第十七捕虜収容所

Stalag17 1953
モノクロ/120分/パラマウント

製作・・・・・・・ビリー・ワイルダー
製作補佐・・・ウィリアム・ショー
監督・・・・・・・ビリー・ワイルダー
脚本・・・・・・・ビリー・ワイルダー、エドウィン・ブラム
原作・・・・・・・ドナルド・ビーヴァン、エドマンド・トルチンスキー
撮影・・・・・・・アーネスト・ラズロ
編集監修・・・ドーン・ハリソン
編集・・・・・・・ジョージ・トマシーニ
美術・・・・・・・ハル・ペレイラ、フランツ・パチェリン
装置・・・・・・・サム・カマー、レイ・モイヤー
音楽・・・・・・・フランツ・ワックスマン
録音・・・・・・・ハロルド・ルイス、ジーン・ガーヴィン
監督助手・・・C・C・コールマン・ジュニア

出演

ウィリアム・ホールデン
ドン・テイラー
オットー・プレミンジャー
ロバート・ストラウス
ハーヴェイ・レムベック
リチャード・アードマン
ピーター・グレイヴズ
ギル・ストラットン・ジュニア
シグ・ルーマン


第二次世界大戦下のドイツ、アメリカ人捕虜収容所。

脱走計画や隠し持っていたラジオの露見が相次ぎ、
捕虜達は仲間内の誰かがドイツ軍に情報を流していると疑う。
疑いの目は 収容所での生活を抜け目なく過ごす軍曹セフトンに
向けられるが・・・。

収容所を舞台にしつつも、その趣きは軽やかでさえある。
時局に流されず、したたかに自分の進む道を見通している
男の姿が力強く、スリリングに描かれている。

「彼は伝統的なヒーローではなくて、ただの闇屋。
でもおもしろいキャラクターであり、ホールデンが
完璧に演じてくれた。」(ワイルダー)