第 13 話
「ブッタ」
しみったれたガキ(キャロル)の祖母であるしみったれたババア(バルト)を救出したパイク一行は、ゴートの城までテレポートで戻ってきました。

王の御前で、ガイと行動を共にしていたバルトにどういう状況なのか説明しろと尋問が始まります。

バルトの話によれば、ガイ達は王に言われたとおり、バランの情報を探っていました。

が、ある時待ち伏せを喰らい、バルトはガイ達と分断され、ノーマに操られてしまったそうです。
だから、ガイ達の行方はまだ分からないそうな。

ノーマが自分(バルト)を操ったのは、祭器の場所を案内するため。
自分以外で祭器を知っているのは、魔法王国ファルガスタの者のみだと思われることから、ノーマはそこの魔導師で、しかもかなりの使い手であるだろうという事です。

更にバルトは敵の連中についての考察を語ります。
こういうイベントでいらん事を喋られると後に全て現実化しますので、これ以上喋らないでくれって感じですが止まりません。

バルトの推測ではノーマにしてみれば、バラン復活は序の口で、手駒を増やしたいだけである。
ノーマに盗まれた祭器は、強力な召還能力を持った古(いにしえ)の秘宝で、ノーマほどの魔導師が使えば古に滅ぼされた魔王をも召還できる代物であるそうです。

また、傍らにいたアインという奴はラドリアよりも強いそうです。

まぁ、ラドリアはガーディアンの片腕とか、海の大司教より全然弱かったですから、その辺は日本製RPGの流れとして驚くことでもなんでもありませんね。

色んな後のイベントに繋がるであろう面倒くさい話をされてしまい、なんだかやれんのうと思いながらも、王からファルガスタへ行ってノーマについて調査する任務が与えられます。

ファルガスタは遥か遠く離れた場所なので、マイセントで建設中の飛空船を使用する許可を得ました。空からってわけですね。空飛ぶもんが出てくるって事は、これまでの日本製RPGの掟に従えば物語も佳境ですね。
この読み込み長い物語外伝とももう少しでおさらばできる…!!




やったー!



早速空を飛ぶぞと躍起になって、マイセントの街へ舞い戻るパイク一行。

しかしマイセントの街の様子がおかしい。街の音楽は全然変わっていないが、様子はおかしい。らしい。

しかしそんなことはプレイヤーには全然関係ありません。
早速飛空船を使わせてもらおうと、目的の場所へ行ってみたならば…。

無惨にもぶっこわれた飛空船。
オーマイガッチョンメ!

そして、そこにガイの姿があります。

「ガ〜イ」とヘボイ声で近寄っていくパーティー内のしみったれたガキ。

しかし、このガイは変な感じです。
ぽんぽん(おなか)でも痛いんだろうと思っていると、高笑いと共にイカレた女が登場しました。歴史の墓場で出会った、無言だったけどムチを一発だけ地面に放った事で一番印象に残った女です。

オーッホッホッホという高笑いが、ずっと昔のファンタジー小説スレイヤーズのナーガ劣化版を彷彿とさせますこの女の名はクリシュナ。

では、参考までに

☆劣化版ナーガの高笑い


というわけで劣化版でした!
ちなみに幽々白書の劣化版は烈火の炎です!(いらんこと言い)


筆者の唯一の心配は、最近の若い人がスレイヤーズを知っているかどうかですが、そんな小さいことはまぁ、どうでもいいですよね。


アルバートオデッセイ外伝のプレイ日記の存在自体がどうでもいい感じがしますけどね!
というか実際、世の中的にどうでもいいですけどね!




話を戻してこの変態女クリシュナ。
データとしては、ナーガの劣化版以外にはノーマに仕える魔導師で、強い子好きということと、変態という事です。どうもこのゲームは変態率が高いですね。鳥のオカマとか、武器屋のマッチョ店員とか。

変態に一歩足りない感があるものの、赤ちゃんさらいハーピーに、素手でモンスターに立ち向かう極真空手巫女、歌姫という特性はとってつけたようなもので、実際は戦闘終了後、揺れる乳が存在意義のヒロインなど、この手のRPGにしては設定が濃いめです(最後のは設定とは関係ないですが。まぁ、でも歌姫だし)。

変態フィーバーのアルバートオデッセイ外伝ですが、この変態女クリシュナがペチンとガイをしばくと、犬に生まれ変わりました。
というか、犬がクリシュナの力によりガイの姿に化けさせられていたようです。

なんだかそういう特殊能力があるらしいですよ、この女には。怖いですね!

話によると、ガイは別のところにいるらしいです。そして、ガイはこの変態の好みでないそうです。よかったねガイ。

ガガーン! しかし主人公は好みのご様子。

色仕掛けな言葉を投げかけるクリシュナに、パイクは渡さないと既に既婚状態の台詞を投げかけて、クリシュナに立ちふさがる浜崎あゆことエカ。

そんなエカをみて、変態女さん一喝。

「うるさいメスブタだねぇ!」



ペチン!







































豚にされました(はーと)。







○月×日 日直:平野 ユウ

「歌う乳、豚になる」


意外な展開に、なんなんだこれは…と、もう諦めさえ感じつつあるプレイヤー。
というか諦めているプレイヤー。


そんなところで続きは次回。

次回も観てくんないと、暴れちゃうぞ♪






嘘です。暴れませんからどうかよしなに。













本日のアルバート世界の店員さん




もうしわけ ございません








こんなゲームで。

そして、こんなプレイ日記で。


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