャプテンとシアトルヨットクラブバイスコモドアの持つ「宝船カップ」

5月12日から始まったシアトルヨットクラブとの定期戦
「第10回宝船レガッタ」は、またしてもシアトルチームの勝利に終わりました。
せっかくガラスケースに納められた高価な銀製「宝船カップ」をシアトルチームが神戸に運んで来てくれましたが、
須磨の手に戻ることなく、シアトルに帰ってしまいました。
残念です。

13日14日と「宝船レガッタ」があり、続いて15日には「神戸まつりヨットレース」がありました。
上の写真はフィニッシュ後のひとこまです。
潮と軽風に翻弄され、トリマーのハナテン泣かせの展開となりました。
結果はいまいちでしたが、「微風のファンタジアン」をやっつけたことだけは報告しておきます。



神戸まつりヨットレース後、メリケンオリエンタルホテルにて、宝船レガッタの表彰式がありました。このトロフィーバンケットは神戸市助役や米国総領事、元日本ヨット協会会長「秋田博正」氏などなどのお歴々の出席のなか、厳粛に行われました。写真はレーサーの平松さん(カウベル)に撮ってもらったアネロンとのツーショットです。

田中、平松、橋本、井上の急造須磨チームは5レース中2回もトップをとり須磨では最高得点を獲得しました。 今回、もう少し慎重にそして本気に「宝船カップ」獲得を考えていたなら、須磨にカップが戻っていたように思われます。 「それほど今回のシアトルチームは恐くなかった。」と思ったのは私だけでしょうか・・・?



vol.46 2005.5.08  船底の完成です。

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早朝からの整備を終え、ほっと一息の面々(左からシンジン、ヘミングウェイバー、水夫、ハナテン)

翌月にひかえた全日本選手権のために、やっと船底のエポキシ塗装が完成しました。
新人の小林氏も参加したこの日の整備で、ニス塗りと船底の面だしが完了しました。
デッキ上も艇内もお隣のハングオーバー並みに美しく掃除しました。

今月は15日と29日にチューニングをおこない、
6月の第一週に名古屋ラグ−ナまで運びます。(丸玉運送に頼みました。)
春の全日本遠征ははじめての経験です。
上質のレースを期待します。

vol.45 2005.4.17  2005年4月度須磨ポイントレース

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スピード、角度ともほぼイーブンになったハングオーバー、練習後に撮影

           

1月が強風で中止になりましたので、事実上、今年はじめての須磨ポイントレース参戦でした。
往復12マイルのディスタンスコース、
今回も軽風域で圧倒的な早さを持つファンタジアンにやられてしまいました。
往路に西海面を使ったUpwindとHangoverは沖のマークですでに大きく離されて勝負がついてしまいました。

フィニッシュ後、レースの反省の意味も込めて2艇で長田オイルバース廻りの練習しました。
ハングオーバーの木下バウマンは横浜から、upwindの村田トリマーはなんと群馬県高崎市からの久々の参加となり
内容の濃い(?)練習となりました。
出艇前に両艇ともマストステップ、リギンテンションをイコールにしていましたので、
スピード的には僅差の練習ができた思います。



毎年クルー不足のupwindですが、今日から新メンバーが加わりました。

ヨット歴4年の小林氏です。

微風のレース後、少しシビアな練習でしたので、新人としては少々きつかったかもしれません。

次回からも元気に須磨に顔を出してくださいね。


 44才の小林氏。upwindでは若いのだ!


vol.44 2005.4.10  舵杯ORCクラス「準優勝」

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カウベルチーム(ダビットソン34)は甲南大学クルージング部OB中心の須磨最若手チームなのです。
若手と言っても、主力メンバーは40代なのです。

100艇以上の参加を誇る「舵杯」も今年で30回目を迎えました。
関西でも有数のお祭りレースとして完成の域に達している良質のヨットイベントなのです。
恒例の前夜祭も大盛況で、深夜まで騒ぎ続けレース中に居眠りをしたクルーも多く見受けられました。

今回は須磨の最若手(?)チーム「カウベル」にスピントリマーとして乗せていただきました。
鞍掛島を往復する13マイルのコースでしたが、終始微軽風のレース運びとなりました。
潮を考え、往路と同じく東海面をとったのが幸いし、
優勝艇(のふーぞ)に遅れるところ5分でフィニッシュし、見事「準優勝」に輝きました。
「カウベルチーム」のみなさんおめでとうございます。



vol.43 2005.4.3  KYC J/24ポイントレース

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上の写真は小さい画像ですが、昨日行われたJ/24ポイントレース最終レグの模様です。
シャッタータイミングは、わが艇がフィニッシュ直前のスターボードタック。
どうです、いい眺めでしょう。
ポートではるか後方にクラリス、シエスタ、エンタープライズ、スレッドなど6艇が見えます。
出場艇数が9艇でしたので、なんとセレッソ、ドンキーに続き3位でフィニッシュしてしまいました。
続く第2レースも1上を4番で廻り、なかなか楽しいレースとなりました。(結果は第2レースは6位でした。)
須磨ヨットハーバーの上架時間の関係で第3レースはキャンセルし、帰ってきました。

飯塚ヘルムスがマストステップ位置とステイテンションを考えぬき、
「微風はこれしかない」というポイントで走りました。
全日本上位クラスとの走り比べで、
そこそこのスピードを出せたのでチューニングが間違っていなかったと確信しています。
問題は全日本でのこのスピードの再現性です。
6月の全日本でこのスピードを欲しいものです。

とにかく、J/24のスピードも年々、奥深いところで熟成しています。
乗り遅れないようにがんばらなくちゃ・・・。



vol.41 2005.3.27  船底塗料除去

    苦節6ヶ月、なんとかエポキシ塗装レベルに・・・。

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船底の塗料を全部塗り替えようと思い立ったのは
昨年の10月ですから、「苦節6ヶ月」・・長いことかかりました。
やっと、内山造船のOK!をいただきました。
過去何回も上塗りを重ねた船底塗料でしたが、
昨日の作業でなんとか、ゲルコートの上の階層(エポキシ)までたどりつきました。

27日は昼から雨の天気予報。
午前中は「水夫」と「はなてん」が、午後から私と「桂」、「アネロン」の3人が総力をあげて作業しました。
ニュージャパンの剥離剤が予想以上に効果をあげ、
3時くらいには下の写真レベルまで塗料を落とすことができました。
今後はみんなの手を離れ、内山造船で白のエポキシ塗装をお願いすることになります。

27日はこの整備の他に、
須磨ヨットクラブの年次総会、
続いて、来年4月からのハーバー民営化の対策委員会、
そして5月開催の「宝船レガッタ」のうちあわせ、
と、須磨YCの会議の予定がいっぱいありましたが、
それよりも愛艇upwindの船底整備を優先しました。

シーズンインにはまず自艇をベストコンディションにもってきたいですもの。


vol.40 2005.3.20  須磨ポイントレース(3月)

   最新艇は速いのです・・・。

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今年に入って負け知らず。
昨年暮れに進水したばかりの「ルパン」(シーム33、植松由量オーナー)の戦績です。
失われた10年とか、震災復興10年とか、神戸にとっては最悪の不況下ですが、
須磨ヨットクラブに所属するミドルボートはほとんどが船齢8年未満の最新デザイン艇に移り変っています。
つまり、神戸のレーサーオーナーはみなさん「勝ち組」ということになります。
オーナーの皆さんの努力の賜物なのです。

さてさて、今週のわがupwindですが、またしてもクルー足らずで、私はハングオーバーに、桂氏はファンタジアンに出向となりました。
J/24のメイテイがコミッティーでしたので、J/24の参加は2艇のみとなりました。

そもそも須磨のポイントレースは、参加艇数の関係でルパンのような最新デザインのミドルボートの中に、
25年の古さを誇るJ/24を同じ土俵で競わせる無理があります。
レーティングで調整すれば良いというような僅差のレベルではなく、
全く違った風域を走っているのに同じ計算ルールを適用せざるを得ないようになってきています。
今後ますますこの差は広がって行くでしょう。
KYCみたいにクラスを分けての運営に移行せざるをえない状況になってきました。
須磨ヨットクラブレース委員長の英断が待たれます。





vol.39 2005.3.6   整備下準備

   新兵器(エアーツール)登場、しかし・・・

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寒い中、ひとりでハーバーに行きました。
船底をどうにかするために新しい機材を借りて来ましたが、ちゃんと機能するかを確かめるためです。
借り先は近所の洋食屋「あさひ」のあさみさん(コ−ニッシュ・シュリンパー19のオーナー)。
コンプレッサー本体は桂さんに土曜日に運び込んでもらいました。
高価なエアーツールを眺めながら、
「やっぱり道具は選ばなあかんで」などと独り言をつぶやきながらセッティングしましたが、
サンダ−もグラインダーも全開で作動させると、ものの1分も経たない内に出力ダウンしてしまいます。

「???・・・」どうもコンプレッサーとタンクの容量とツールの消費バランスが悪いみたいでした・・・。
やはり、従来の電気工具でじっくり時間をかけてやらなあかんみたいです。はいっ。

ということで、作動を確認するだけで寒い一日は終わってしまいました。
次回はみんなで船底塗料除去作業に取り組みましょう。



vol.38 2005.1.16  須磨ポイント

  17m/sの強風でノーレースの巻

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遅れましたが、「あけまして、おめでとうございます!!。」

2005年の最初のレース、朝から気合いを入れて大荒れの海面に出ましたが、
15m/sオーバーの強風のため、ノーレースとなってしまいました。
写真はレース後の後片付け中の須磨J/24セーラーのみなさんです。
今年は5月にシアトルYCとの定期戦「宝船レガッタ」、6月に名古屋で全日本選手権と、
ビッグイベントが年前半に集中しています。
わがチームもハングオーバーと合同で年初からKYCに積極的に参加するつもりです。

2005年も頑張ります。

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