七年目の浮気

出版社に勤務する結婚七年目の男。
妻子を避暑地に送り出し、自らは仕事の日々。
そこに魅力的な若い女性が現れて・・・

The Seven Year Itch 1955
カラー(デラックスカラー)/105分/パラマウント

製作・・・・・・・・・・・・・・・ビリー・ワイルダー、チャールズ・K・フェルドマン
製作補佐・・・・・・・・・・ドーン・ハリソン
監督・・・・・・・・・・・・・・・ビリー・ワイルダー
脚本・・・・・・・・・・・・・・・ビリー・ワイルダー、ジョージ・アクセルロード
原作・・・・・・・・・・・・・・・ジョージ・アクセルロード
撮影・・・・・・・・・・・・・・・ミルトン・クラスナー
編集・・・・・・・・・・・・・・・ヒュー・S・ファウラー
美術・・・・・・・・・・・・・・・ライル・ウィーラー、ジョージ・W・デイヴィス
装置・・・・・・・・・・・・・・・ウォルター・M・スコット、スチュアート・A・ライス
音楽・・・・・・・・・・・・・・・アルフレッド・ニューマン
録音・・・・・・・・・・・・・・・E・クレイトン・ウォード、ハリー・M・レナード
監督助手・・・・・・・・・・ジョゼフ・E・リッカーズ
タイトルデザイン・・・・・ソール・バス

出演

マリリン・モンロー
トム・イーウェル
イブリン・キース
ソニー・タフツ
ロバート・ストラウス
オスカー・ホモルカ
マルガリート・チャップマン



マリリン・モンローの魅力あふれる作品。
モンローの出演にあたり、カラー撮影が決められていたため、
ワイルダーには珍しくカラー映画となっている。

「あれはただの舞台劇にすぎない」と、ワイルダーの
コメントはそっけない。
主演俳優にウォルター・マッソーを 起用できなかったのも
心残りのひとつなのである。
(スクリーンテストで抜群の上手さを見せたマッソーだったが、
彼はまだ映画界では新人だったため、配役は舞台と同じく
トム・イーウェルに決定した。

しかし 次のようにも語っている。
「他に何もなくてもあのヒロインを発明したことで
あの映画はじゅうぶん価値があると思っていた」