BOON X4 で どうでしょう!?
「ブーンX4」ブーンクロスフォー
★さて、06年かねてから噂されていたBonnX4が発売され、
すでに全日本ダートラでは、2勝(06/05現在)を収めた!
当方も昨年より情報を集めだし、車両注文して
いよいよ製作開始に至るにあたり、はたして競技車車両を
製作していく上で、どの位に仕上げればよいのかを
検証しながら製作を進め、出来る範囲で公開もしてゆこうと
思っています。

順次掲載していきます。
※なかなか、忙しいのでページの更新が出来ず、申し訳ございません、
すこしづつ更新をしていきます。
目的および参加クラス
全日本ダートトライアル選手権 N-2クラス
JAF関東ダートトライアル選手権 N-1クラス
インプレッション ノーマル編(2名乗車)
ノーマルの実力はどんなんでしょう?
まずは、実用域での足回りの第一印象は、なんて柔らかい足なんだろう!一般的ならこれで十分なんでしょうね、左右に振ってあげても、スローな感じで、乗り心地はGOO!!
次は、バケットシートを取り付けての走行!
おやおや やっぱり車の挙動が良く判るね、ノーマルシートに比べて、ノーマルの足の感じが良く判ります、以外に良いんですね
これが・・・これならサーキットでも、そこそこ走れるかもしれませんね、(走行会レベルで)
・・・で、安全な場所で走ってみる!!
あらあら おもしろいねえ〜  結構いいね 何がって?
ドリフトOKだよ 素直だね、どっちかと言うとFFのデフ付だね!
LSDはFrのみと言うのは 私は初めてだったけど、Frだけの設定にした意味が判るような気がしました、
3速全開でコーナリング中、アクセル全快で、ゆるくリアが流れ出す、タックインをすると、リアがズルット流れるね、この位が乗りやすい設定なのかもね!
4速でも、似たような感じですね
このままでも 面白い車ですよ。
タイヤも、ホイール(スチール)もノーマルでした。
注:皆さんは真似しないように
次は、競技レベルでいきますか(車両も人間も)・・・・・
使用部品
足回り オーリンズ セッティング済次第販売します。
Fr 倒立 Rr別タンク式

フロントアッパーマウント
強化ゴムタイプ
試作テスト中
リア トレーリングアームブッシュ 試作テスト中
強化ゴムタイプ
ピロタイプ
タイヤ ダンロップ 185/65-14  SP85R/SP73R
ホイール A tech 6j-14 off+38
ブレーキ
iTzz
Fr/Rr  LSD クスコ   MZRS  1way/1.5way
CE LSD 強化LSD
室内 バケット/レール/ステアリング タニダ GTZ100セミオーダー/VR/FlatSuede350
シートベルト SCHROTH RACING Profi V-6
:FIA公認で使用期限が5年と決まっていますので、ベルトの期限に注意
ロールゲージ/ガード/タワーバー/他 オクヤマ  13Pロールバー
メーター類 トラスト
外装 サイドステップガード セイフティー21 ステンレス製
エンジン オイル類 ワコーズ Eg/4CR
Mi/RG7590LSD
Tr/RG5120LSD
RrLSD/RG5120LSD
エアークリーナー トラスト エアインクスGT(AIRINX-GT) テスト中
※Nのレギュレーション上 純正交換タイプのみ使用可能です。
プラグ/電装系 プラグ NGK IRIMAC

製作
ボディー まずは、内装、エンジン、足回りの取り外しです。
初めての車両製作は、骨格を知る上できるだけ、外しましょう。
アンダーコートの剥離
グリーン矢印の部分を青の矢印の用に剥離します
、同じように内装やタイヤハウスにもコートされているので、剥離します、
これにより約4.8kg軽減できます。
必ずしも、剥離する必要は無いとは思います、なぜならレギュレーションで、
最低重量が制限されているからです、
また軽ければよいと言うことばかりではなく、
ある程度の重量が有った方が、トラクションのかかりが良い場合もあるからです(エンジンのパワーやクラスにもよる)
いずれにしても剥離する場合、とても面倒なな作業ですので、相当の覚悟が必要です。
スポット増し
写真のようにスポット溶接にてスポット増し、
場所に寄って半自動溶接機にて、点着け溶接をします。

印があるのは、現時点重要なところだ!


塗装
内装やフロアーのスポット増しが終わったら
塗装ですね
きれいに塗れました、やっぱり綺麗なほうがいいよね!!
リアサスペンション、ロアアームNo1取付部の補強
この部分(緑まる部分)は、強度不足と言うより砂利がはねて当たる事により、つぶれてしまう事への対処です。
@補強板を溶接して補強する
A右写真のようにマッドフラップを取り付けて、保護する方法
いずれかを処置しましょう。
足周り フロントLSD装着
フロントはクスコMZRS1wayLSDを装着です、装着には必ず新品のベアリングを使ってください(当然)
ミッションを分解したときに気がつきました、ストーリアX4のミッションの3rdギアよりも、ギアあたり面が大きくなっています、ダイハツさんも少しは改良してきたのですね!

※:FrLSDクスコ装着の場合、イニシャルは7k〜10K
リアLSD装着
リアでフのLSDもクスコMZRS1.5WAYLSDを組み込みます、
フロントと同様ベアリングは新品でね!
また、ギアのバックラッシュも必ず取りましょう。

※:RrLSDクスコ装着の場合イニシャル0k〜2k
タワーバー
オクヤマ製 タワーバー装着(アルミシャフト)
タワーバーは絶対必要です、カウリングトップが非常に弱いのでタワーバー
で、補いましょう。
ただ、メーカーは安全ボディーとして必要だったのでしょう。
Frダンパー/スプリングの取付
ダンパーはオーリンズ/ラム式/車高調整式
スプリングはデュアルレート


※現在はノーマル車高がメインに調整(全日本でも荒れている路面が多いので)
Rrダンパー/スプリングの取付
ダンパーは、別タンク式
スプリングは、2.7k〜3.5kをテストまた15mm〜30mmのローダウン
スプリングをテスト、ローダウンは車両を製作した時にノーマルより重量が軽くなるため
Rrが上がってしまうための対処を含め調整している。
Rrスプリングはレギュレーション上車高調整式に出来ないため、
その仕様のたびに、スプリングを製作しなければならない(大変です)


※現在はノーマル車高がメイン
ステアリングラック 強化ブッシュ¥7000-(7350-)右側のみ
コーナーリング時の挙動の変化が改善され、安定しました
内装 ダッシュボード/内張りの取り付け
及びロールゲージの取付

ロールゲージはオクヤマ製の13Pで、オリジナル塗装
ブーンX4の白と同色にしました。
また、ロールゲージ取り付けの際、サイドバーを通す、内張りの切り取りや
リアバー取り付けに伴う内張りの切り取りが必要です、
あともう一箇所ピラー止めの部分の内張りも切り取りが必要です。

ステアリング/バケットシート/フットレスト/ヒールアジャストプレートの取付

フロアカーペットを取り外すと、フレームがあり足元が凸凹になっていますので、必ずヒールプレートは取り付けましょう。
また、フットレストは、取り付け位置や使用感がよくありませんが、
妥協をして取り付けましょう、でも対処が必要またはレギュレーションで
加工が可能な場合は、加工して取り付けることをお勧めします。
エンジン周り エアクリーナー

※上段  エアインクスGTを取付

※中段  ○スポーツ製エアクリーナー
       この商品の場合右図中段の矢印のように、吸入口を
       半分近く塞いでしまいます、これではせっかくのクリーナー
       も、だいなしですね!

※下段  トラスト製エアインクスGTでは、矢印部分が全て開口している
      ので、より多くのエアーが導入できます、
      しかし ただ今テスト中です。



問題点
車両重量 MSBとHGPの車両重量はカタログ上双方980kg
しかし実際にはMSBの方が結構軽い。
JAFレギュレーションは、カタログ掲載の車両重量
プラス50kgがN-2規定
場合によっては、通常で製作しては、規定に合わず
軽すぎる場合がある。(ウエイト調整は違反)


計測結果
レギュレーションでは980kg+50kg=1030kg以上
現在走行可能状態(ガソリン満タン)で1032kgになりました、
2kgのオーバーで、レギュレーション上OKです。
ABS(EBD付ブレーキアシスト付) 最近のレースなどではプロでもABS付の方がタイムが出ているようですが、ラリー/ダートラでは、乗りにくくなり、思うようなコントロールが出来ないのです、{でもいらないのは、ABSとEBDが一緒になっていることです、安全第一仕様だね}
(改造車クラスなら優れた装置が付けられるけどね)ではレギュレーションに合致する範囲で、どのようにすれば良いのか、ただ今思案中です。


※テスト中
 ABSを解除しないで、スポーツ走行をしていると、ブレーキが過熱気味になりやすいで すね(標準仕様でも14インチ仕様でも)、おそらくアシストブレーキがあるおかげで、自分のかけている力より多くブレーキ に負担をかけているのではないでしょうか?
Frのブレーキディスクを大型化するより、Rrのドラムブレーキを、ディスクにしたほうが、良いとおもいます。

ABSを解除しての走行では、加熱しにくいですね、今のところ!!
保安基準と安全上の関係でABS解除は公開できません。
あくまでも、競技場で仕様の事です!


リアの足回り
数回テストを重ねている内に、右図のようにタイヤがボディー及びロアアームに当たることが判りました。

右図A部は、叩いて平らにすればOKです。

問題はB部分!! タイヤサイズ185/65-14 SP85R
で当たります、これはダートでも舗装路でも、横Gが掛かったときに、ロアアームとホーシングがよれるので、当たるものと考えられる。
対処法としては、ブッシュの交換が不可欠です。
現在 いろいろな仕様のブッシュをテストしています。




Rrドラムブレーキ部のバックプレートの破損
これはRrドライブシャフトベアリングを押える役目も
有ります、その所の破損です、おそらく強度不足と思われます。
対処は、とりあえず ちょくちょく点検することでしょう
Fr足回り Frドライブシャフトのアウターのガタ(2000km〜3000km)
※Frドライブシャフトは取り外して、アウターが重いようでしたら、交換の時期です
対処@新品またはリビルトのドライブシャフトを購入し、アウターを分解してグリースを取り除く(なるべく綺麗に)
そこへ(ワコーズのバーフィールドグリース)を注入する、現在倍以上は持っています、ただし、バーフィールドグリースは1年位経過したら交換しましょう。08/0702
※現在当方にてアウターのみ発注することが出来るようになりました予価¥8820-(グリス、組み換え別)

Frハブベアリングのガタ
以上いずれも2500km位から、ガタが出だします(ダートラの場合)
ちょくちょく点検は必要なようです!!


トランスファーの破損(約4000km)
FrLSD・ceLSD・RrLSDの兼ね合いで、トランスファーの破損がおきやすくなる場合がある。

各LSDのイニシャルを、適度に設定しましょう。

各ギアは当店使用のHWPCで処理

FrLSDケースの破損(遅くても10000km)
FrとRrのイニシャルを、適正にすれば、破損しにくくなります
←このコーナーにご要望/ご質問などございましたら、どうぞメールをお寄せください。出来る範囲でお答えいたします。
登録
新車2名乗車 ※取り外したシートを固定するねじ穴を塞ぐ
管轄により違いがあるが
とちぎでは、新車時2名乗車登録は必要(中古の場合は、必要無いようです)
なぜなんだ、お役所仕事
ブーンX4
マイナー後
2007/01/26
HGP・・・・ダートラ仕様に製作開始
外観は変わっていないようですね。

基本的に、あまり変わっていないようです。
パネル、インスルメントの色が変わっていますね!
シートが変わりました。